GWは「ことでん」2016(3)開始までの2時間 [ことでん旧型たち [高松琴平電鉄]]
先日の記事にも書いたように、ちょっと仕事が忙しくなって。
言いたいことは山ほどあるけれど、それをココに書いたところで...
何だか前に進んでいるような感じがないまま、時間だけが過ぎてしまって、
疲労感だけが蓄積していく。仕事の方は、再び、そんなイヤなサイクルに入っている。
今週で何とか一段落してくれそうな...それだけを楽しみにして頑張っている。
という訳で、皆さんのブログへの訪問が滞っており申し訳ありません。
でも、そんな中でも拙ブログに「nice!」を押していただいたり、コメントを寄せて
いただいたり...本当にありがとうございます。
さて、大型連休最初の「ことでん」の話題。
【2016年4月30日11時24分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近
4月30日、仏生山車両所東工場で行われたイベント、13時から15時までだったが
10時過ぎに到着していた<変態鉄>。
もちろん、仏生山車両所では普段通りの業務が行われているはずで。
新人の運転士さんだろうか、留置線に停めた1200形を使って訓練が行われていた。
そんなシーンを垣間見られるのも、こういうときの楽しみ。
ことでんファンは非常に熱い方が多いようで、この日限定で販売される
「1日フリーきっぷ」を目当てに、早い人は早朝からずっと並んで待っていたとか。
荷物だけ並ばせて(笑)、カメラを持って歩き回っていた。
…… ……
2016年4月30日(土)晴れ
【2016年4月30日11時08分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場
この日の高松は、まさに「雲1つない」快晴だった。
青空の下、東工場には電動貨車「デカ」と2両の旧型電車がスタンバイ。
ポカポカ陽気の下、カメラを持ってウロウロしながら楽しんだのだった。
この陽気、イベントには多くの来場者が予想されるわけで、その中で1両1両の
形式写真を撮るのは困難が予想された。イベント開始前にココに来ていたからこそ
撮ることができたのが、こんな形式写真。
【2016年4月30日10時38分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場
駐車場の柵の外側に三脚を立てて、構図を調整しながら撮ることができた。
まずは、3000形300号車である。1926年(大正15年)、いまから90年前、
琴平電鉄開業に合わせて新製された半鋼製電車である。
ことでんと言えばツートンカラーの車体塗色の印象が強いのだが、
<変態鉄>が生まれる遙か前の時代には、やはり、こげ茶色塗り潰しの塗色。
最大の特徴は、近年復元された楕円形の戸袋窓。
【2016年4月30日11時05分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場
その“同期生”が1000形120号車。
よく似た2両だが、こちらはウィンドウヘッダーがないのが特徴。
大正時代の車輛としては、最新のモダンなスタイルだったはず。
あと、正面窓隅に丸みがあるのも300号車との違いである。同じような車体で
ありながら、こちらの方がちょっとだけモダンなスタイル。
300号車の奥に居たので構図には苦労した。タテ位置で何とかかわして...
とはいえ、なかなか撮ることのできない1枚である。
【2016年4月30日10時59分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場
古レールを組んだ架線柱も良い感じではあるが...
こういう時には邪魔になって。パンタの上がったデカの写真を撮るのは難しかった。
ということで、駐車場のクルマの隙間から正面がちに狙ってみた。
やはり、正面から見ると細身のボディが目立って...う~ん、堪らん。
国鉄から譲渡された無蓋貨車の台枠を前後に延長し、小さな運転室を設え、
電車の補修用部品を流用して、琴電今橋工場で製造された「デカ」である。
そんな東工場の横の細い道を辿っていくと大通りに出る。<変態鉄>が仏生山を
訪れる度に歩く“順路”である。形式写真を撮り終えたところで、11時過ぎ。
イベント開始まではまだ2時間。すぐ先にあるコンビニに向かったのだった。
【2016年4月30日11時22分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場
仏生山駅ホームの北側にあたる位置の留置線には1070形が休んでいることが
多いのだが、この日は1200形「瓦町FLAG」のラッピング車だった。
この大胆な広告ラッピング、真横から撮りたかったが、なかなか機会がなかった。
と、そんな写真を撮りながら、東工場前に戻ってみると...なんと!!
【2016年4月30日11時29分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場
自分が留守にしていた10分ほどの間に、5000形500号車が移動してきていた。
琴平電鉄開業からの生え抜きメンバー3両が一堂に会したのである。
3両ともパンタを上げた状態で。すでに鼻血が出そうなくらい大コーフンだった
<変態鉄>なのである。
【2016年4月30日11時31分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場
もちろん、「デカ」も入れて4両並びも。「デカ」も10年ほど前に大規模改修が
実施され、廃車となった3000形電車の足回りを流用して台車の交換など整備が
行われている。右から2両目、こげ茶色塗り潰しの3000形300号車とは、ある意味、
“兄弟”ともいえるような立場でもある。
という訳で、琴平電鉄から生え抜きの“吊り掛けメンバー全員集合”である。
…… ……
イベント開始を前にして、すでにこれだけ撮りまくっていた<変態鉄>である。
この2日間の高松訪問の“お目当て”は1日の4連運行だったのだが...
【2016年5月1日16時44分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
拙ブログ、いつも通り、なかなかそこまで話が進まないのである。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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言いたいことは山ほどあるけれど、それをココに書いたところで...
