さぁ、最後の「ちてつ顔」を撮りに(後半9)最後の、越中舟橋駅 [雷鳥色の電車たち[富山地鉄]]
水島臨海鉄道への“出撃”と「ブログ開設8周年」のご挨拶で、すっかり間が
空いてしまったわけで...
気づけば、いつの間にか、あの日から1ヶ月が経過して...
(自分の住むエリアは大したことなかったのだが...)台風の影響で“出撃”予定に
変更が生じたり、仕事のスケジュールが変わって忙しくなったり...
ついこの前のことのように思っていたのに、いつの間にか1ヶ月が過ぎていて。
【2019年9月29日16時54分】 富山地鉄本線・越中舟橋駅
11月2日には14722編成の“お別れイベント”も、「ちてつ電車フェスティバル」の
前夜祭の形で行われることになっており。(<変態鉄>は仕事と重なっていて...)
ついに、フタフタ編成の活躍にも終止符が打たれる日が近づいてきたのである。
できれば、もう一度だけ撮りに行きたいと思うのだが...。(予算が...嗚呼)
ということで、9月29日の「富山地鉄10020形 LAST RUNイベント」の話題。
16時半をまわって、すっかり薄暗くなった越中舟橋駅に臨時電車がやってくる。
…… ……
2019年9月29日(日)曇り
富山地鉄の撮影地の中でも1, 2を争う名シーンが撮れる定番ポイントは
越中荏原-越中三郷間の常願寺川鉄橋、特に夕方には富山市の東側に聳える
立山連峰の山々に夕陽が当たって。それをバックに地鉄電車が撮れれば...
でも、この日はドン曇り。もともと雨予報だったので、降らなかっただけでも
御の字だったのである。<変態鉄>はタクシーを呼んででも、魚津市と滑川市の間に
架かる早月川鉄橋で撮りたくて。
【2019年9月29日15時17分】 富山地鉄本線・越中中村-西魚津
ということで、早月川鉄橋でひとりカメラを構えていた<変態鉄>。
天気のこともあって、常願寺川鉄橋は敬遠。臨時電車を追いかけるように定期の
営業列車で越中舟橋駅にやって来た訳で。
ということで、多くの参加者とともに越中舟橋駅の東側、線路沿いに三脚を置き、
進入してくる10025-10026編成を。最後の最後の走行シーンである。
試し撮りは5分前の上市ローカル。
こういう暗くなってきたときの“セオリー”は...
1) 駅至近で撮る 2) 正面ドカン!! を狙う 3) 列車を少し遠めに置く
の3つ。いずれも列車の速度、見た目の速度を少しでも低下させるための策。
だから、もう、この構図しか考えられなかった。予定の時刻に踏切機が作動して...
【2019年9月29日16時44分】 富山地鉄本線・越中三郷-越中舟橋
もう無我夢中である。レリーズスイッチを握りしめて。
錆色の架線柱、僅かに見えるススキ...
晩秋のお別れ運転に相応しい写真が撮れた...と、撮った自分としては満足度の高い
1枚になったのである。
【2019年9月29日16時44分】 富山地鉄本線・越中三郷-越中舟橋
もちろん、ずっと連写していたわけで。このカットも何とか思っていたように...
そう、地鉄電車の中で最難関の被写体であり続けた、モハ10026号車の“顔”アップ。
【2019年9月29日16時45分】 富山地鉄本線・越中舟橋駅
ゆっくりゆっくりと越中舟橋駅の副本線側のホームへと入っていって。
すぐに方向幕も、特急幕に変えられて。でも、ゆっくり撮影できるわけでは無く。
そう、ホームも構内踏切も多くの<鉄>で。
【2019年9月29日16時46分】 富山地鉄本線・越中舟橋駅
地鉄電車...とりわけ、旧富山電鐵の区間は駅が急カーブに設けられていることが
多くて。望遠レンズで覗くと、思いっきり傾いているのが分かる。
隣の駅舎側のホームに入ってくるのは、岩峅寺駅からの第1336列車。
「60だいこん」である。新旧だいこん電車の並びシーンを撮るのも...
