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さぁ、最後の「ちてつ顔」を撮りに(後半3)いよいよ午前の部、出発っ!! [雷鳥色の電車たち[富山地鉄]]

今日の話題に入る前に。

本当は月曜の朝には会津に向けて出発しているはずだったが...

3泊の予定だったホテルのうち、21日の晩の一泊分を既にキャンセルしており。
手数料の関係もあって、“決断のとき”は迫っているのだが、残る2泊も...

ちょっと体調面で不安があるところに、今週中に再び2個の台風が関東から東北へ
接近するという予報になってきて。その1つ「20号」はまもなく温帯低気圧に変わって。
とはいえ、秋雨前線との兼ね合いもあって、“出撃”期間に合わせるような形で
まとまった雨の予報に変わってきたこと。それから、地元観光協会のSNSでは
「紅葉のピークは11月に入ってからになりそう...」と。

そうしたことを考えて、今回の只見線への“出撃”は取りやめの方向で検討している
状況で。久々の“出撃中止”の判断に傾いているところ。

とはいえ、ポッカリ穴が空いたように仕事はお休みになっているので、自宅で
ゴロゴロしながらノンビリと過ごしたい...と思っている次第。
体調が良くなれば、最近、ずっと途絶えていた皆さんのブログへの“巡回”も
再開していきたいところ。

それにしても...

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【2018年10月14日13時42分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

来週の日曜はいよいよ、水島臨海鉄道のイベントでもある訳で。
こちらも...、20号の後に北上してくる「台風21号」の影響が心配されるが
いまのところの進路予想では、何とか東海上に抜けてくれそうな雰囲気で。

ということで、溜まっている9月29日の富山地鉄撮影記を続けるわけで。

……  ……

2019年9月29日(日)曇り

イベント参加者は参加証といっしょにオリジナルデザインの1日フリーきっぷ(硬券)
を手にしているわけで。先行の営業列車に乗り込んで撮影地に先回りすることも
可能ではあった。でも、乗ってみたいのも確かで。

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【2019年9月29日9時19分】 富山地鉄・モハ10025号車内

車内も普段の中吊り広告は外されており。“お別れ運転”ということもあって
往時の10020形の写真やら、最近の某団体の撮影会のときのワンシーンとか...
自分も参加していた撮影会なので、ちょっと懐かしく。
「増結クハ」も、かつては「20形ファミリー」の173・174号車が居て。
その2両の増結クハとモハ10026号車の揃い踏み。しかも「特急 立山号」の
ヘッドマークである。

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【2019年9月29日9時19分】 富山地鉄・モハ10025号車内

そんな、数々の写真の中で<変態鉄>が最も気になったのが、この1枚だった。
昭和の頃の地鉄電車は意外と車体塗装の変遷が激しくて。

いまの“だいこん電車”になるまでには、オレンジ濃淡の塗り分け塗装や
紺色に細い白帯という車輌もあって。10020形第1編成がオレンジ濃淡の塗り分けで
走っている姿をカラー写真で見るのは初めてだったかも知れない。

10020形は、10021・10022で第1編成、10023・10024で第2編成、そして、<変態鉄>も
幾度となく撮ってきた10025-10026の第3編成があって。この写真は第1編成の
登場(1961年)まもない頃かと思われる。

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【2019年9月29日9時20分】 富山地鉄・電鉄富山駅

というわけで、迷った挙げ句、9:22発の臨時電車に乗車した<変態鉄>なのである。

まずは、<車内放送マニア>として...

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【2014年11月16日16時12分】 富山地鉄・モハ10026車内

そう、最近の地鉄電車のイベントで“恒例”となっているのが、昭和の頃、
地鉄電車の車内放送に使われてきたオルゴールの“復活”である。コネクターは
使えるが、さすがに箱形オルゴールの台座は撤去されており、この日も発車前から
オルゴールを取り付ける作業が後部となるモハ10025号車の運転台で。

この日のイベントで貰った資料によれば、2両編成化されて、ほどなく昭和47年
(1972年)にミュージックフォンとマイクオルゴールの取り付け改造を実施した
とのこと。



定刻、電鉄富山駅を出発して新幹線の高架に沿って、複線区間を稲荷町へと走る
車内には“♪ 汽笛一声~”のオルゴールとともに、こうしたイベントの担当も
されているU氏の声で、イベントの案内放送が。



ただ、残念なのはどうやら接触の悪い部分があるようで。オルゴールが途切れ途切れ
になってしまうこと。ということで、貴重な...、かつてのイベント時、途切れずに
流れたオルゴールの音声も再掲で。

175_DPP_00006506.JPG
【2019年9月29日9時32分】 富山地鉄本線・越中荏原駅

イベント列車だけに途中駅は全部通過が原則で。時折、上り電車との行き違い待ち。
ということで、越中荏原駅ではドア扱いが行われ。

最初の撮影は越中舟橋-越中荏原。たぶん、常願寺川鉄橋で撮る人が多いことを
見込んでの往復運転。電鉄富山から、いったん越中舟橋に行って、越中荏原まで
2往復することになっていた。

でも、これが<変態鉄>にとっての“勝負のとき”になると思って。

そう、この日の天気予報である。

ただ、昨年のイベントでこの2両編成を午前の常願寺川鉄橋...しかも快晴の
順光下で撮っているのである。ということで...

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【2019年9月29日9時41分】 富山地鉄本線・越中舟橋駅

<変態鉄>は、迷わず越中舟橋駅へ。
駅舎と反対側の副本線側に入線して、7分で折返し。急いで撮影地に向かっても
到底、間に合わないわけで。撮影機会は1回、損してしまうわけだが、やはり
前回とは違う場所で撮りたい訳で。

177_DPP_00006508.JPG
【2019年9月29日9時42分】 富山地鉄本線・越中舟橋駅

そう、越中三郷駅との中間付近の高圧鉄塔付近を目指せば。
特にこの日はドン曇り、普段なら恨めしいものだが、そう、ドン曇りということは
架線柱のない北側から狙っても逆光にならないということ。草の気にならない箇所が
あることは4日前の訪問時に確認済み。あの日は順光側から。車体に落ちる架線の
影が気になったのだが、でも、あのときの経験が生きたのである。

でも、気は焦っても、やはりモハ10026号車側からも撮っておかないと。
ホーム上を歩きまわりながら。

さぁ、村立図書館と併設された特徴的な駅を出て。駅前の県道を三郷方面へと
急ぐのである。1本目の荏原方面は、絶対に撮れないと分かっているが、2本目は
絶対に撮りたくて。その通過は9:56頃。それでも、駅から15分ほどでたどり着く
必要があって。それほど遠くない距離の筈が、このときばかりは...(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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コメント 2

johncomeback

拙ブログへのコメントありがとうございます。
ご多忙なんですね、長い人生ではそんな時期も
良い思い出です。お身体はご自愛下さい(^^)
by johncomeback (2019-10-21 22:00) 

ferrum_queserasera

johncomebackさん

コメントありがとうございます。
何とか乗り切るべく頑張っていきたいと思います。

by ferrum_queserasera (2019-10-22 01:36) 

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