GWは恒例の「ことでんレトロ」(14)“讃岐で京急”琴平線編 <前編> [ことでん旧型たち [高松琴平電鉄]]
今日の話題に入る前に。
本当は、この記事の前に<速報版>が入るはずだったわけで。
6月10日は「路面電車の日」なのだそうだ。6 → 「ろ」と10 → 「て(で)ん」って。
かなり、こじ※※(← 「るり」でも「はる」でも無い)感の非常に強い語呂合わせ
ではあるものの...。この時期に全国の事業者で車庫公開などのイベントが開催される。
<鉄>の立場としては、10月の「鉄道の日」もそうなのだが、できれば、一時期に
集中させずに業界団体が音頭をとって“分散開催”にしていただきたいのだが...
【2017年9月1日14時56分】 広島電鉄・江波車庫
それにしても、梅雨時のこの時期に車庫公開が集中していても...、と恨み言。
阪堺電車も都営荒川線もこの土日にイベントが催され。今年、<変態鉄>は日本最大の
“路面電車王国”広島電鉄のイベントに行こうと思っていた。
航空券の手配もホテルの手配も終わって居たのだが...
天候や翌11日の仕事のことなどを考慮し、泣く泣く断念したのである。う~ん。
イベントには参加できないものの、いまのところ、今月末に訪問する予定。
【2018年5月5日6時35分】 高松琴平電鉄長尾線・高松築港駅
というわけで、引き続き、ゴールデンウィークの「ことでん」の話題。
初めて長尾線に乗り入れた「京急ラッピング」、瓦町で折り返して仏生山へと戻る。
…… ……
2018年5月5日(土)晴れ
西前田駅近くの麦畑で撮った「京急ラッピング」の臨時2216列車、9:06に瓦町駅。
いったんFLAGのデッキ下、ちょっと薄暗い留置線に入って折返し待ち。
その横を掠めるように、<変態鉄>の乗った後続電車も 9:19に瓦町駅着。
わずか1分の接続、9:20発の滝宮ゆき電車は隣のホーム。<鉄>もそうでない方も
エスカレータを駆け上がり。
【2018年5月5日9時39分】 高松琴平電鉄琴平線・三条-太田
「京急ラッピング」は高松築港には戻らず、琴平線に入って、瓦町駅 9:44発の
臨時3217列車として仏生山へと戻っていく。
いくら臨時とはいえ琴平線所属の電車が琴平線を運行...って、何も珍しくなく。
とはいえ、その臨時に20分先行する形になれば、途中でカメラを構えるのは
<鉄>として至極当然の判断というわけで。
...となれば。東側に複線化用の“空き地”がある琴平線では直線区間であれば
たいていどこでも撮れる訳で。太田駅の三条側、高架に差し掛かる手前の踏切。
【2018年5月5日9時42分】 高松琴平電鉄琴平線・三条-太田(後追い)
一宮・滝宮までの区間便もあるので日中の琴平線は15分間隔。つまり、1時間に上下で
8回の撮影チャンスがあるわけで。京急出身の電車を中心に、なぜかこの日は
広告ラッピングの電車によく出会うわけで...
住宅メーカーのヒマワリのラッピング電車。黄色い電車によく似合うデザイン?!
【2018年5月5日9時48分】 高松琴平電鉄琴平線・三条-太田
そして...
「仏生山」ゆき表示で走る姿は平日の朝ラッシュ時には見られるはずで。
もちろん高松訪問が休日に偏ってしまう<変態鉄>にとっては、あまり撮れない場面
ではあるのだが...
驚いたのは...
【2018年5月5日9時48分】 高松琴平電鉄琴平線・三条-太田(後追い)
間違い探しのようなこのカット。
EOSくんを、三脚から素早く下ろして後追いでも撮っておくのは<変態鉄>にとっては
いつものこと。上り方のヘッドライトも灯していてくれて。ささやかなサービス!?
…… ……
さて、仏生山へと戻っていった「京急ラッピング」、このまま終わるわけでは無く。
仏生山では1時間の間合い、この間に1070形2両を増結。平日朝ラッシュの増結運用と
同じスタイルの4両編成。京急出身の電車どうしの異形式連結で、琴電琴平までの
臨時運用に就くのである。
ということで、これを撮るべくやって来たのは...
