201607-08 暑くて熱い富山へ(7)いま再びの常願寺川鉄橋 [雷鳥色の電車たち[富山地鉄]]
しばらく前の記事に書いた話だが、いままで展示されていただけの、あのキハが
とうとう動き出すという件、急遽、出撃が決定したのである。
当日の朝、でかけても“理論上”間に合うはずなのだが、お盆休みの真っ直中と
あっては...。つまり、電車でもヒコーキでもなく、高速バスを使う出撃先。
ということで、ダメ元で昼間、電話してみたら沿線(から少し離れた街)の
ビジホを無事確保することが出来た。“楽※”とか“じ※※ん”とかで「空室無し」と
表示されていても焦ってはダメ。大抵のホテルは直接電話すれば空き室がある。
そのイベントに確実に参加できるよう、前泊することにしたのである。
拙ブログをお読みの皆さんには、きっとバレバレの、あの路線への出撃だが...
という訳で、明日からの記事は<速報版>になる予定。
そんな夜も拙ブログは相変わらず。
【2016年7月31日13時20分】 富山地鉄本線・越中三郷-越中荏原
7月31日の富山地鉄撮影記。
ちなみに、今月中に富山地鉄にもう1回出撃することも内定している。
こちらも、直接電話することであのホテルを確保したのだった。
…… ……
2016年7月31日(日)晴れ一時くもり
何だか曇ってしまったが、最も“重要視”していた「特急 立山号」のマークを
撮ることができて、とりあえずひと安心だった。そうなれば、沢中山駅に戻る
足取りも軽く。昨日の記事に載せた撮影地ガイドを書こうと、その資料写真を
撮りながら戻るほど気持ちに余裕があった。
【2016年7月31日11時07分】 富山地鉄立山線・沢中山駅付近
という訳で、11時に沢中山駅に戻ってきた。でも、とにかく暑い!!
風通しの悪い待合室で過ごすか、陽射しの眩しいホーム上で過ごすか...
周囲にはジュースの自販機すら見当たらず。撮った写真をチェックしながら
30分余りの待ち時間を過ごすのだった。
【2016年7月31日11時38分】 富山地鉄立山線・沢中山駅
前日と同じ11時半の第320列車、乗り込む駅が1つ違うだけ。
同じ「アルプスエキスプレス」の運用で富山に向かったのだが...
【2016年7月31日11時44分】 富山地鉄立山線・第320列車(モハ16014号車内)
この時点では、ホテルに戻ってランチを...と思っていた。
だから、料金(220円)を払ってでも2号車に乗って...とも思ったが、
そのまま1号車に乗っていたわけで。でも、これが幸い?!
完全に前日の“繰り返し”となった。第320列車は越中三郷駅で、上市ゆき第1033列車と
交換するのだが、これが、またまた、10025-10026-175の3両編成!!
2日連続で、次の越中荏原駅で慌てて下車したのだった。
「昨日と同じ運用と言うことは...」
お目当ての3両編成は13:20頃に戻ってくることもわかった。
ということで、向かったのは常願寺川鉄橋。
【2016年7月31日12時27分】 富山地鉄本線・越中荏原-越中三郷(後追い)
堤防の上までは駅から徒歩で10分ほど、ちょうど第UN1列車「うなづき1号」。
立山線で撮ったダブルデッカーエキスプレスの折返しである。
ほぼ東西方向の常願寺川鉄橋、ロケーションとしては、このように北側から撮る方が
スッキリするのだが、南向きに構えるのでこれでは逆光になって列車の側面が
黒く潰れてしまう。これが“悩み”である訳で...
【2016年7月31日12時35分】 富山地鉄本線・越中三郷-越中荏原
できるだけ車体側面を入れないで撮るには正面から狙うしかないわけで...