何もかもが「コレで最後」なのである。
さぁ、線路柵のところでぎっしりすき間無く三脚を置いてカメラを向けていた
参加者たち、自分も含めて“民族大移動”の始まりである。
急いで三脚を畳んだら...、一斉に向かうのは越中舟橋駅のホームである。
構内踏切から撮れるモハ10025号車側にも多くの撮影者。でも、<変態鉄>としては
迷わずモハ10026号車側へ。
【2019年9月29日16時51分】 富山地鉄本線・越中舟橋駅
稲荷町までの最後の行程、発車まで、あと10分余り。車掌さんが撮影している
参加者に方向幕のリクエストを募り。
上市側がモハ10026号車、だから、稲荷町に向かうときには、こちらは最後部。
でも、撮影のために前照灯も点けてくれるサービスで。
「特急 電鉄黒部」は、数年前までは“使わない表示”の1つだったのだが...
新幹線開業で定期運用にも登場して。この編成が使われることがあったかどうか...
なのだが。
【2019年9月29日16時53分】 富山地鉄本線・越中舟橋駅
そして、こちらはクハ付き3連で、春のアルペンルート開業直後の多客期に
走ったことがあったはず。10020形の「急行 立山ゆき」、もちろん、それでも
モハ10026号車だと非常にレアなカットになる訳で。
【2019年9月29日16時53分】 富山地鉄本線・越中舟橋駅
“幕回し”の途中に登場したのが「急行 上市ゆき」。
近年のダイヤでは久しく見られない列車の筈。
【2019年9月29日16時54分】 富山地鉄本線・越中舟橋駅
そして、コレ。白い丸看板。かなり年季の入ったものだろうか。
「普通 電鉄富山 ←→ 立山」となっているが、寺田経由か南富山経由なのか
それが書かれていないというのも、いまでは見られない存在。
だんだん周囲は暗くなってきて、ISO値を「400」に設定している<変態鉄>、
何だか感度を上げるのが悔しくて。手持ち撮影だとかなり厳しい状況になっても、
頑張っていたのである。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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空いてしまったわけで...
気づけば、いつの間にか、あの日から1ヶ月が経過して...
(自分の住むエリアは大したことなかったのだが...)台風の影響で“出撃”予定に
変更が生じたり、仕事のスケジュールが変わって忙しくなったり...
ついこの前のことのように思っていたのに、いつの間にか1ヶ月が過ぎていて。
【2019年9月29日16時54分】 富山地鉄本線・越中舟橋駅
11月2日には14722編成の“お別れイベント”も、「ちてつ電車フェスティバル」の
前夜祭の形で行われることになっており。(<変態鉄>は仕事と重なっていて...)
ついに、フタフタ編成の活躍にも終止符が打たれる日が近づいてきたのである。
できれば、もう一度だけ撮りに行きたいと思うのだが...。(予算が...嗚呼)
ということで、9月29日の「富山地鉄10020形 LAST RUNイベント」の話題。
16時半をまわって、すっかり薄暗くなった越中舟橋駅に臨時電車がやってくる。
…… ……
2019年9月29日(日)曇り
富山地鉄の撮影地の中でも1, 2を争う名シーンが撮れる定番ポイントは
越中荏原-越中三郷間の常願寺川鉄橋、特に夕方には富山市の東側に聳える
立山連峰の山々に夕陽が当たって。それをバックに地鉄電車が撮れれば...
でも、この日はドン曇り。もともと雨予報だったので、降らなかっただけでも
御の字だったのである。<変態鉄>はタクシーを呼んででも、魚津市と滑川市の間に
架かる早月川鉄橋で撮りたくて。
【2019年9月29日15時17分】 富山地鉄本線・越中中村-西魚津
ということで、早月川鉄橋でひとりカメラを構えていた<変態鉄>。
天気のこともあって、常願寺川鉄橋は敬遠。臨時電車を追いかけるように定期の
営業列車で越中舟橋駅にやって来た訳で。
ということで、多くの参加者とともに越中舟橋駅の東側、線路沿いに三脚を置き、
進入してくる10025-10026編成を。最後の最後の走行シーンである。
試し撮りは5分前の上市ローカル。
こういう暗くなってきたときの“セオリー”は...
