常磐路にキハを見に行く(6)常磐線を北へ。 [鉄分の濃い旅行記録]
こう暑いと何もしたくなくなる訳で。“撮りに行きたい”という意欲も全然わいて
こないのである。来週、少し休みがとれそうなのだが、どこに行く予定も...う~ん。
【2013年1月10日7時22分】 富山地鉄上滝不二越線・月岡駅
いま、この路線を訪れようか、訪れまいか、迷いに迷っているところ。
というわけで、折角だから、ちょっと涼しい(?)カットで。
今月末くらいになったら、この暑さも一段落するのだろうか!?
ということで、引き続き、7月23日の<乗り鉄>旅の話題の続き。
常総線キハを撮って、あの名物蕎麦を食べて、再びE531系の堅いシートで。
…… ……
2018年7月23日(月)晴れ
我孫子駅を9:24発の第345M列車、サハE530-2013の車内は座席にかなり余裕がある
程度の乗車率。すでに朝ラッシュが終わって、ちょっとゆっくりとした時間帯に。
でも、外は猛烈に暑いわけで。クーラーの効いた車内でノンビリすると言う、ある種、
“不純な動機”で考えた“出撃”だったわけで。
【2018年7月23日9時50分】 常磐線・佐貫駅
さて、そんな中、<鉄>として。取手を過ぎて交流電化区間に入って2つ目の駅が
「佐貫」駅。ここで下車して、駅前広場を背に右側に広がる住宅街に。
そこに伸びる単線の非電化路線。その線路際でカメラを構えた。
【2018年7月23日9時46分】 関東鉄道竜ヶ崎線・入地-佐貫
全長わずか4.5 km、途中駅は入地駅だけ、ディーゼル動車3両だけのミニ路線が
関東鉄道竜ヶ崎線。ここにも3両の中に1両だけ、キハ532号車という、いわば
“準国鉄型キハ”といえそうな仲間がいる。一応、土曜日の日中運用に充当されると
発表されているのだが、わずか3両の小所帯なので土曜以外の日にも定期運用に
充当されていても不思議では無い...と。事実、3月には土曜日に合わせて竜ヶ崎線を
訪問したものの、キハ532号車が動いておらずガッカリ...というのも経験済み。
だったら、その逆もあるかも知れない。「もしかしたら...」と淡い期待を抱いて
カメラを構えたら、やって来たのは、やはり、キハ2000形の方だった。
「やっぱり!!」 世の中、それほど甘くは無いのである。
【2018年7月23日9時49分】 関東鉄道竜ヶ崎線・佐貫駅
ミニ路線だけあって、駅での列車交換は無く、朝9時に竜ヶ崎駅で車両交換が行われ、
そのあとは15時過ぎまで、ずっと同じ1両が往復し続ける。つまり、今日は
キハ2001号車しか撮れないことが“約束”されたわけで。ということで、この日は
竜ヶ崎線を追うことは無く。
でも、この「佐貫」駅で下車したのは、もう1つの理由が。それは...
【2018年7月23日9時50分】 常磐線・佐貫駅
佐貫駅というのは龍ケ崎市の外れに位置している。そこから龍ケ崎市の中心部を
結んでいるのが関鉄竜ヶ崎線なのである。国鉄の幹線が市の外れを掠める程度で
市内中心部を通っていないという例は少なくない。ということで、龍ケ崎市内にある
鉄道駅は、JRでは佐貫駅が唯一の存在、あとは関鉄竜ヶ崎線の全線3駅があるだけ。
ということで、市の負担で市内唯一のJR駅「佐貫」駅を「龍ヶ崎」に改称しようという
話が動き出しているそうで。まもなく、「佐貫」駅名は見納めとなる公算大。
ちなみに、その場合にも関東鉄道には駅名改称を求めていかない方向だそうで、
竜ヶ崎線は「JR線の龍ヶ崎駅に隣接する佐貫駅から、龍ケ崎市中心部の竜ヶ崎駅まで」
という何とも不思議な路線になりそうな...。
さらに余談ながら、JR「佐貫」駅には「マザー牧場の最寄り駅ではありません」という
注意書きの掲示がある。マザー牧場は内房線の「佐貫町」駅である。
この注意書きも見納めになるはずで。
【2018年7月23日9時55分】 常磐線・佐貫駅
というわけで、進入してくる勝田ゆきE531系と「佐貫」の駅名看板を絡めて
“予防的<葬式鉄>”を敢行したのだった。
“上野東京ライン”なる何だかセンスの悪いネーミングで、常磐線電車も品川まで
乗り入れるようになった。そのおかげで、首都圏の事故やトラブルによる遅れが
常磐線の茨城県内区間まで波及してしまうことが...
佐貫駅 10:00発の第347M列車。ウトウトしていたら土浦で前5両を切り離して10両編成
になって、さらにドアが半自動扱いに。そのままウトウト。
後続の特急が遅れているとのことで羽鳥駅からは6分ほどの遅れになって。
…… ……
ちょっと“寄り道”するところがあって、友部駅で下車。11時の友部駅周辺は猛烈な
暑さで駅前広場を歩く人影もほとんどなく。
用事を済ませて駅に戻ってきたら、ちょうど...
