さぁ、最後の「ちてつ顔」を撮りに（後半6）午後の部、臨時電車 ＜前編＞ [雷鳥色の電車たち［富山地鉄］]
＜変態鉄＞は、趣味的な面では、かなり保守的な考え方の持ち主である。
でも、それ以外では...
支出のほとんどは“キャッシュレス化”して久しく。別に、今回の消費税引き上げで
慌てて始めたのでは無くて学生時代から。そういえば、最初の大学の時代、
卒論に書いたのは電子マネーの普及可能性だった。
そんなわけで、コンビニでジュースを買ったり...の少額決済は電子マネー、
だいたい、1,000円を超える支払いになるとクレジットカードにしている。
だから現金は必要最小限しか持っていない。ということで、1つ困るのは...
そう、「いくら使ったのか記憶に残りにくい」こと。先月分のクレジットカードの
明細が届いたのだが、それを見たら、ちょっと驚きを隠せない金額になっていて。
それにしても「ANAチケットレスサービス」、頑張りすぎである。
まぁ、その分、来月は“出撃”が多いにもかかわらず請求は少なくなる予定で。
キャッシュレス化というのは、「おカネを使った」という感覚を麻痺させて
思いっきり浪費させるための策略なのか...と、そんなことを思う今日この頃。
（まぁ、そんなの自分だけ。皆さんは「ご利用は計画的」なのかも知れないが...）
【2019年9月29日14時09分】 富山地鉄本線・寺田駅
Twitterなどで流れてくる画像を見ていると、すでに解体作業が始まって痛々しい
姿で稲荷町に残っているみたい。そんな、10025－10026編成にとって55年間の
現役生活、最後の“晴れ舞台”だったのが、9月29日の「Last Run」イベント。
“湘南フェイス”、最後の離合シーンは14時の寺田駅で。
…… ……
2019年9月29日（日）曇り
やはり、天気予報というのも、そう大きくはハズれないわけで。
雨こそ降り出さなかったが、お昼からは外はドン曇り。そんな中、午後の臨時電車は
電鉄富山駅を13:44発。発車7分ほど前に3番ホームに据え付けられ。
＜変態鉄＞が、反対側のモハ10026号車を撮るのに夢中になっている間に車止めの
ところ、そう、モハ10025号車の周囲にはカメラの砲列ができており。
【2019年9月29日13時41分】 富山地鉄本線・電鉄富山駅
いつの頃からか、地鉄電車のイベントで“定番”になっていたのは「20形電車」の
正面助士席側窓に設置された電動方向幕を黒の画用紙で目隠しする細工。
非常に原始的な方法だが、コレで、かつての方向板を常用していた時期の姿に
一気にタイムスリップできる...という優れもの。
“通常バージョン”の丸看板。「普通 電鉄魚津ゆき」である。
現在は、深夜帯に新魚津止まりの設定はあるものの、電鉄魚津ゆきの設定は無く。
意外とレアな...（昔は珍しくなかったようなのだが...）
そして...
【2019年9月29日13時42分】 富山地鉄本線・電鉄富山駅
尾灯のところにある足掛けに、こうやって足をのせて手作業で方向板を変えるのが
“地鉄流”。正面を貫通化改造する“ことでん流”とは少しだけ違っていて。
このあたり、冬季の隙間風対策という面もありそう。
ちなみに正面貫通型に見える10030形も、京阪から譲渡されて正面の貫通扉は
開かないように改造されていたはず。（← 不確かな記憶）
【2019年9月29日13時43分】 富山地鉄本線・電鉄富山駅
何と、久しぶりに見た「修学旅行」のマーク。
コレ、何人かの方に訊いてみたのだが、地鉄電車で使われたモノには間違いないが
いつの時代に、どのように使われたのかは、いまだ分からなくて。
立山方面の学校の生徒を富山駅まで乗せてきて、国鉄の列車に接続...だろうか。
あるいは魚津とか黒部の学校の生徒を立山方面へと運んだのだろうか!?
＜鉄＞な本でも、このマークは触れられているのを見たことが無く、＜変態鉄＞が
疑問に思っていることの1つなのである。
でも、マーク自体は国鉄全盛期の急行列車に掲げられた「羽根付きヘッドマーク」
を模したデザインで非常にオシャレなものになっている。
「そろそろ発車時刻」、乗車を促す声。＜変態鉄＞も車内へ。
コンビニで買ってきたパンを囓りながら...