線路際まで寄ってみたのだが、やはり、気になってしまうのは架線柱。
トラス構造の鉄製架線柱だから、見た目は悪くないのだが、そう“串パン”。
<撮り鉄>にとっては“串パン”、つまり、電車のパンタグラフと架線柱が
交錯している写真というのは「典型的失敗写真」とされる。
<変態鉄>としては、あまり“串パン”にこだわっていないのだが、やはり、
いろいろなサイトを見て「串パンはダメ」ということが書かれているのを見ると
気になってしまうものなのである。正面がちに狙えば、見た目の架線柱の間隔が
狭くなるのは当然のことで、この場所で「串らせない」撮り方って...
もはや、電化区間での<撮り鉄>は、<変態鉄>にとっては電車とパンタの位置と
架線柱の位置関係を考える、「解けないパズル」のような...
そんな感じになってしまうのである。
『電車の姿を迫力一杯に写しこむ』 ではなく、
『パンタグラフを架線柱の間に挟み込む』 が“最重要ポイント”になってしまって。
何だか、本末転倒な気もするのだが...、でも、こだわってしまうのである。
「あぁ、どうしよう...」
架線柱が南側に立っているので、スッキリ撮ろうとすれば光線状態が悪くなるのは
分かっていたとはいえ、手詰まり感。
でも、そんなときに限って...
【2016年7月31日12時39分】 富山地鉄本線・越中三郷-越中荏原
テキトーにカメラを構えたら、やって来たのは14722編成だった。
モハ14722の連結面にあるパンタは思いっきり“串ってる”訳で...
自分としてはそれほど気にならないのだが、一般的な<鉄>の皆さんにとっては
“失敗写真”という位置づけになるのだろうか。
前日は、架線柱が被ることは覚悟の上で光線状態の良い南側に立ってので、
この日は車体側面が黒く潰れるのは覚悟の上で、架線柱に被られず、スッキリ撮れる
北側に立つことに決めた。
【2016年7月31日13時02分】 富山地鉄本線・越中三郷-越中荏原
「それならば...」
と、久々に河原まで下りていって。中州では釣り竿を持った男性が。
これも、何だか夏らしい感じがして。そこへ、16010形がやって来た。
もっと、真っ黒に潰れるかと思っていた車体側面も、クリーム色に赤帯の
車体は意外とキレイに写ってくれて、予想していたより良く撮れそう。
【2016年7月31日13時15分】 富山地鉄本線・越中荏原-越中三郷(後追い)
そして、16010形のもう1本が「アルプスエキスプレス」。
こちらは土休日には3両編成での運転となる。立山から戻ってきて、
折返しは第UN3列車「うなづき3号」、この列車が次の越中三郷駅で、あの3連と
交換するダイヤになっている。ちょうど、最後の試し撮りが3両編成。
とはいいつつも...
【2016年7月31日13時20分】 富山地鉄本線・越中三郷-越中荏原
地鉄オリジナルの10020形と西武レッドアローの16010形では車体長が違うのである。
3両にすれば5メートルほどの差、10020形だと意外とスカスカ感が目立って...。
ちょっとトリミングした。確かに側面には光が回っていないが、でも、あの“顔”には。
思っていたよりもうまく撮れたような。
【2016年7月31日13時27分】 富山地鉄本線・越中荏原-越中三郷(後追い)
この3連が東新庄駅で交換する上市ゆき第1037列車、もしかしたら、14722編成かも、と
ちょっとだけ期待しながら待っていたが、やって来たのは14760形だった。
という訳で、汗が噴き出してくる暑さの中を越中荏原駅まで戻って、自販機の
ジュースで喉を潤すと、13:51発、下り第41列車。普通・電鉄黒部ゆきである。
【2016年7月31日14時07分】 富山地鉄本線・上市駅
これに乗り込んで、黒部に向かったのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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当日の朝、でかけても“理論上”間に合うはずなのだが、お盆休みの真っ直中と
あっては...。つまり、電車でもヒコーキでもなく、高速バスを使う出撃先。
ということで、ダメ元で昼間、電話してみたら沿線(から少し離れた街)の
ビジホを無事確保することが出来た。“楽※”とか“じ※※ん”とかで「空室無し」と
表示されていても焦ってはダメ。大抵のホテルは直接電話すれば空き室がある。
そのイベントに確実に参加できるよう、前泊することにしたのである。
拙ブログをお読みの皆さんには、きっとバレバレの、あの路線への出撃だが...