【2018年7月23日11時22分】 常磐線・友部駅
不意に常磐線下りホームをEF81電気機関車が単機で通過していくのだった。
かろうじて確認できた車番はEF81 80号機。いわゆる「星ガマ」である。
この日の常磐線は、下り列車を中心にどれも数分ずつ遅れており。
【2018年7月23日11時36分】 水戸線・友部駅
やって来たのは、E501系の水戸線電車である。この駅で、遅れている常磐線特急
「ときわ57号」に道を譲ってからの発車。
【2018年7月23日11時38分】 常磐線・友部駅
と思って、「ときわ57号」の様子を撮ってから、停まっている勝田ゆきに乗り込めば...
【2018年7月23日11時57分】 常磐線・水戸駅
さらに常磐線の下り普通電車を先に通すとのことで。
水戸ゆきと勝田ゆき、何だか不思議な普通電車どうしの待避である。
ということで、常磐線の水戸ゆき第1151M列車、相変わらず、E531系。
モハE531-12号車の車内は、やはり座席に余裕があるくらいの乗車率で。
定刻より3分ほどの遅れで発車となった。
【2018年7月23日11時57分】 常磐線・水戸駅
そして、水戸駅へ。降りた電車をスナップして、周囲を見渡せば、ちょうど撮りにくい
場所にEF81電気機関車が待機していた。先ほど常磐線を下ってきた、EF81 80号機。
もうちょっとスッキリした撮り方ができる場所を探そうと...その元気もなく。
駅近くで買えたら買おう...と思っていた“忘れ物”があったが、お店が見つからず。
ということで、発車間際の高萩ゆきに飛び乗って。
【2018年7月23日12時12分】 常磐線・勝田駅(後追い)
ちょうど下校時間帯にあたったのか、中高生で賑やかな車内で1駅間。
【2018年7月23日12時12分】 常磐線・勝田駅
やって来たのは勝田駅だった。階段を上がって...、
【2018年7月23日12時14分】 常磐線・勝田駅
1番ホームへ向かった。JR線ホームの南寄りに設けられた小さな欠き取りホームに
発着するのが、ひたちなか海浜鉄道湊線である。<変態鉄>にとっては学生時代、
まだ茨城交通湊線だった時代以来、20年ぶりの訪問となった。
1日フリーきっぷを買ってキハの到着を待ったのである。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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こないのである。来週、少し休みがとれそうなのだが、どこに行く予定も...う~ん。
【2013年1月10日7時22分】 富山地鉄上滝不二越線・月岡駅
いま、この路線を訪れようか、訪れまいか、迷いに迷っているところ。
というわけで、折角だから、ちょっと涼しい(?)カットで。
今月末くらいになったら、この暑さも一段落するのだろうか!?
ということで、引き続き、7月23日の<乗り鉄>旅の話題の続き。
常総線キハを撮って、あの名物蕎麦を食べて、再びE531系の堅いシートで。
…… ……
2018年7月23日(月)晴れ
我孫子駅を9:24発の第345M列車、サハE530-2013の車内は座席にかなり余裕がある
程度の乗車率。すでに朝ラッシュが終わって、ちょっとゆっくりとした時間帯に。
でも、外は猛烈に暑いわけで。クーラーの効いた車内でノンビリすると言う、ある種、
“不純な動機”で考えた“出撃”だったわけで。
【2018年7月23日9時50分】 常磐線・佐貫駅
さて、そんな中、<鉄>として。取手を過ぎて交流電化区間に入って2つ目の駅が
「佐貫」駅。ここで下車して、駅前広場を背に右側に広がる住宅街に。
そこに伸びる単線の非電化路線。その線路際でカメラを構えた。
【2018年7月23日9時46分】 関東鉄道竜ヶ崎線・入地-佐貫
全長わずか4.5 km、途中駅は入地駅だけ、ディーゼル動車3両だけのミニ路線が
関東鉄道竜ヶ崎線。ここにも3両の中に1両だけ、キハ532号車という、いわば
“準国鉄型キハ”といえそうな仲間がいる。一応、土曜日の日中運用に充当されると
発表されているのだが、わずか3両の小所帯なので土曜以外の日にも定期運用に
充当されていても不思議では無い...と。事実、3月には土曜日に合わせて竜ヶ崎線を
訪問したものの、キハ532号車が動いておらずガッカリ...というのも経験済み。
だったら、その逆もあるかも知れない。「もしかしたら...」と淡い期待を抱いて
カメラを構えたら、やって来たのは、やはり、キハ2000形の方だった。
「やっぱり!!」 世の中、それほど甘くは無いのである。
【2018年7月23日9時49分】 関東鉄道竜ヶ崎線・佐貫駅
ミニ路線だけあって、駅での列車交換は無く、朝9時に竜ヶ崎駅で車両交換が行われ、
そのあとは15時過ぎまで、ずっと同じ1両が往復し続ける。つまり、今日は
キハ2001号車しか撮れないことが“約束”されたわけで。ということで、この日は
竜ヶ崎線を追うことは無く。
でも、この「佐貫」駅で下車したのは、もう1つの理由が。それは...
