猛暑の中、夷隅の地で空中戦を挑んだ日(3=最終回) [いすみ鉄道 国鉄型キハ]
いすみ鉄道って、最近、<鉄>の間でも注目度の高い路線だと思う。
でも、その話題を取り上げるとPV数が減ってしまうのが拙ブログ。
「数字など全く気にしていない」とは、度々書いてはきたけれど...
やはり、管理画面で見える数字は気になってしまう...というのがホントの所。
“なぜ、減るのだろう??”と考えてみたのだが、
やはり、「競合するブログが多い」という点に尽きる気がしている。
そう、写真の出来映えでも情報量でも、拙ブログが到底太刀打ちできないような
そんなブログが数多く存在している「いすみ鉄道」。
あまり、情報がオープンになっておらず、取り上げているブログが少ない線区の
撮影記ほどよく読まれている...とするならば、拙ブログって...。
そんな愚痴を連ねつつも、今日も8月3日の「いすみ鉄道」撮影記。
…… ……
2014年8月3日(日)晴れ
この日は、俯瞰撮影をテーマにしていたが...
何だか「何をしてもうまくいきそうにない日」だったようで...
【2014年8月3日16時20分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅
万木城俯瞰を終えて、国吉駅に戻ると“ムーミンショップ”で「い鉄揚げ」はじめ
お菓子類を買い漁って...
レジ横のケースにコレを発見したわけだった。
コレ、実は急行券になっている。キハの観光急行の自由席急行券として使えるのだ。
しかも、普段は300円の急行料金、この「団扇」は1,500円で9月15日まで回数無制限。
そう、乗車するごとに検札時に、改札鋏を入れてくれるシステム。
【2014年8月3日15時34分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅
そう言えば、いすみ鉄道の各駅も年月とともに、観光客が増えるとともに、
各駅の表情も変わっていく。長らく大多喜駅にあった“人車”のレプリカも、
しばらく前から国吉駅に来ている。
【2014年8月3日15時33分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅
そして、多くのギャラリーが見守る中、15:39 定刻で「急行4号」が
国吉駅に進入してくる。午後の時間帯、上り列車の入線風景は、完全に逆光となるが、
生い茂った木々の向こうから、少しずつキハの顔が見え始めて...
【2014年8月3日15時33分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅
Y字ポイントを通過、交換駅に進入してくる...
この30秒~1分間あまりの、このシーンが<変態鉄>には「グッと来る瞬間」でもある。
「背後の民家のTVアンテナがキハと被っている!!」
なんて苦情は受け付けない。自分なりには、自分の撮りたいシーンが撮れた気がする
そんな1枚なのである。(RAW現像のときWBは弄ったけど...)
この写真から、「夏の午後のローカル線の交換駅の気怠い空気感」を感じ取って
いただけたとしたら、自分としては大満足なのだが、果たして...。
【2014年8月3日15時38分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅
国吉駅の停車時間は10分間。もちろん、順光になるキハ52側も撮らない訳には
いかないのだ。空の青さにキハ52のタラコ色がよく映えた...かどうか。
【2014年8月3日15時38分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅
そんなキハ52の“ソックリさん”として製造された“いすみ350”の上総中野ゆきが
発車すると、いよいよ「急行4号」も発車時刻。
【2014年8月3日15時41分】 いすみ鉄道・キハ52 125車内
今シーズンは、このキハを夕方の「ビール列車」にも使用しているとのことで、
車内には、そのための装飾があちこちに。
いつ乗っても少しずつ変わっているキハの車内、でも、わずか20分余りの乗車でも
DMH17Hエンジンの心地よい振動と、あのサウンドはいつ乗っても変わらないのである。
う~ん、堪らん!!
あの“団扇”に入鋏もしてもらって...あっという間に終着・大原駅。
【2014年8月3日16時00分】 いすみ鉄道・大原駅
いったん乗客を降ろしたキハは、しばし休憩の後、16:28発「急行5号」として
折り返す。その間、ホーム車止め付近の柵の外から、とりあえず撮影可能。
木々の枝の影が落ちたり、光線状態が良くなかったり...
とはいえ、駅前広場の一角からカメラを構えての撮影なら、これだけで上出来。
【2014年8月3日16時20分】 いすみ鉄道・大原駅
何だか、この日は「撮影打ち切り」のような形にはしてしまい、消化不良感も
強かったが、陽が西に傾きはじめる時間帯、
白い煙を勢いよく噴き上げながら、「急行5号」として大多喜に向かってゆっくりと
出発してゆくキハ28+キハ52。その姿を見送って、カメラをバッグにしまったのだった。
【2014年8月3日16時15分】 いすみ鉄道・大原駅
すぐ隣のJR線乗り場へ。少し早めに改札を通り、自由席の列に並んで...
【2014年8月3日16時55分】 外房線・大原駅
この日の「新宿わかしお」号は、大原の時点で自由席はほぼ満席。
茂原からはデッキに立つ人が居るくらいの混雑となった。
この255系が“BOSO VIEW EXPRESS”として登場したのは1993年のこと。
新型の特急車を投入していた時代、「JR第一世代」の特急車両。
いまの“有料通勤電車”的な位置づけの特急ではなく、シートも広くて、
何だか久しぶりに“特急列車”に乗った...とすら感じたのだった。
この日はほぼ定刻で終点・新宿へ。(おわり)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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でも、その話題を取り上げるとPV数が減ってしまうのが拙ブログ。
「数字など全く気にしていない」とは、度々書いてはきたけれど...