という訳で、明日からの記事は<速報版>になる予定。
そんな夜も拙ブログは相変わらず。
【2016年7月31日13時20分】 富山地鉄本線・越中三郷-越中荏原
7月31日の富山地鉄撮影記。
ちなみに、今月中に富山地鉄にもう1回出撃することも内定している。
こちらも、直接電話することであのホテルを確保したのだった。
…… ……
2016年7月31日(日)晴れ一時くもり
何だか曇ってしまったが、最も“重要視”していた「特急 立山号」のマークを
撮ることができて、とりあえずひと安心だった。そうなれば、沢中山駅に戻る
足取りも軽く。昨日の記事に載せた撮影地ガイドを書こうと、その資料写真を
撮りながら戻るほど気持ちに余裕があった。
【2016年7月31日11時07分】 富山地鉄立山線・沢中山駅付近
という訳で、11時に沢中山駅に戻ってきた。でも、とにかく暑い!!
風通しの悪い待合室で過ごすか、陽射しの眩しいホーム上で過ごすか...
周囲にはジュースの自販機すら見当たらず。撮った写真をチェックしながら
30分余りの待ち時間を過ごすのだった。
【2016年7月31日11時38分】 富山地鉄立山線・沢中山駅
前日と同じ11時半の第320列車、乗り込む駅が1つ違うだけ。
同じ「アルプスエキスプレス」の運用で富山に向かったのだが...
【2016年7月31日11時44分】 富山地鉄立山線・第320列車(モハ16014号車内)
この時点では、ホテルに戻ってランチを...と思っていた。
だから、料金(220円)を払ってでも2号車に乗って...とも思ったが、
そのまま1号車に乗っていたわけで。でも、これが幸い?!
完全に前日の“繰り返し”となった。第320列車は越中三郷駅で、上市ゆき第1033列車と
交換するのだが、これが、またまた、10025-10026-175の3両編成!!
2日連続で、次の越中荏原駅で慌てて下車したのだった。
「昨日と同じ運用と言うことは...」
お目当ての3両編成は13:20頃に戻ってくることもわかった。
ということで、向かったのは常願寺川鉄橋。
【2016年7月31日12時27分】 富山地鉄本線・越中荏原-越中三郷(後追い)
堤防の上までは駅から徒歩で10分ほど、ちょうど第UN1列車「うなづき1号」。
立山線で撮ったダブルデッカーエキスプレスの折返しである。
ほぼ東西方向の常願寺川鉄橋、ロケーションとしては、このように北側から撮る方が
スッキリするのだが、南向きに構えるのでこれでは逆光になって列車の側面が
黒く潰れてしまう。これが“悩み”である訳で...
【2016年7月31日12時35分】 富山地鉄本線・越中三郷-越中荏原
できるだけ車体側面を入れないで撮るには正面から狙うしかないわけで...
線路際まで寄ってみたのだが、やはり、気になってしまうのは架線柱。
トラス構造の鉄製架線柱だから、見た目は悪くないのだが、そう“串パン”。
<撮り鉄>にとっては“串パン”、つまり、電車のパンタグラフと架線柱が
交錯している写真というのは「典型的失敗写真」とされる。
<変態鉄>としては、あまり“串パン”にこだわっていないのだが、やはり、
いろいろなサイトを見て「串パンはダメ」ということが書かれているのを見ると
気になってしまうものなのである。正面がちに狙えば、見た目の架線柱の間隔が
狭くなるのは当然のことで、この場所で「串らせない」撮り方って...