最初の停車駅は寺田駅、14:00着、08発であることが告げられ。
そして、到着前のアナウンスで対向列車として14722編成がやってくる...となれば
車内のボルテージも。そう、この電車に40分ほど先行して上市ローカルで下って
いった同編成、折返しの電鉄富山ゆきとしてやってくる訳で。
【2019年9月29日13時59分】 富山地鉄本線・寺田駅
こういうとき、図々しさでは誰にも負けない...という＜変態鉄＞の“強み”(??)
は、遺憾なく発揮されるのである。
構内踏切の、トイレ前の、ほぼベストポジションをとることができて。
やはり、この臨時電車のダイヤを知っていれば、先ほど、第1035列車で13時過ぎに
14722編成が下って行ったことと合わせて、寺田駅で離合シーンが撮れる...とは
＜鉄＞であれば誰だって考えること。参加者以外にも脚立持参で駅の外、線路際で
カメラを構える＜鉄＞たちが集結していて。＜変態鉄＞の背中の方の遙か後ろ、
駅舎のヨコにも、夥しい数の＜鉄＞が集結していて。
そこへやって来た上り電車は...
【2019年9月29日14時00分】 富山地鉄本線・寺田駅
そう、意表を突いて(?)、かぼちゃ色。
14722編成は、ちょうどいま上市駅を発車しているところ。
立山線といっしょに走る電鉄富山－寺田間は近年設置された新庄田中駅を除いて
上下列車が交換できるようになっており、ほぼ各駅ですれ違いがあるのだが、
寺田から先になると、それがガクッと減って。
だから臨時電車の“スジ”を入れると、どうしても長時間停車が避けられなくなる。
尤も、＜鉄＞としては、ありがたい限りなのだが...
ということで寺田駅では2本列車との交換になっていて。
やって来たのは
【2019年9月29日14時01分】 富山地鉄本線・寺田駅
特急UN4列車「うなづき4号」である。この日は「30かぼちゃ」の運用ながら
正面には紅葉した“秋バージョン”の「うなづき」号ヘッドマークが掲げられ。
これが発車したら...
【2019年9月29日14時02分】 富山地鉄本線・寺田駅
修学旅行マークが外されて、かわりに「普通 宇奈月温泉ゆき」の方向板。
これぞ、昭和の終わりの頃の地鉄電車の再現??
テンションも上がるのだが...
駄菓子菓子。
だが、しかし...
ぬぁんと...
14722編成の第1038列車の到着と同時に、臨時電車を発車させる...という無情な声。
つまり、入線後、構内踏切が閉まってから撮ったのでは乗れないのである。
う～ん、悩ましい!!
【2019年9月29日14時09分】 富山地鉄本線・寺田駅
早く乗るように促されながら、皆さん、大急ぎで。そう、踏切を渡りながらの
撮影だったのである。でも、何とか、ほぼベストショットと言える並びシーン。
これが撮れただけでも、このイベントに参加した価値があったのかも知れない。
…… ……
昭和の頃、地鉄電車には国鉄と、国鉄高山線を介して名鉄から直通列車が設定
されていた。JR化後も続けられ最末期は「サンダーバード立山・宇奈月」として
681系が乗り入れたこともあったのだが...
その名鉄と国鉄の車輌に触発されたのか??
地鉄も車内放送用にオルゴールを取り付けたり、
名鉄のお株を奪う(?)、ミュージックフォンを取り付けたり。
しかも地鉄のスゴかったのは、国鉄でも「気動車」「電車」「客車」と一部の
例外を除いて車種ごとに統一していたオルゴールを多数つくっていたこと。
この日の“鉄道唱歌”の他にも「♪ いい湯だな～」など、多数のオルゴールが
使われていたという。ということで音源は録音であっても、それらを続けて流す...
という＜変態鉄＞にとってヨダレが出そうな企画が行われていた車内。
「それなら、録音データをつけろよ!!」という感じだが、ぬぁんと...
ICレコーダの設定を誤って。録れなかったのである。う～ん、コレはショック!!
ということで、あっという間に中加積駅に到着である。
【2019年9月29日14時22分】 富山地鉄本線・中加積駅
遅れ気味ということで、上市駅ではドア開放が中止され。久々に車外に出ての
撮影となったのである。
モハ10025号車に掲げられたのは、ちょっと古いバージョンの中滑川ゆき普通の
方向板である。
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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でも、それ以外では...