やはり、管理画面で見える数字は気になってしまう...というのがホントの所。
“なぜ、減るのだろう??”と考えてみたのだが、
やはり、「競合するブログが多い」という点に尽きる気がしている。
そう、写真の出来映えでも情報量でも、拙ブログが到底太刀打ちできないような
そんなブログが数多く存在している「いすみ鉄道」。
あまり、情報がオープンになっておらず、取り上げているブログが少ない線区の
撮影記ほどよく読まれている...とするならば、拙ブログって...。
そんな愚痴を連ねつつも、今日も8月3日の「いすみ鉄道」撮影記。
…… ……
2014年8月3日(日)晴れ
この日は、俯瞰撮影をテーマにしていたが...
何だか「何をしてもうまくいきそうにない日」だったようで...
【2014年8月3日16時20分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅
万木城俯瞰を終えて、国吉駅に戻ると“ムーミンショップ”で「い鉄揚げ」はじめ
お菓子類を買い漁って...
レジ横のケースにコレを発見したわけだった。
コレ、実は急行券になっている。キハの観光急行の自由席急行券として使えるのだ。
しかも、普段は300円の急行料金、この「団扇」は1,500円で9月15日まで回数無制限。
そう、乗車するごとに検札時に、改札鋏を入れてくれるシステム。
【2014年8月3日15時34分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅
そう言えば、いすみ鉄道の各駅も年月とともに、観光客が増えるとともに、
各駅の表情も変わっていく。長らく大多喜駅にあった“人車”のレプリカも、
しばらく前から国吉駅に来ている。
【2014年8月3日15時33分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅
そして、多くのギャラリーが見守る中、15:39 定刻で「急行4号」が
国吉駅に進入してくる。午後の時間帯、上り列車の入線風景は、完全に逆光となるが、
生い茂った木々の向こうから、少しずつキハの顔が見え始めて...
【2014年8月3日15時33分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅
Y字ポイントを通過、交換駅に進入してくる...
この30秒~1分間あまりの、このシーンが<変態鉄>には「グッと来る瞬間」でもある。
「背後の民家のTVアンテナがキハと被っている!!」
なんて苦情は受け付けない。自分なりには、自分の撮りたいシーンが撮れた気がする
そんな1枚なのである。(RAW現像のときWBは弄ったけど...)
この写真から、「夏の午後のローカル線の交換駅の気怠い空気感」を感じ取って
いただけたとしたら、自分としては大満足なのだが、果たして...。
【2014年8月3日15時38分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅
国吉駅の停車時間は10分間。もちろん、順光になるキハ52側も撮らない訳には
いかないのだ。空の青さにキハ52のタラコ色がよく映えた...かどうか。
【2014年8月3日15時38分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅
そんなキハ52の“ソックリさん”として製造された“いすみ350”の上総中野ゆきが
発車すると、いよいよ「急行4号」も発車時刻。
【2014年8月3日15時41分】 いすみ鉄道・キハ52 125車内
今シーズンは、このキハを夕方の「ビール列車」にも使用しているとのことで、
車内には、そのための装飾があちこちに。
いつ乗っても少しずつ変わっているキハの車内、でも、わずか20分余りの乗車でも
DMH17Hエンジンの心地よい振動と、あのサウンドはいつ乗っても変わらないのである。
う~ん、堪らん!!
あの“団扇”に入鋏もしてもらって...あっという間に終着・大原駅。
【2014年8月3日16時00分】 いすみ鉄道・大原駅
いったん乗客を降ろしたキハは、しばし休憩の後、16:28発「急行5号」として
折り返す。その間、ホーム車止め付近の柵の外から、とりあえず撮影可能。
木々の枝の影が落ちたり、光線状態が良くなかったり...
とはいえ、駅前広場の一角からカメラを構えての撮影なら、これだけで上出来。
【2014年8月3日16時20分】 いすみ鉄道・大原駅
何だか、この日は「撮影打ち切り」のような形にはしてしまい、消化不良感も
強かったが、陽が西に傾きはじめる時間帯、
白い煙を勢いよく噴き上げながら、「急行5号」として大多喜に向かってゆっくりと
出発してゆくキハ28+キハ52。その姿を見送って、カメラをバッグにしまったのだった。
【2014年8月3日16時15分】 いすみ鉄道・大原駅
すぐ隣のJR線乗り場へ。少し早めに改札を通り、自由席の列に並んで...
【2014年8月3日16時55分】 外房線・大原駅
この日の「新宿わかしお」号は、大原の時点で自由席はほぼ満席。
茂原からはデッキに立つ人が居るくらいの混雑となった。
この255系が“BOSO VIEW EXPRESS”として登場したのは1993年のこと。
新型の特急車を投入していた時代、「JR第一世代」の特急車両。
いまの“有料通勤電車”的な位置づけの特急ではなく、シートも広くて、
何だか久しぶりに“特急列車”に乗った...とすら感じたのだった。
この日はほぼ定刻で終点・新宿へ。(おわり)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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2014-08-19 21:00
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