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2017夏、中国地方へ(30)午前はキハ303 [保存車・廃線跡]

吉ヶ原の展示運転は午前10時から午後4時までに昼休みを挟んで9往復の運転。
大雑把に言えば、動態保存されている旅客列車は、キハが3両と客車列車
(DD13ディーゼル機関車が牽引する)の4種類。その中心は、やはりキハ。

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【2017年9月3日10時49分】 岡山県美咲町・柵原ふれあい鉱山公園(黄福柵原駅)

動態保存のキハ3両は“三車三様”、黄福柵原駅に留置中のキハ312号車だけは
戦後の自社発注車。あとの2両は国鉄の内燃動力車黎明期を代表する2形式。

前回の訪問時は1936年(昭和11年)製のキハ702号車を楽しんだ。
この朝は...

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2017夏、中国地方へ(29)そして、再びの吉ヶ原へ [保存車・廃線跡]

自分が本格的に(?)<鉄>活動を始めたのは90年台後半。
高校生から大学生になって行動半径が広がってから。特に大学時代はバイトで
貯めた“軍資金”で、時間を見つけては全国各地へ。

そのときにも国鉄型をはじめ、魅力的な車両たちは(今思えば)たくさんあった。
でも、そのことに気づくことができたときには、既にその姿は無く...

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【2017年9月3日10時48分】 岡山県美咲町・柵原ふれあい鉱山公園(黄福棚原駅)

そういった中、全国にはいくつか、廃線となった鉄道路線をボランティアが
中心となって保存運転しているところがある。

岡山県美咲町にある「柵原ふれあい鉱山公園」では、毎月第一日曜日に
かつてここに発着していた同和鉱業片上鉄道線の車両の展示運転が行われる。
初めてこの地を訪れたのは、7月の第一日曜日(→ こちら)。

でも、1回では楽しみ尽くす...まではできなかったので、再度のチャンスを
待っていた。

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2017夏、中国地方へ(28)「同和鉱業片上鉄道」の名残を探して [保存車・廃線跡]

<変態鉄>はあまり好きでは無いのだが、“ニラレバ”というのがある。
中華料理店の定番メニューだろうか、レバーとニラの炒め物である。
一方、鱈の身とレバーを炒めたものが“タラレバ”である。

その“タラレバ”。
<変態鉄>が、つくづく思うのは「あと10年早く生まれていたら...」ということ。
そうしたら、ちょうど大学生になる頃に分割民営化を迎えていた。
ついでにバブル景気にも間に合って、もっと楽しく過ごせたのでは無いか...
と思ったりする。それこそが“タラレバ”!?

さて、ちょうど、<鉄>活動を本格化させ、全国を飛び回った頃に国鉄型が。
それに、その気になったら日帰りできる範囲に、こんなスゴい路線が現役で...

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【2017年9月3日10時42分】 岡山県美咲町・柵原ふれあい鉱山公園(黄福棚原駅)

そう思う路線の1つが岡山県の東部を南北に走っていた“同和鉱業片上鉄道線”。
終点(の1つ手前)の旧吉ヶ原駅構内で月に1度、保存会による展示運転が行われる。
それが今回の目的の1つだったが、翌日に控え、その起点・片上駅跡を訪れた。

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2017夏、中国地方へ(27)「臨港鉄道」の名残を探して [保存車・廃線跡]

岡山県内にも国鉄の駅から分岐していく中小私鉄がいくつもあったという。
クルマの普及もあって、高度経済成長期以降、その多くは姿を消していくことになった。

その多くは<変態鉄>が生まれる前か、<鉄>として各地に撮りに行くようになる
以前の時期に姿を消している。自分にとっては、本の中の文章と写真でその姿を
知るだけなのだが。

そんな中、いまも残っているのは水島臨海鉄道、でも、同じように国鉄駅から
臨海部の工業地帯を結びつつ、旅客輸送を行っていた路線がもう1つあった。

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【2017年9月2日14時31分】 岡山市南区築港元町付近

JR瀬戸大橋線の大元駅から岡南地区へ、1984年(昭和58年)に全廃となった
岡山臨港鉄道である。一般の鉄道路線として営業していたのは30年間ほど、
大元-岡山港で8キロほど、末期には大元-築港元町の6.6キロのミニ私鉄。
岡南地区の住宅街、すでに廃線跡はほとんど残っていないと言うが、
末期の終点、築港元町駅周辺には保存車があるそうで...

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2017夏、中国地方へ(22)呉線の栄光!? [保存車・廃線跡]

秋も深まってきて。いよいよ暑さも一段落、<撮り鉄>には最高の季節...と
思いつつ、仕事の方がなかなか...。

忙しさと予期せぬ事態と。おかげでブログの方は事実上の放置状態。
ただとりあえず、毎晩記事をアップしているだけで...
気になっているブログもなかなか訪問させて頂くこともできず。

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【2017年10月1日12時48分】 いすみ鉄道・総元-西畑

先日、無理を承知で大多喜まで撮りに行ったわけだが...

すでに稲刈りは済んでおり、沿線では柿がたわわに実っているのが見られた。
“秋らしい写真”も撮っておきたいところ。

そのためにも、休暇なんて言わないので、せめて公休日くらいは休みたい...と。

でも、そんなことばかり言っていても仕方ないので。
今日も引き続き、9月1日の広島での撮影記。

お昼からドン曇りになってきた広島、「曇りの日限定」の撮り方で
原爆ドームをバックに走る広電の路面電車を撮った後は...