支出のほとんどは“キャッシュレス化”して久しく。別に、今回の消費税引き上げで
慌てて始めたのでは無くて学生時代から。そういえば、最初の大学の時代、
卒論に書いたのは電子マネーの普及可能性だった。
そんなわけで、コンビニでジュースを買ったり...の少額決済は電子マネー、
だいたい、1,000円を超える支払いになるとクレジットカードにしている。
だから現金は必要最小限しか持っていない。ということで、1つ困るのは...
そう、「いくら使ったのか記憶に残りにくい」こと。先月分のクレジットカードの
明細が届いたのだが、それを見たら、ちょっと驚きを隠せない金額になっていて。
それにしても「ANAチケットレスサービス」、頑張りすぎである。
まぁ、その分、来月は“出撃”が多いにもかかわらず請求は少なくなる予定で。
キャッシュレス化というのは、「おカネを使った」という感覚を麻痺させて
思いっきり浪費させるための策略なのか...と、そんなことを思う今日この頃。
（まぁ、そんなの自分だけ。皆さんは「ご利用は計画的」なのかも知れないが...）
【2019年9月29日14時09分】 富山地鉄本線・寺田駅
Twitterなどで流れてくる画像を見ていると、すでに解体作業が始まって痛々しい
姿で稲荷町に残っているみたい。そんな、10025－10026編成にとって55年間の
現役生活、最後の“晴れ舞台”だったのが、9月29日の「Last Run」イベント。
“湘南フェイス”、最後の離合シーンは14時の寺田駅で。
…… ……
2019年9月29日（日）曇り
やはり、天気予報というのも、そう大きくはハズれないわけで。
雨こそ降り出さなかったが、お昼からは外はドン曇り。そんな中、午後の臨時電車は
電鉄富山駅を13:44発。発車7分ほど前に3番ホームに据え付けられ。
＜変態鉄＞が、反対側のモハ10026号車を撮るのに夢中になっている間に車止めの
ところ、そう、モハ10025号車の周囲にはカメラの砲列ができており。
【2019年9月29日13時41分】 富山地鉄本線・電鉄富山駅
いつの頃からか、地鉄電車のイベントで“定番”になっていたのは「20形電車」の
正面助士席側窓に設置された電動方向幕を黒の画用紙で目隠しする細工。
非常に原始的な方法だが、コレで、かつての方向板を常用していた時期の姿に
一気にタイムスリップできる...という優れもの。
“通常バージョン”の丸看板。「普通 電鉄魚津ゆき」である。
現在は、深夜帯に新魚津止まりの設定はあるものの、電鉄魚津ゆきの設定は無く。
意外とレアな...（昔は珍しくなかったようなのだが...）
そして...
【2019年9月29日13時42分】 富山地鉄本線・電鉄富山駅
尾灯のところにある足掛けに、こうやって足をのせて手作業で方向板を変えるのが
“地鉄流”。正面を貫通化改造する“ことでん流”とは少しだけ違っていて。
このあたり、冬季の隙間風対策という面もありそう。
ちなみに正面貫通型に見える10030形も、京阪から譲渡されて正面の貫通扉は
開かないように改造されていたはず。（← 不確かな記憶）
【2019年9月29日13時43分】 富山地鉄本線・電鉄富山駅
何と、久しぶりに見た「修学旅行」のマーク。
コレ、何人かの方に訊いてみたのだが、地鉄電車で使われたモノには間違いないが
いつの時代に、どのように使われたのかは、いまだ分からなくて。
立山方面の学校の生徒を富山駅まで乗せてきて、国鉄の列車に接続...だろうか。
あるいは魚津とか黒部の学校の生徒を立山方面へと運んだのだろうか!?
＜鉄＞な本でも、このマークは触れられているのを見たことが無く、＜変態鉄＞が
疑問に思っていることの1つなのである。
でも、マーク自体は国鉄全盛期の急行列車に掲げられた「羽根付きヘッドマーク」
を模したデザインで非常にオシャレなものになっている。
「そろそろ発車時刻」、乗車を促す声。＜変態鉄＞も車内へ。
コンビニで買ってきたパンを囓りながら...
