夏の来た北東北へ（９）世界遺産へ...到着するまで。 [鉄分の濃い旅行記録]
仕事の方は、久々に本気を出して、最もピンチな状態を何とか切り抜けて、
今日は公休日。某公共放送の大相撲中継を楽しみにのんびり過ごしている。
【2014年7月6日9時56分】 富山地鉄立山線・本宮駅
北東北を訪れて以来、もうすぐ1ヶ月になろうとしている。
その間には富山を訪れてもいるのだが...、ブログの方はなかなか進まない。
あのディープなバス旅の話題はいつになることか...
なお、本日の記事は＜鉄＞分が少なめ。自分の“専門外”の話題になるため、
文章は長いクセして内容は希薄な気が...、
拙ブログも、もっと幅広い話題で深みのある記事を書きたいけれど...
まぁ、そんなことはムリ。
「知力の限界!!」、振り絞るように言った、あの名横綱の引退会見を思い出す。
という訳で、花巻を後に仙台に向かった話題。
…… ……
2014年6月25日（水）晴れ
【2014年6月25日9時37分】 東北本線・花巻駅
花巻駅を9:38に発車した一ノ関ゆき普通列車、車内はわずかな乗客。
窓からは陽の光が射し込み、＜変態鉄＞も車内でウトウト。
車内は地元のお客さんの他、リュックサックを持ったシニア世代の観光客の姿も。
1時間弱、北上川沿いの真新しいコンクリート橋にさしかかった付近から
右手の車窓には、駐車場を埋め尽くす観光バスと大勢の観光客の姿。
緩やかなカーブを曲がると、列車は対向式ホームの小さな駅に滑り込む。
平泉駅に到着したのは10:21、車内の乗客のかなりの部分がここで下車。
【2014年6月25日10時24分】 東北本線・平泉駅付近
駅から中尊寺までは約2 km、着替えやノートPCなどの入ったバッグを担いで
炎天下を2 kmの道のり、それを往復するのは辛い。
駅前からは中尊寺を経由する巡回路線バスも発着しているようで、列車を降りた人の
大半はタクシーか、そのバス乗り場に向かったが...
ここでアタマをよぎったのは...、バスもタクシーも無料ではないと言うこと。
その数百円を節約しようと、駅前広場を抜け、線路沿いの道を中尊寺方面に歩き出した。
この、ケチっぷりこそが＜変態鉄＞なのである。
駅前は“観光地仕様”だったが、駅前広場を離れれば、しもたや風の木造建築が並ぶ
寂れた街並み。ほどなく東北本線の踏切を越えて、田んぼの中の1本道。
暑かった。しかも、徒歩の観光客というのは“想定の範囲外”なのだろうか、
案内看板などもほとんど見られず、自分の歩いているルートは“多分正しいのだろうなぁ”
すれ違う人もなく、確認する術もなかったのだが。
【2014年6月25日10時33分】 岩手県西磐井郡平泉町
左手に広～い荒れ地のような所が。
【2014年6月25日10時33分】 岩手県西磐井郡平泉町
よく見ると、遠くで発掘調査を行う人々の姿。ここは無量光院跡。
平安時代後期に栄えた奥州藤原家、その三代・秀衡がつくった寺院の跡だとのこと。
「吾妻鏡」に“平等院鳳凰堂を模した本堂”ということが書かれていたという。
現在、発掘作業が進行中。
【2014年6月25日10時43分】 岩手県西磐井郡平泉町・中尊寺
再び、東北本線の踏切を渡ると、徐々に道路沿いには観光客相手の商店が。
ほどなく中尊寺に到着。でも、ここからが...
【2014年6月25日10時45分】 岩手県西磐井郡平泉町・中尊寺
「月見坂」という素敵な名前の割には、鬱蒼とした木々の中、ダラダラ登りは
運動不足肥満体質睡眠不足の＜変態鉄＞にはとにかく堪えた。
何度も休憩しながら、金色堂までの1 kmほどの道のり、少しずつ登っていった。
…… ……
途中、弁慶堂という小さなお堂の向かいに、展望台のようになった場所が...
東北本線の車窓に、この中尊寺が見えたと言うことは...
