SSブログ

富山地鉄14722-172号貸切撮影会20160828(3)真っ赤なトラムで。 [イマドキのTRAMたち(路面電車)]

富山の話題となると...
何だか説明的なことをグダグダと書き並べてしまって、話が遅々として進まず
記事はダラダラと長くなって...。ダメなブログの典型のような。

でも、書きながら、あんなことやこんなことが思い出されてきてしまうのだから
仕方がない。という訳で、富山地鉄、旧射水線に沿うような形で、新港東口から
県営渡船で対岸の越の潟に渡る...という当初予定は強風による渡船の欠航で
バスで新湊大橋を経由するルートに変更。とはいえ、ほとんど変わらないのだが...
目指す、万葉線は目と鼻の先なのだが...

09_DPP_5199.JPG
【2016年8月27日16時05分】 万葉線・坂下町-急患医療センター前

バスの経路の関係で、越の潟ではなく海王丸パークにやって来たのだった。
お目当ての、この電車が撮れるかどうかも心配なところだが、折角、来たのなら
少しだけ散歩してから。


……  ……

2016年8月27日(土)曇り

海王丸パークとは、その名の通り、帆船「海王丸」が係留されており、その周囲が
ちょっとした公園のような形で整備されているというもの。

08_DPP_5268.JPG
【2016年8月27日12時08分】 射水市・海王丸パーク付近

ドン曇り、風の強い日中ではあったが多くの方が訪れ、波しぶきがかかりそうな
柵ギリギリの場所に立って海を眺めて楽しんでいた。

そんな中、カメラを提げて歩く“おひとり様”のオッサン1名。完全に不審者である。

01_DPP_5269.JPG
【2016年8月27日12時10分】 射水市・海王丸パーク付近

という訳で、海王丸の全景を。無意識に「船首を左に置いて斜め前から撮ろう」と
カメラポジションを決めようとしてしまうのは、完全に<鉄>の習性である。
“公式サイドから形式写真を!!”と考えないでは居られないのである。

船のことは全然分からないのだが、この海王丸というのは<鉄>で言えば、
“動態保存”のような状態だろうか。年に何度か帆をひろげた状態で展示される
というのだが、もちろん、この日は。

そんな海王丸について「海王丸パーク」のウェブサイト(→ こちら)では


   海王丸は、商船学校の練習船として、誕生した帆船です。
   昭和5年2月14日に進水して以来、
   59年余の間に106万海里(地球約50周)を航海し
   11,190名もの海の若人を育てました。
   海王丸パークでは、この海王丸を現役のままで、公開しています。


とのこと。

02_DPP_5270.JPG
【2016年8月27日12時10分】 射水市・海王丸パーク付近

振り返れば、パークの南側には新湊大橋が架かっているのである。
先ほどのバスも、反対側、センターライン側に座っていれば海王丸を俯瞰できた
ということになるのか...。そちら側には海上保安庁の巡視船だろうか、係留中。

03_DPP_5271.JPG
【2016年8月27日12時11分】 射水市・海王丸パーク付近

灰色の空がバックなので映えないのだが...

  ♪ カモメが飛んだ~ カモメが飛んだ~

なぜか望遠レンズで追ってしまったのだった。

さぁ、そろそろ万葉線電車を撮りに行かないと!!
終点・越の潟の1つ手前が「海王丸」電停。パークの前の横断歩道を渡って
少し行ったあたりにあるのだが、そこは素通りして、折角だから線路沿いを
越の潟まで歩いてみることにした。10分ほどで到着。

04_DPP_5272.JPG
【2016年8月27日12時25分】 万葉線・越の潟電停付近

かつては線路が伸びていた部分に県営渡船の発着場。やはり「欠航中」の
看板は出されたまま。よく見れば「代行車」というのの運転もあるみたい。
(30分前までに予約の電話を入れないといけないとか...)

05_DPP_5273.JPG
【2016年8月27日12時32分】 万葉線・越の潟電停付近

しばらく待っていると、真っ赤な超低床式トラム、その名も「アイトラム」が
やって来た。降車客は無し。乗り込むのは自分だけ。12:37発の高岡駅ゆき。

06_manyo_free.jpeg

発車前の車内で1日フリーきっぷを購入。沿線で撮影されている映画のものと
この「ドラえもん」のものがあった。迷わず、ドラえもんを選択である。
ちなみに、万葉線がドラえもんを“推している(?)”のは作者の藤子F不二雄氏が
富山県高岡市の出身だから。

フリーきっぷを買ったついでに運転士さんに旧塗装になったデ7073号が、
この日、稼働しているかどうかを聞いてみたら、たぶん走っているけれど
もしかしたら車両交換されて入庫しているかも...とのこと。

超低床車「アイトラム」が増備されたとはいえ、吊り掛け駆動の旧型車も
使わないと車両運用を賄えない。夏場でも非冷房の旧型車が運用されている。

07_DPP_5278.JPG
【2016年8月27日13時14分】 万葉線・米島口電停

高岡市内の一部区間を除いて単線の万葉線、越の潟を出発した高岡駅ゆきが
お目当ての、デ7073号車が充当されているとのことだったが...

最初の交換駅・中新湊駅で交換した電車は確かに吊り掛け駆動のデ7070形だったが
真っ赤な広告塗装のデ7075号車だった。運転士さん「入庫したみたい」とのこと。
米島口の車庫にいるところを撮れるかも...。という訳で、その車庫がある
米島口で下車することにしたのである。もちろん、後続電車としてやって来る
デ7075号車を“迎え撃つ”のも目的の1つだった。

08_DPP_5277.JPG
【2016年8月27日13時03分】 万葉線・米島口電停

全線のほぼ中間に位置する米島口、主に専用軌道を走ってきた電車はここから
終点の高岡駅まで道路上の併用軌道を走る。その米島口電停に隣接するのが
万葉線の車両基地。本社機能もここに置かれている。

ということで、お目当てのデ7073号車は??

05_DPP_5194.JPG
【2016年8月27日13時05分】 万葉線・米島口車庫

いた!!!
庫内で整備を受けているところだった。

その姿を一目見ることができただけでも...、そんな心境だったのだが、
車庫周辺をウロウロと歩き回っていると...。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

nice!(22)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 22

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0