最初の停車駅は寺田駅、14:00着、08発であることが告げられ。
そして、到着前のアナウンスで対向列車として14722編成がやってくる...となれば
車内のボルテージも。そう、この電車に40分ほど先行して上市ローカルで下って
いった同編成、折返しの電鉄富山ゆきとしてやってくる訳で。
【2019年9月29日13時59分】 富山地鉄本線・寺田駅
こういうとき、図々しさでは誰にも負けない...という＜変態鉄＞の“強み”(??)
は、遺憾なく発揮されるのである。
構内踏切の、トイレ前の、ほぼベストポジションをとることができて。
やはり、この臨時電車のダイヤを知っていれば、先ほど、第1035列車で13時過ぎに
14722編成が下って行ったことと合わせて、寺田駅で離合シーンが撮れる...とは
＜鉄＞であれば誰だって考えること。参加者以外にも脚立持参で駅の外、線路際で
カメラを構える＜鉄＞たちが集結していて。＜変態鉄＞の背中の方の遙か後ろ、
駅舎のヨコにも、夥しい数の＜鉄＞が集結していて。
そこへやって来た上り電車は...
【2019年9月29日14時00分】 富山地鉄本線・寺田駅
そう、意表を突いて(?)、かぼちゃ色。
14722編成は、ちょうどいま上市駅を発車しているところ。
立山線といっしょに走る電鉄富山－寺田間は近年設置された新庄田中駅を除いて
上下列車が交換できるようになっており、ほぼ各駅ですれ違いがあるのだが、
寺田から先になると、それがガクッと減って。
だから臨時電車の“スジ”を入れると、どうしても長時間停車が避けられなくなる。
尤も、＜鉄＞としては、ありがたい限りなのだが...
ということで寺田駅では2本列車との交換になっていて。
やって来たのは
【2019年9月29日14時01分】 富山地鉄本線・寺田駅
特急UN4列車「うなづき4号」である。この日は「30かぼちゃ」の運用ながら
正面には紅葉した“秋バージョン”の「うなづき」号ヘッドマークが掲げられ。
これが発車したら...
【2019年9月29日14時02分】 富山地鉄本線・寺田駅
修学旅行マークが外されて、かわりに「普通 宇奈月温泉ゆき」の方向板。
これぞ、昭和の終わりの頃の地鉄電車の再現??
テンションも上がるのだが...
駄菓子菓子。
だが、しかし...
ぬぁんと...
14722編成の第1038列車の到着と同時に、臨時電車を発車させる...という無情な声。
つまり、入線後、構内踏切が閉まってから撮ったのでは乗れないのである。
う～ん、悩ましい!!
【2019年9月29日14時09分】 富山地鉄本線・寺田駅
早く乗るように促されながら、皆さん、大急ぎで。そう、踏切を渡りながらの
撮影だったのである。でも、何とか、ほぼベストショットと言える並びシーン。
これが撮れただけでも、このイベントに参加した価値があったのかも知れない。
…… ……
昭和の頃、地鉄電車には国鉄と、国鉄高山線を介して名鉄から直通列車が設定
されていた。JR化後も続けられ最末期は「サンダーバード立山・宇奈月」として
681系が乗り入れたこともあったのだが...
その名鉄と国鉄の車輌に触発されたのか??
地鉄も車内放送用にオルゴールを取り付けたり、
名鉄のお株を奪う(?)、ミュージックフォンを取り付けたり。
しかも地鉄のスゴかったのは、国鉄でも「気動車」「電車」「客車」と一部の
例外を除いて車種ごとに統一していたオルゴールを多数つくっていたこと。
この日の“鉄道唱歌”の他にも「♪ いい湯だな～」など、多数のオルゴールが
使われていたという。ということで音源は録音であっても、それらを続けて流す...
という＜変態鉄＞にとってヨダレが出そうな企画が行われていた車内。
「それなら、録音データをつけろよ!!」という感じだが、ぬぁんと...
ICレコーダの設定を誤って。録れなかったのである。う～ん、コレはショック!!
ということで、あっという間に中加積駅に到着である。
【2019年9月29日14時22分】 富山地鉄本線・中加積駅
遅れ気味ということで、上市駅ではドア開放が中止され。久々に車外に出ての
撮影となったのである。
モハ10025号車に掲げられたのは、ちょっと古いバージョンの中滑川ゆき普通の
方向板である。
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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