1) 駅至近で撮る 2) 正面ドカン!! を狙う 3) 列車を少し遠めに置く
の3つ。いずれも列車の速度、見た目の速度を少しでも低下させるための策。
だから、もう、この構図しか考えられなかった。予定の時刻に踏切機が作動して...
【2019年9月29日16時44分】 富山地鉄本線・越中三郷-越中舟橋
もう無我夢中である。レリーズスイッチを握りしめて。
錆色の架線柱、僅かに見えるススキ...
晩秋のお別れ運転に相応しい写真が撮れた...と、撮った自分としては満足度の高い
1枚になったのである。
【2019年9月29日16時44分】 富山地鉄本線・越中三郷-越中舟橋
もちろん、ずっと連写していたわけで。このカットも何とか思っていたように...
そう、地鉄電車の中で最難関の被写体であり続けた、モハ10026号車の“顔”アップ。
【2019年9月29日16時45分】 富山地鉄本線・越中舟橋駅
ゆっくりゆっくりと越中舟橋駅の副本線側のホームへと入っていって。
すぐに方向幕も、特急幕に変えられて。でも、ゆっくり撮影できるわけでは無く。
そう、ホームも構内踏切も多くの<鉄>で。
【2019年9月29日16時46分】 富山地鉄本線・越中舟橋駅
地鉄電車...とりわけ、旧富山電鐵の区間は駅が急カーブに設けられていることが
多くて。望遠レンズで覗くと、思いっきり傾いているのが分かる。
隣の駅舎側のホームに入ってくるのは、岩峅寺駅からの第1336列車。
「60だいこん」である。新旧だいこん電車の並びシーンを撮るのも...
何もかもが「コレで最後」なのである。
さぁ、線路柵のところでぎっしりすき間無く三脚を置いてカメラを向けていた
参加者たち、自分も含めて“民族大移動”の始まりである。
急いで三脚を畳んだら...、一斉に向かうのは越中舟橋駅のホームである。
構内踏切から撮れるモハ10025号車側にも多くの撮影者。でも、<変態鉄>としては
迷わずモハ10026号車側へ。
【2019年9月29日16時51分】 富山地鉄本線・越中舟橋駅
稲荷町までの最後の行程、発車まで、あと10分余り。車掌さんが撮影している
参加者に方向幕のリクエストを募り。
上市側がモハ10026号車、だから、稲荷町に向かうときには、こちらは最後部。
でも、撮影のために前照灯も点けてくれるサービスで。
「特急 電鉄黒部」は、数年前までは“使わない表示”の1つだったのだが...
新幹線開業で定期運用にも登場して。この編成が使われることがあったかどうか...
なのだが。
【2019年9月29日16時53分】 富山地鉄本線・越中舟橋駅
そして、こちらはクハ付き3連で、春のアルペンルート開業直後の多客期に
走ったことがあったはず。10020形の「急行 立山ゆき」、もちろん、それでも
モハ10026号車だと非常にレアなカットになる訳で。
【2019年9月29日16時53分】 富山地鉄本線・越中舟橋駅
“幕回し”の途中に登場したのが「急行 上市ゆき」。
近年のダイヤでは久しく見られない列車の筈。
【2019年9月29日16時54分】 富山地鉄本線・越中舟橋駅
そして、コレ。白い丸看板。かなり年季の入ったものだろうか。
「普通 電鉄富山 ←→ 立山」となっているが、寺田経由か南富山経由なのか
それが書かれていないというのも、いまでは見られない存在。
だんだん周囲は暗くなってきて、ISO値を「400」に設定している<変態鉄>、
何だか感度を上げるのが悔しくて。手持ち撮影だとかなり厳しい状況になっても、
頑張っていたのである。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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