【2018年5月5日10時31分】 高松琴平電鉄琴平線・畑田駅
この変電所の建物が残っている駅。そう、畑田駅。
田園地帯にある片面ホームだけの無人駅である。
【2018年5月5日10時30分】 高松琴平電鉄琴平線・畑田駅(後追い)
<変態鉄>には“鬼門”かも知れないとも思う、畑田-陶の田んぼの中の直線区間。
撮影地を紹介しているサイトでは、畑田-陶間の、とりわけ畑田方の直線区間は
撮りやすい場所として、いろいろな作例が紹介されているのだが、そんな感じに
撮ろうと訪れても、“悪くはない”1枚は撮れても、納得のいくものを撮れた試しが...
でも、午前中順光のポイントとして、やはり、今回も。
いつもより陶方向に進んでマルナカ付近の踏切付近で。でも、“悪くはない”場所は
いくつも見つかるのだが、「ここで撮りたい」という決め手となるようなものは無く。
カメラを持って、ウロウロしているうちに時間だけは過ぎてしまって...。
【2018年5月5日11時06分】 高松琴平電鉄琴平線・陶-畑田(後追い)
「もう、時間が無い」というわけで、
踏切近くの高圧電線の鉄塔付近で。「おいしい牛乳」のラッピング電車。
この高松築港ゆきが2つ先の岡本駅で臨時電車と交換するはず。
あとは線路際の下草が少しでも少ない場所を選ぶという“悪あがき”だけ。
【2018年5月5日11時16分】 高松琴平電鉄琴平線・畑田-陶
「空の青さが足りない」とか、そういう批判は放っておいて。
4両編成で走る姿を記録することができた。尤も、平日ダイヤを中心に琴平線での4両
での運行はあまり珍しいモノではなく。そういった意味で、この日、沿線でカメラを
構えている人も少なかったのだろうか。
そして、この4両編成が琴平から帰ってくるところを撮るべくやって来たのは...
【2018年5月5日11時45分】 高松琴平電鉄琴平線・円座駅(後追い)
こちら。円座駅である。
畑田、榎井などと並んで、交換可能駅だったのを1線化した痕跡が残っている駅である。
でも、大正時代の琴平電鉄開業時のまま残っている旧ホーム、それを観察する
余裕も無く、少しでも良いポジションを見つけるため、急ぎ、向かったのは...
そう、あの鉄橋であったわけで。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
本当は、この記事の前に<速報版>が入るはずだったわけで。
6月10日は「路面電車の日」なのだそうだ。6 → 「ろ」と10 → 「て(で)ん」って。
かなり、こじ※※(← 「るり」でも「はる」でも無い)感の非常に強い語呂合わせ
ではあるものの...。この時期に全国の事業者で車庫公開などのイベントが開催される。
<鉄>の立場としては、10月の「鉄道の日」もそうなのだが、できれば、一時期に
集中させずに業界団体が音頭をとって“分散開催”にしていただきたいのだが...
【2017年9月1日14時56分】 広島電鉄・江波車庫
それにしても、梅雨時のこの時期に車庫公開が集中していても...、と恨み言。
阪堺電車も都営荒川線もこの土日にイベントが催され。今年、<変態鉄>は日本最大の
“路面電車王国”広島電鉄のイベントに行こうと思っていた。
航空券の手配もホテルの手配も終わって居たのだが...
天候や翌11日の仕事のことなどを考慮し、泣く泣く断念したのである。う~ん。
イベントには参加できないものの、いまのところ、今月末に訪問する予定。
【2018年5月5日6時35分】 高松琴平電鉄長尾線・高松築港駅
というわけで、引き続き、ゴールデンウィークの「ことでん」の話題。
初めて長尾線に乗り入れた「京急ラッピング」、瓦町で折り返して仏生山へと戻る。
…… ……
2018年5月5日(土)晴れ
西前田駅近くの麦畑で撮った「京急ラッピング」の臨時2216列車、9:06に瓦町駅。
いったんFLAGのデッキ下、ちょっと薄暗い留置線に入って折返し待ち。
その横を掠めるように、<変態鉄>の乗った後続電車も 9:19に瓦町駅着。
わずか1分の接続、9:20発の滝宮ゆき電車は隣のホーム。<鉄>もそうでない方も
エスカレータを駆け上がり。
【2018年5月5日9時39分】 高松琴平電鉄琴平線・三条-太田
「京急ラッピング」は高松築港には戻らず、琴平線に入って、瓦町駅 9:44発の
臨時3217列車として仏生山へと戻っていく。
いくら臨時とはいえ琴平線所属の電車が琴平線を運行...って、何も珍しくなく。
とはいえ、その臨時に20分先行する形になれば、途中でカメラを構えるのは
<鉄>として至極当然の判断というわけで。
...となれば。東側に複線化用の“空き地”がある琴平線では直線区間であれば
たいていどこでも撮れる訳で。太田駅の三条側、高架に差し掛かる手前の踏切。
【2018年5月5日9時42分】 高松琴平電鉄琴平線・三条-太田(後追い)
一宮・滝宮までの区間便もあるので日中の琴平線は15分間隔。つまり、1時間に上下で
8回の撮影チャンスがあるわけで。京急出身の電車を中心に、なぜかこの日は
広告ラッピングの電車によく出会うわけで...
