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GWは「ことでん」2016(2)ぶっしょうざんっ!! [ことでん旧型たち [高松琴平電鉄]]

そう、最近知ったのだが4月下旬から5月上旬にかけての大型連休を
「ゴールデンウィーク」というのは映画業界の宣伝コピーが起源だとか。
だから、渋谷区内にある某公共放送「籾HK」は「ゴールデンウィーク」とは
言わずに「大型連休」で統一しているのだとか。尤も、知らなかったのは自分だけ??

そんな大型連休からすでに半月が経過している。
毎度、ワンパターンで恐縮だが、撮影記を書きながら時の流れの速さを
実感してしまうのである。

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【2016年4月30日10時25分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近

さて、ことでんの琴平線と長尾線の電車、その車庫と工場は、仏生山にある。
工場は線路を挟むような形で東西に分かれており、その中でも広々として
写真が撮りやすいのは東工場。普段、工場沿いの道路上から定期検査など入場中の
電車や、それから“昼寝”を決め込む「デカ」型を眺められるのだが...

この日のイベントは13時から15時まで。10時前に高松市中心部のホテルに荷物を預け
ちょっと早かったが、とりあえず仏生山の様子を見に行くことに。

……  ……

2016年4月30日(土)晴れ

<変態鉄>が高松を訪れた時に泊まるホテルは兵庫町バス停の近くにある。
ホテルに荷物を預けて、兵庫町のアーケード街を抜ければ、ことでん片原町駅は
歩いて10分ほど。途中、商店街の中のお店で「うどんぞぞー」。

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【2016年4月30日10時05分】 高松琴平電鉄琴平線・片原町駅

1日フリーきっぷを買ってホームに入り、ちょっと待つと10:17発の滝宮ゆき。
もと京急700系の1200形「綾川町ラッピング編成」がやって来た。

実は、この時点で<変態鉄>は滝宮まで乗ろうかどうか迷っていた。
翌、1日は年に一度のレトロ電車4連運行、その撮影地をロケハンしに行こうかと。
でも、その前に。やはり、仏生山の様子を“偵察”しておかないと。

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【2016年4月30日10時20分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅

まだイベント開始まで3時間余り。いくら「150部限定」の1日フリーきっぷ発売が
あるとはいえ、ちょっと早すぎるのも確か。とはいえ、すでに東工場前には
この日の主役たち、こげ茶色塗り潰しの3000形300号車とツートンカラー1000形120号車、
それと「デカ1」がすでにスタンバイしていた。デカくんがここにいるのは、いつも通りだが
パンタが上がっているのはイベントの日ならでは。

そう、すでに「撮りたい!!」シーンが目の前にあるのだった。

さて、ことでんに4両が残っている「レトロ電車」。
今年、「卒寿」を迎えたのは琴平電鉄開業に合わせて、1926年(大正15年)に新製された
1000形120号車と3000形300号車の2両。
ちなみに、大阪鉄道(→ 近鉄)出身の20形23号車は昨年、5000形500号車は再来年が「卒寿」。

では、「卒寿」ではない500号車と23号車は、いずこへ??

と、駅前の踏切機が鳴り出したと思ったら...

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【2016年4月30日10時22分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近

駅前を横切る商店街に、盛大な吊り掛けサウンドを撒き散らしながら、
5000形500号車の入換え作業開始。いったん琴平側の構内外れまで前進、
運転士さんが急いで車内を移動、ヘッドライトを輝かせて<変態鉄>の前を通り過ぎ...

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【2016年4月30日10時22分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅

再び仏生山駅のホームへ、そのまま通過して高松築港側へ。
早朝の出発で寝不足だった自分、ポカポカ陽気も手伝って、ぼーーっとしていたら
突然の事態、これで目が覚めたのだった。

急ぎ足で駅を出ると、いつも通り、駅前通りに面した留置線の端部に23号車。

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【2016年4月30日10時24分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近

自分にとっては「ことでん」といえば、ファンタゴンレッドのツートンカラー。
この塗色が最もしっくり来る塗色なのである。この駅前を横切っている道、
生活道路というか商店街のような感じで、狭いところにヒトとクルマの流れが
途絶えることが無く、こんな写真を撮るのも、なかなか苦労するのである。

でも、そうこうしているうちに...

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【2016年4月30日10時25分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近

いったん、築港側に走り去った500号車が、23号車のいる留置線に入ってきた。
連結するわけではなく、両車の連結器どうしがぶつかりそうなギリギリのところで
並んで停車した。

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【2016年4月30日10時54分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近

という訳で、「2両編成風」の1枚を。
でも、この写真、実は撮るのにかなり苦労した。ことでんの電車は車体がキレイで
いつ見ても艶のある車体。背後の、駅前商店街を走るクルマのボディの色が写り込み
ツートンカラーが映えないのである。クルマの流れが途絶えるのを、辛抱強く待っての1枚、
大した写真ではないのだが、撮るのには意外と苦労している。

さて、その500号車。

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【2016年4月30日10時27分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近

ことでん職員が降りて、すぐ横の倉庫のような所へ。
何やら500号車に積み込むみたい。大きさ、形からして方向板やヘッドマーク類。
13時からの撮影会で使われることになるのだろうか、

<変態鉄>のテンションも上がっていくのだった。

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【2016年4月30日10時44分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場

駐車場の中を抜けて歩いて行った先が、今日の会場、「仏生山車両所東工場」。
すでに、“仏生山のヌシ”のデカ1、1000形120号車、3000形300号車の3両が
スタンバイしていた。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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