【2018年7月23日9時50分】 常磐線・佐貫駅
佐貫駅というのは龍ケ崎市の外れに位置している。そこから龍ケ崎市の中心部を
結んでいるのが関鉄竜ヶ崎線なのである。国鉄の幹線が市の外れを掠める程度で
市内中心部を通っていないという例は少なくない。ということで、龍ケ崎市内にある
鉄道駅は、JRでは佐貫駅が唯一の存在、あとは関鉄竜ヶ崎線の全線3駅があるだけ。
ということで、市の負担で市内唯一のJR駅「佐貫」駅を「龍ヶ崎」に改称しようという
話が動き出しているそうで。まもなく、「佐貫」駅名は見納めとなる公算大。
ちなみに、その場合にも関東鉄道には駅名改称を求めていかない方向だそうで、
竜ヶ崎線は「JR線の龍ヶ崎駅に隣接する佐貫駅から、龍ケ崎市中心部の竜ヶ崎駅まで」
という何とも不思議な路線になりそうな...。
さらに余談ながら、JR「佐貫」駅には「マザー牧場の最寄り駅ではありません」という
注意書きの掲示がある。マザー牧場は内房線の「佐貫町」駅である。
この注意書きも見納めになるはずで。
【2018年7月23日9時55分】 常磐線・佐貫駅
というわけで、進入してくる勝田ゆきE531系と「佐貫」の駅名看板を絡めて
“予防的<葬式鉄>”を敢行したのだった。
“上野東京ライン”なる何だかセンスの悪いネーミングで、常磐線電車も品川まで
乗り入れるようになった。そのおかげで、首都圏の事故やトラブルによる遅れが
常磐線の茨城県内区間まで波及してしまうことが...
佐貫駅 10:00発の第347M列車。ウトウトしていたら土浦で前5両を切り離して10両編成
になって、さらにドアが半自動扱いに。そのままウトウト。
後続の特急が遅れているとのことで羽鳥駅からは6分ほどの遅れになって。
…… ……
ちょっと“寄り道”するところがあって、友部駅で下車。11時の友部駅周辺は猛烈な
暑さで駅前広場を歩く人影もほとんどなく。
用事を済ませて駅に戻ってきたら、ちょうど...
【2018年7月23日11時22分】 常磐線・友部駅
不意に常磐線下りホームをEF81電気機関車が単機で通過していくのだった。
かろうじて確認できた車番はEF81 80号機。いわゆる「星ガマ」である。
この日の常磐線は、下り列車を中心にどれも数分ずつ遅れており。
【2018年7月23日11時36分】 水戸線・友部駅
やって来たのは、E501系の水戸線電車である。この駅で、遅れている常磐線特急
「ときわ57号」に道を譲ってからの発車。
【2018年7月23日11時38分】 常磐線・友部駅
と思って、「ときわ57号」の様子を撮ってから、停まっている勝田ゆきに乗り込めば...
【2018年7月23日11時57分】 常磐線・水戸駅
さらに常磐線の下り普通電車を先に通すとのことで。
水戸ゆきと勝田ゆき、何だか不思議な普通電車どうしの待避である。
ということで、常磐線の水戸ゆき第1151M列車、相変わらず、E531系。
モハE531-12号車の車内は、やはり座席に余裕があるくらいの乗車率で。
定刻より3分ほどの遅れで発車となった。
【2018年7月23日11時57分】 常磐線・水戸駅
そして、水戸駅へ。降りた電車をスナップして、周囲を見渡せば、ちょうど撮りにくい
場所にEF81電気機関車が待機していた。先ほど常磐線を下ってきた、EF81 80号機。
もうちょっとスッキリした撮り方ができる場所を探そうと...その元気もなく。
駅近くで買えたら買おう...と思っていた“忘れ物”があったが、お店が見つからず。
ということで、発車間際の高萩ゆきに飛び乗って。
【2018年7月23日12時12分】 常磐線・勝田駅(後追い)
ちょうど下校時間帯にあたったのか、中高生で賑やかな車内で1駅間。
【2018年7月23日12時12分】 常磐線・勝田駅
やって来たのは勝田駅だった。階段を上がって...、
【2018年7月23日12時14分】 常磐線・勝田駅
1番ホームへ向かった。JR線ホームの南寄りに設けられた小さな欠き取りホームに
発着するのが、ひたちなか海浜鉄道湊線である。<変態鉄>にとっては学生時代、
まだ茨城交通湊線だった時代以来、20年ぶりの訪問となった。
1日フリーきっぷを買ってキハの到着を待ったのである。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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2018-08-03 03:00
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