住宅メーカーのヒマワリのラッピング電車。黄色い電車によく似合うデザイン?!
【2018年5月5日9時48分】 高松琴平電鉄琴平線・三条-太田
そして...
「仏生山」ゆき表示で走る姿は平日の朝ラッシュ時には見られるはずで。
もちろん高松訪問が休日に偏ってしまう<変態鉄>にとっては、あまり撮れない場面
ではあるのだが...
驚いたのは...
【2018年5月5日9時48分】 高松琴平電鉄琴平線・三条-太田(後追い)
間違い探しのようなこのカット。
EOSくんを、三脚から素早く下ろして後追いでも撮っておくのは<変態鉄>にとっては
いつものこと。上り方のヘッドライトも灯していてくれて。ささやかなサービス!?
…… ……
さて、仏生山へと戻っていった「京急ラッピング」、このまま終わるわけでは無く。
仏生山では1時間の間合い、この間に1070形2両を増結。平日朝ラッシュの増結運用と
同じスタイルの4両編成。京急出身の電車どうしの異形式連結で、琴電琴平までの
臨時運用に就くのである。
ということで、これを撮るべくやって来たのは...
【2018年5月5日10時31分】 高松琴平電鉄琴平線・畑田駅
この変電所の建物が残っている駅。そう、畑田駅。
田園地帯にある片面ホームだけの無人駅である。
【2018年5月5日10時30分】 高松琴平電鉄琴平線・畑田駅(後追い)
<変態鉄>には“鬼門”かも知れないとも思う、畑田-陶の田んぼの中の直線区間。
撮影地を紹介しているサイトでは、畑田-陶間の、とりわけ畑田方の直線区間は
撮りやすい場所として、いろいろな作例が紹介されているのだが、そんな感じに
撮ろうと訪れても、“悪くはない”1枚は撮れても、納得のいくものを撮れた試しが...
でも、午前中順光のポイントとして、やはり、今回も。
いつもより陶方向に進んでマルナカ付近の踏切付近で。でも、“悪くはない”場所は
いくつも見つかるのだが、「ここで撮りたい」という決め手となるようなものは無く。
カメラを持って、ウロウロしているうちに時間だけは過ぎてしまって...。
【2018年5月5日11時06分】 高松琴平電鉄琴平線・陶-畑田(後追い)
「もう、時間が無い」というわけで、
踏切近くの高圧電線の鉄塔付近で。「おいしい牛乳」のラッピング電車。
この高松築港ゆきが2つ先の岡本駅で臨時電車と交換するはず。
あとは線路際の下草が少しでも少ない場所を選ぶという“悪あがき”だけ。
【2018年5月5日11時16分】 高松琴平電鉄琴平線・畑田-陶
「空の青さが足りない」とか、そういう批判は放っておいて。
4両編成で走る姿を記録することができた。尤も、平日ダイヤを中心に琴平線での4両
での運行はあまり珍しいモノではなく。そういった意味で、この日、沿線でカメラを
構えている人も少なかったのだろうか。
そして、この4両編成が琴平から帰ってくるところを撮るべくやって来たのは...
【2018年5月5日11時45分】 高松琴平電鉄琴平線・円座駅(後追い)
こちら。円座駅である。
畑田、榎井などと並んで、交換可能駅だったのを1線化した痕跡が残っている駅である。
でも、大正時代の琴平電鉄開業時のまま残っている旧ホーム、それを観察する
余裕も無く、少しでも良いポジションを見つけるため、急ぎ、向かったのは...
そう、あの鉄橋であったわけで。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
コメント 0