もはや、電化区間での<撮り鉄>は、<変態鉄>にとっては電車とパンタの位置と
架線柱の位置関係を考える、「解けないパズル」のような...
そんな感じになってしまうのである。
『電車の姿を迫力一杯に写しこむ』 ではなく、
『パンタグラフを架線柱の間に挟み込む』 が“最重要ポイント”になってしまって。
何だか、本末転倒な気もするのだが...、でも、こだわってしまうのである。
「あぁ、どうしよう...」
架線柱が南側に立っているので、スッキリ撮ろうとすれば光線状態が悪くなるのは
分かっていたとはいえ、手詰まり感。
でも、そんなときに限って...
【2016年7月31日12時39分】 富山地鉄本線・越中三郷-越中荏原
テキトーにカメラを構えたら、やって来たのは14722編成だった。
モハ14722の連結面にあるパンタは思いっきり“串ってる”訳で...
自分としてはそれほど気にならないのだが、一般的な<鉄>の皆さんにとっては
“失敗写真”という位置づけになるのだろうか。
前日は、架線柱が被ることは覚悟の上で光線状態の良い南側に立ってので、
この日は車体側面が黒く潰れるのは覚悟の上で、架線柱に被られず、スッキリ撮れる
北側に立つことに決めた。
【2016年7月31日13時02分】 富山地鉄本線・越中三郷-越中荏原
「それならば...」
と、久々に河原まで下りていって。中州では釣り竿を持った男性が。
これも、何だか夏らしい感じがして。そこへ、16010形がやって来た。
もっと、真っ黒に潰れるかと思っていた車体側面も、クリーム色に赤帯の
車体は意外とキレイに写ってくれて、予想していたより良く撮れそう。
【2016年7月31日13時15分】 富山地鉄本線・越中荏原-越中三郷(後追い)
そして、16010形のもう1本が「アルプスエキスプレス」。
こちらは土休日には3両編成での運転となる。立山から戻ってきて、
折返しは第UN3列車「うなづき3号」、この列車が次の越中三郷駅で、あの3連と
交換するダイヤになっている。ちょうど、最後の試し撮りが3両編成。
とはいいつつも...
【2016年7月31日13時20分】 富山地鉄本線・越中三郷-越中荏原
地鉄オリジナルの10020形と西武レッドアローの16010形では車体長が違うのである。
3両にすれば5メートルほどの差、10020形だと意外とスカスカ感が目立って...。
ちょっとトリミングした。確かに側面には光が回っていないが、でも、あの“顔”には。
思っていたよりもうまく撮れたような。
【2016年7月31日13時27分】 富山地鉄本線・越中荏原-越中三郷(後追い)
この3連が東新庄駅で交換する上市ゆき第1037列車、もしかしたら、14722編成かも、と
ちょっとだけ期待しながら待っていたが、やって来たのは14760形だった。
という訳で、汗が噴き出してくる暑さの中を越中荏原駅まで戻って、自販機の
ジュースで喉を潤すと、13:51発、下り第41列車。普通・電鉄黒部ゆきである。
【2016年7月31日14時07分】 富山地鉄本線・上市駅
これに乗り込んで、黒部に向かったのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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前泊!
ビックリです。すごい気合いの入り方ですね。
って、わたくしの予想が合っているかわかりませんが。
どうか良い一日になりますように。
ちなみに本日=13日は会津(磐越西線)に行ってきましたが、復路で乗車した高速バスは渋滞で一時間超の遅延、終電に間に合うかドキドキでした。
by ハヤブサくん (2016-08-14 00:48)
ハヤブサくん さん
コメントありがとうございます。
次記事にもあります通り、お察しの通り、いすみ鉄道に来ております。
こちらも、アクアラインと大多喜街道の渋滞で、朝一番の高速バスから大幅な延着となっており、前泊にしたのは正解でした。
これから、快速100D列車を撮って、国吉駅に向かう予定です。
by あるまーき (2016-08-14 06:20)