何だか前に進んでいるような感じがないまま、時間だけが過ぎてしまって、
疲労感だけが蓄積していく。仕事の方は、再び、そんなイヤなサイクルに入っている。
今週で何とか一段落してくれそうな...それだけを楽しみにして頑張っている。
という訳で、皆さんのブログへの訪問が滞っており申し訳ありません。
でも、そんな中でも拙ブログに「nice!」を押していただいたり、コメントを寄せて
いただいたり...本当にありがとうございます。
さて、大型連休最初の「ことでん」の話題。
【2016年4月30日11時24分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近
4月30日、仏生山車両所東工場で行われたイベント、13時から15時までだったが
10時過ぎに到着していた<変態鉄>。
もちろん、仏生山車両所では普段通りの業務が行われているはずで。
新人の運転士さんだろうか、留置線に停めた1200形を使って訓練が行われていた。
そんなシーンを垣間見られるのも、こういうときの楽しみ。
ことでんファンは非常に熱い方が多いようで、この日限定で販売される
「1日フリーきっぷ」を目当てに、早い人は早朝からずっと並んで待っていたとか。
荷物だけ並ばせて(笑)、カメラを持って歩き回っていた。
…… ……
2016年4月30日(土)晴れ
【2016年4月30日11時08分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場
この日の高松は、まさに「雲1つない」快晴だった。
青空の下、東工場には電動貨車「デカ」と2両の旧型電車がスタンバイ。
ポカポカ陽気の下、カメラを持ってウロウロしながら楽しんだのだった。
この陽気、イベントには多くの来場者が予想されるわけで、その中で1両1両の
形式写真を撮るのは困難が予想された。イベント開始前にココに来ていたからこそ
撮ることができたのが、こんな形式写真。
【2016年4月30日10時38分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場
駐車場の柵の外側に三脚を立てて、構図を調整しながら撮ることができた。
まずは、3000形300号車である。1926年(大正15年)、いまから90年前、
琴平電鉄開業に合わせて新製された半鋼製電車である。
ことでんと言えばツートンカラーの車体塗色の印象が強いのだが、
<変態鉄>が生まれる遙か前の時代には、やはり、こげ茶色塗り潰しの塗色。
最大の特徴は、近年復元された楕円形の戸袋窓。
【2016年4月30日11時05分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場
その“同期生”が1000形120号車。
よく似た2両だが、こちらはウィンドウヘッダーがないのが特徴。
大正時代の車輛としては、最新のモダンなスタイルだったはず。
あと、正面窓隅に丸みがあるのも300号車との違いである。同じような車体で
ありながら、こちらの方がちょっとだけモダンなスタイル。
300号車の奥に居たので構図には苦労した。タテ位置で何とかかわして...
とはいえ、なかなか撮ることのできない1枚である。
【2016年4月30日10時59分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場
古レールを組んだ架線柱も良い感じではあるが...
こういう時には邪魔になって。パンタの上がったデカの写真を撮るのは難しかった。
ということで、駐車場のクルマの隙間から正面がちに狙ってみた。
やはり、正面から見ると細身のボディが目立って...う~ん、堪らん。
国鉄から譲渡された無蓋貨車の台枠を前後に延長し、小さな運転室を設え、
電車の補修用部品を流用して、琴電今橋工場で製造された「デカ」である。
そんな東工場の横の細い道を辿っていくと大通りに出る。<変態鉄>が仏生山を
訪れる度に歩く“順路”である。形式写真を撮り終えたところで、11時過ぎ。
イベント開始まではまだ2時間。すぐ先にあるコンビニに向かったのだった。
【2016年4月30日11時22分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場
仏生山駅ホームの北側にあたる位置の留置線には1070形が休んでいることが
多いのだが、この日は1200形「瓦町FLAG」のラッピング車だった。
この大胆な広告ラッピング、真横から撮りたかったが、なかなか機会がなかった。
と、そんな写真を撮りながら、東工場前に戻ってみると...なんと!!
【2016年4月30日11時29分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場
自分が留守にしていた10分ほどの間に、5000形500号車が移動してきていた。
琴平電鉄開業からの生え抜きメンバー3両が一堂に会したのである。
3両ともパンタを上げた状態で。すでに鼻血が出そうなくらい大コーフンだった
<変態鉄>なのである。
【2016年4月30日11時31分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場
もちろん、「デカ」も入れて4両並びも。「デカ」も10年ほど前に大規模改修が
実施され、廃車となった3000形電車の足回りを流用して台車の交換など整備が
行われている。右から2両目、こげ茶色塗り潰しの3000形300号車とは、ある意味、
“兄弟”ともいえるような立場でもある。
という訳で、琴平電鉄から生え抜きの“吊り掛けメンバー全員集合”である。
…… ……
イベント開始を前にして、すでにこれだけ撮りまくっていた<変態鉄>である。
この2日間の高松訪問の“お目当て”は1日の4連運行だったのだが...
【2016年5月1日16時44分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
拙ブログ、いつも通り、なかなかそこまで話が進まないのである。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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そ~なんです、酔った勢いで女湯へ・・・ んな事はありません。
酔って良く憶えていないんですが、館内の写真はこれしか残って
いませんでした(*´∇`*)
by johncomeback (2016-05-20 17:33)
johncomebackさん
コメントありがとうございます。
安心しました。秩父、自分も行ってみたいです。「行きたい場所」のリストには入っているのですが、なんだか後回しにしています。
by あるまーき (2016-05-20 22:40)
旧形4連、やはりこの目で見たいですね!
by Cedar (2016-05-21 01:34)
Cedarさん
コメントありがとうございます。
「5月最初の日曜日」が年に一度の「旧型4連」、その前日の土曜が仏生山車両所での撮影会というのが、パターン化しているみたいです。
「電車博物館」の異名をとった当時に比べれば、たった4両というのは寂しいかも知れませんが、でも、盛大な吊り掛けサウンドを響かせてながら、琴平線を高速で疾走する姿は、やはり圧巻でした。
ぜひ、来年はCedarさんも高松にお越しになっては如何でしょうか。
by あるまーき (2016-05-21 19:36)