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2017夏、中国地方へ(8)呉市電1001号車 [保存車・廃線跡]

今日の話題に入る前に。
そう、「ことでん」のイルカ駅員、ことちゃんも泣いているけれど、台風18号!!

皆さんのお住まいの地域は大丈夫でしたでしょうか。

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日曜日は午前中だけ仕事が入っていて。15時からの大相撲中継に間に合うように
帰宅したはずだったのだが...

そう、台風のせいで放送開始が、何と17時過ぎ。幕内後半戦だけになってしまい。
“地デジ”が始まるときには、サブちゃん...ではなくて、サブチャンネル方式
などと言っていた割にこういうときには使わない。

こういうときこそ、サブチャンネル方式だと思うのだが、深夜帯の海外のスポーツ
中継には使っているクセに、こういうときには...。何とかして欲しい。

さて、5泊6日の旅の話題なのに、すでに7回目でまだ初日。
でも、相変わらず。

呉ポートピアパークには呉市電の1001号車が保存されている。

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東京湾をぐるっと1周(4)赤い電車は白い線。<後編> [保存車・廃線跡]

東京は8月になってから、雨ばかりですっきりと晴れ渡った日がないのだとか。
まるで梅雨時のような。猛暑で無いのは嬉しいのだが、夜は布団をかけて寝ないと
肌寒いくらいで。そんなこんなで、体調を崩してしまった。

明日、金曜日は久々の公休日。“青春18きっぷ”の旅の第2弾を予定していたのが
どうやら中止しないと...う~ん。

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【2017年8月12日10時33分】 神奈川県逗子市・第一運動公園(デハ601)

ということで、とことん引っ張るこのシリーズ。
1両の静態保存車の紹介で、2日分の記事を書いてしまうのだから...

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東京湾をぐるっと1周(3)赤い電車は白い線。<前編> [保存車・廃線跡]

  ♪ 横須賀から 汐入 追浜 金沢八景 金沢文庫 ~

と唄い出すのは百恵ちゃんの「I CAME FROM 横須賀」という曲。
“赤い電車は白い線”とか“快速特急”とか、京急電車を意識したのは明らかな
歌詞は阿木燿子さんによる。<変態鉄>が生まれる前年、1977年(昭和52年)に
発表された百恵ちゃんのアルバムの中に収録されている。

ちなみに、京急の「快速特急」(現在の「快特」)が誕生したのは、
1968年(昭和43年)頃のこと。当初は三浦半島方面への行楽列車という位置づけ。
いまよりも停車駅数も少なかったという。

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【2016年10月24日12時16分】 京浜急行電鉄久里浜線・逸見駅

現在でも、首都圏では珍しい、特別料金不要でありながら2扉クロスシート車の
2100形が運用されている(増発もあって、3扉車の運用が多くなったが...)。
ちなみに、“快特専用車”的な位置づけの車輌としては2100形で3代目となる。

そんな京急「快特」の初代“快特専用車”とも言えそうなのが、先代の600形。
ただ、<変態鉄>が小学校に上がる頃には京急での活躍に終止符を打っており、
この目で見ることはなかった。

そんな600形、なぜか保存例が少なくて。

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京王線でおでかけ(1)保存車探訪-営団652号車 [保存車・廃線跡]

鉄道趣味にもいろいろな“ジャンル”があるのだが...、あいかわらず、
マイナー路線をゆく<変態鉄>、公園などに保存された静態保存車を訪ね歩くのも
好きなのである。残念ながら、部品が欠落し、塗装は剥げ落ち、錆びてボロボロ、
そんな個体に出会うこともあるが、でも、自分が乗ったことのある車輌が
美しい姿を保って保存されているのを見ると嬉しいもの。

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【2017年7月24日12時01分】 東京都八王子市・コニカミノルタサイエンスドーム

現役時代の同車とは縁の薄い、東京都八王子市の「サイエンスドーム」に保存
されているのが、営団地下鉄丸ノ内線を走った500形652号車。

臙脂色のシートに座れば、四半世紀前、小学生の頃に乗っていた頃の車内と
全く変わらず。市政100周年を記念して、リニューアルが行われたみたいで、
現役時代を彷彿とさせる、美しい姿で保存されていた。

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美作にキハを追って(12)ほかの保存車たち [保存車・廃線跡]

夏休みの繁忙期を前に、昨日から3連休。19日までお休みの<変態鉄>。
でも、出撃はせずに持ち帰った仕事をしながら、15時からは大相撲観戦。
誠に遺憾ながら、あの横綱が順当に優勝してしまうのだろうか。

でも、20代前半の若い力のある力士たちが少しずつ上位陣を脅かす存在に。
序盤で休場者が相次いだとはいえ、場所への興味は絶えること無く。

さてさて、そんな中、拙ブログは相変わらず7月2日の旧片上鉄道・吉ヶ原駅での
展示運転の話題。

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【2017年7月2日9時25分】 片上鉄道保存会・吉ヶ原駅

戦前生まれのキハの走りも堪らないのだが...

でも、合わせて11両、ディーゼル機関車、客車、貨車、ディーゼル動車と
さまざまな車種が保存されており...

車庫で休んでいて撮れなかったものもあるが、それらをご紹介したい。

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