やはり、＜鉄＞の血が騒ぐのだった。
【2014年6月25日10時45分】 東北本線・平泉－前沢（後追い）
木々の間から線路を見渡せるポジションを見つけるや否や、視界に飛び込んできたのは
赤い電気機関車に牽引されたコンテナ列車。慌ててEOSくんを取り出して...
貨物列車の後追い写真など、鉄道写真としてはダメダメだが、
でも、このタイミングで撮れたのはラッキー。
EH500が牽く下り貨物列車は、前沢駅に向かっていっきにダッシュしていったのだった。
ちなみに、この写真、焦点距離は190 mm。
もう少し超望遠側にすれば、「中尊寺俯瞰」などという撮り方も可能か??
【2014年6月25日10時57分】 岩手県西磐井郡平泉町・中尊寺
さらに進んで、ようやく本堂の前に到着。
【2014年6月25日11時04分】 岩手県西磐井郡平泉町・中尊寺
もちろん参拝するのだが、金色堂はまだまだ先なのである。
多くの方が行き交う月見坂、オバチャンたちの団体は元気そのもの。
正直言って、どーしようもないような会話、聞き耳を立てているわけでもなく、
聞きたくもないのだが、あの声の大きさだと聞こえてきてしまう。
賑やかな団体客、汗だくのTシャツが背中に“ベチョ～”と貼り付いてくる感触...
ちょっとイライラしながら、歩き続けるのだった。（つづく）
…… ……
拙ブログに時折登場する、こういう“旅ブログ”風の鉄分希薄な記事、
お読みいただいている皆さんとしては、いかがお感じでしょう??
「＜非鉄＞ネタだとアクセス数が激減」という拙ブログにまつわるジンクス、
これを跳ね返せる記事になったのかどうか...
でも、次記事も平泉の話題が続くわけです。
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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今日は公休日。某公共放送の大相撲中継を楽しみにのんびり過ごしている。
【2014年7月6日9時56分】 富山地鉄立山線・本宮駅
北東北を訪れて以来、もうすぐ1ヶ月になろうとしている。
その間には富山を訪れてもいるのだが...、ブログの方はなかなか進まない。
あのディープなバス旅の話題はいつになることか...
なお、本日の記事は＜鉄＞分が少なめ。自分の“専門外”の話題になるため、
文章は長いクセして内容は希薄な気が...、
拙ブログも、もっと幅広い話題で深みのある記事を書きたいけれど...
まぁ、そんなことはムリ。
「知力の限界!!」、振り絞るように言った、あの名横綱の引退会見を思い出す。
という訳で、花巻を後に仙台に向かった話題。
…… ……
2014年6月25日（水）晴れ
【2014年6月25日9時37分】 東北本線・花巻駅
花巻駅を9:38に発車した一ノ関ゆき普通列車、車内はわずかな乗客。
窓からは陽の光が射し込み、＜変態鉄＞も車内でウトウト。
車内は地元のお客さんの他、リュックサックを持ったシニア世代の観光客の姿も。
1時間弱、北上川沿いの真新しいコンクリート橋にさしかかった付近から
右手の車窓には、駐車場を埋め尽くす観光バスと大勢の観光客の姿。
緩やかなカーブを曲がると、列車は対向式ホームの小さな駅に滑り込む。
平泉駅に到着したのは10:21、車内の乗客のかなりの部分がここで下車。
【2014年6月25日10時24分】 東北本線・平泉駅付近
駅から中尊寺までは約2 km、着替えやノートPCなどの入ったバッグを担いで
炎天下を2 kmの道のり、それを往復するのは辛い。
駅前からは中尊寺を経由する巡回路線バスも発着しているようで、列車を降りた人の
大半はタクシーか、そのバス乗り場に向かったが...
ここでアタマをよぎったのは...、バスもタクシーも無料ではないと言うこと。
その数百円を節約しようと、駅前広場を抜け、線路沿いの道を中尊寺方面に歩き出した。
この、ケチっぷりこそが＜変態鉄＞なのである。
駅前は“観光地仕様”だったが、駅前広場を離れれば、しもたや風の木造建築が並ぶ
寂れた街並み。ほどなく東北本線の踏切を越えて、田んぼの中の1本道。
暑かった。しかも、徒歩の観光客というのは“想定の範囲外”なのだろうか、
案内看板などもほとんど見られず、自分の歩いているルートは“多分正しいのだろうなぁ”
すれ違う人もなく、確認する術もなかったのだが。
【2014年6月25日10時33分】 岩手県西磐井郡平泉町
左手に広～い荒れ地のような所が。
【2014年6月25日10時33分】 岩手県西磐井郡平泉町
よく見ると、遠くで発掘調査を行う人々の姿。ここは無量光院跡。
平安時代後期に栄えた奥州藤原家、その三代・秀衡がつくった寺院の跡だとのこと。
「吾妻鏡」に“平等院鳳凰堂を模した本堂”ということが書かれていたという。
現在、発掘作業が進行中。
【2014年6月25日10時43分】 岩手県西磐井郡平泉町・中尊寺
再び、東北本線の踏切を渡ると、徐々に道路沿いには観光客相手の商店が。
ほどなく中尊寺に到着。でも、ここからが...
【2014年6月25日10時45分】 岩手県西磐井郡平泉町・中尊寺
「月見坂」という素敵な名前の割には、鬱蒼とした木々の中、ダラダラ登りは
運動不足肥満体質睡眠不足の＜変態鉄＞にはとにかく堪えた。
何度も休憩しながら、金色堂までの1 kmほどの道のり、少しずつ登っていった。
…… ……
途中、弁慶堂という小さなお堂の向かいに、展望台のようになった場所が...
東北本線の車窓に、この中尊寺が見えたと言うことは...
やはり、＜鉄＞の血が騒ぐのだった。
【2014年6月25日10時45分】 東北本線・平泉－前沢（後追い）
木々の間から線路を見渡せるポジションを見つけるや否や、視界に飛び込んできたのは
赤い電気機関車に牽引されたコンテナ列車。慌ててEOSくんを取り出して...
貨物列車の後追い写真など、鉄道写真としてはダメダメだが、
でも、このタイミングで撮れたのはラッキー。
EH500が牽く下り貨物列車は、前沢駅に向かっていっきにダッシュしていったのだった。
ちなみに、この写真、焦点距離は190 mm。
もう少し超望遠側にすれば、「中尊寺俯瞰」などという撮り方も可能か??
【2014年6月25日10時57分】 岩手県西磐井郡平泉町・中尊寺
さらに進んで、ようやく本堂の前に到着。
【2014年6月25日11時04分】 岩手県西磐井郡平泉町・中尊寺
もちろん参拝するのだが、金色堂はまだまだ先なのである。
多くの方が行き交う月見坂、オバチャンたちの団体は元気そのもの。
正直言って、どーしようもないような会話、聞き耳を立てているわけでもなく、
聞きたくもないのだが、あの声の大きさだと聞こえてきてしまう。
賑やかな団体客、汗だくのTシャツが背中に“ベチョ～”と貼り付いてくる感触...
ちょっとイライラしながら、歩き続けるのだった。（つづく）
…… ……
拙ブログに時折登場する、こういう“旅ブログ”風の鉄分希薄な記事、
お読みいただいている皆さんとしては、いかがお感じでしょう??
「＜非鉄＞ネタだとアクセス数が激減」という拙ブログにまつわるジンクス、
これを跳ね返せる記事になったのかどうか...
でも、次記事も平泉の話題が続くわけです。
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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幸いです。コメント欄にお願いいたします。
僕は＜非鉄＞ネタ大好きですよ。
偶には苦手だという＜食べ物＞も紹介して欲しいです。
流石に5Dでは撮りづらいでしょうねぇ。僕はデジイチの
他に食べ物や土産物撮影用にコンデジを持ち歩いています。
by johncomeback (2014-07-17 05:49)
johncomebackさん
コメントありがとうございます。
食べ物も挑戦したいという気持ちはあるのですが...
コンデジも持っているのですが...
何となく、出された食べ物にカメラを向けるのができないんですよね。
あと、ボキャブラリーが貧困なので、食べたときの感想が「う～ん、おいしい!!」くらいしか書けなさそうな気がします。
まぁ、こんど、一度挑戦してみようかと。
by あるまーき (2014-07-17 10:05)