或るバスの晴れ舞台(2)ここまで来たら、ちょい<鉄> [路線バスの旅]
白地にオレンジと焦げ茶色のライン、そして「TOYAMA」のロゴ。
実は、そんな地鉄バスを自分の職場のすぐ近くでも見ることができる。
自分も時折利用する高速バス、新宿・池袋-富山線である。
昨日は、遅くなったので、新宿大ガード西交差点で富山に向けて出発していく
夜行高速バスを見送った。最新の710号車1台運行だった。
でも、会社に残って、仕事を仕上げてくるのが、もうイヤで...
持ち帰って自宅でしようと、早めの帰宅。カバンを開けてみて愕然とした。
肝心な書類が入っていないのであった。
(別に紛失しても問題になるようなものではありません。念のため)
明日は、早朝出勤確定。嗚呼、ダメダメな日々。
【2014年7月6日9時57分】 富山地鉄立山線・本宮駅
さて、あれからちょうど1ヶ月。いつも思うが、あっという間。
「地鉄バス95号車で行く、称名滝と立山駅周辺の旅」の話題の続き。
☆ おことわり ☆
「地鉄バス95号車で行く、称名滝と立山駅周辺の旅(7月6日)」は、
地鉄バスをこよなく愛する、あんぷてぃ氏を中心に企画したイベントであり、
富山地鉄および地鉄バスが催したイベントではありません。
なお、イベントの性格上、普段は撮影が許可されない場所や、このバスが
走らない地点で撮影した画像が含まれます。
…… ……
2014年7月6日(日)晴れ一時雨
とりあえず、ホテルに荷物を預けて、再び通りに出ると...
な、何と、すぐ近くに95号車が停車中。ライトレールのレール際に停車中ということは...
【2014年7月6日8時15分】 富山県富山市牛島町付近
すぐに横断歩道を渡って、バスの真向かい、ちょうど北陸電力本店前へ。
(「北陸電力」も「北陸銀行」も富山の会社なのです。本店は金沢ではないのです!!)
すでに何人かの、今日のツアーの参加者だろうか、カメラを構えていた。そして...
【2014年7月6日8時16分】 富山県富山市牛島町付近
インテック前を出発したライトレールがやって来た。JR富山港線から生まれ変わった
路面電車(LRT)、先日、駅の南側を走る地鉄市内線との接続工事の入札公告を発見。
いよいよ、新幹線開業に向けて南北の路面電車の接続工事も本格化する模様。
さて、狙っていた「地鉄バス95号車×ライトレール」のコラボ写真。
ちょうどやって来た軽自動車のせいで、何とも残念な出来映え。
路面電車の撮影では、常に、クルマに被られるリスクがあるとはいえ...ショック。
【2014年7月6日8時16分】 富山県富山市牛島町付近
その軽自動車をかわして撮った1枚は、電車の顔をポールが串刺し。
あぁ、最初から撃沈の1枚。
ふと、気がつくと、大きな音が上空で。
【2014年7月6日8時17分】 富山県富山市牛島町付近
そう、自分が乗ってきたモヒカンジェットが羽田に向かって戻っていくところ。
写真を見ると、水色の垂直尾翼、“ダヴィンチのヘリコプター”は確認できるか...
こうなると、“モヒカンジェット”を、きちんと撮りに行きたいもので...
何の予定もない今年のお盆休み。「京浜島つばさ公園」あたりに出没するかも。
さて、駅北の駐車場にいたバスに乗り込み、9時前に出発。
車内では、地鉄バスA氏の挨拶に続いて、市内線7018号車との離合などディープな...
さらに、マイクを握ったA氏のトークも面白く...、車内は大盛り上がり。
なぜか写真に残していないのだが、南富山駅前では、わざわざ市内線電車の車庫が
見渡せるように線路沿いの細い道に迂回してくれたり...
(知らずに歩いていた道が、地鉄笹津線の廃線跡だったとは意外。)
月岡を通り、地鉄立山線に沿ったルートで...
【2014年7月6日10時05分】 富山地鉄立山線・本宮駅
最初にやって来たのは地鉄立山線の本宮駅。
立山線の終点1つ手前のこの駅。今でこそ片面ホームの無人駅だが、
かつては本宮折返しの電車も多く設定されていたとのこと。上下列車の交換は、
隣の有峰口駅に統合されて久しいが、使われなくなったホームも残されており、
レールは撤去されていても駅構内の架線柱は複線仕様のまま、
昔日の賑わいをいまに伝えているのだが...
今回は「探訪! ちてつ百景」の記事ではないのである。
【2014年7月6日10時06分】 富山地鉄立山線・本宮駅付近
バスを駅ホームに横付けする形で停車させ、やってくる地鉄電車とコラボの予定
だったのだが、その「ベストポジション」には地元の方のものと思しき白い乗用車。
でも、運転手さんの技術力の高さ!! それにピタッと寄せて停車し、お目当ての構図で
撮影が可能となった。
まずは、立山から戻ってくる電鉄富山ゆき。
【2014年7月6日10時05分】 富山地鉄立山線・本宮駅
DDEX、鳩マークの10030型というか京阪3000系での運転である。
最古参の地鉄バスと、新幹線開業を控え、これからの地鉄電車を支えてゆく観光列車、
その一瞬の出会いは、これが最初で最後のことだろうか。
【2014年7月6日10時05分】 富山地鉄立山線・本宮駅(後追い)
もちろん、<鉄>として、この編成のアップも撮らずには居られなかったのだ。
カメラの砲列にちょっと驚き気味のアテンダントさんが後方確認!!
電鉄富山ゆきダブルデッカーエキスプレスは、隣の有峰口駅で立山ゆきと交換。
この下り電車まで撮ることになっていた。
「60運用」と聞いていたので、自分がこよなく愛する14722編成がやってくるはずもなく、
正直テンションの上がらない撮影だったのだが...
入線してきた立山ゆきを見て驚くしかなかった<変態鉄>。
【2014年7月6日9時56分】 富山地鉄立山線・本宮駅
今日のトップ写真にしてしまった丸看板付き。
関係各位の取り計らいで事前に地鉄電車にお願いしたとのこと。
自分も、次に地鉄電車を撮るときは「丸看板付き」をリクエストしようと密かに画策中。
9月になるのだろうか??
【2014年7月6日9時57分】 富山地鉄立山線・本宮駅(後追い)
本宮駅を発車して、立山に向けて最後の上り勾配に挑んでいく14760型を後追い。
【2014年7月6日10時05分】 富山地鉄立山線・本宮駅
慌ただしく撤収するのだった。
【2014年7月6日9時39分】 富山地鉄立山線・本宮駅付近
さて、この本宮駅とこのバス。実は縁が深いのだとのこと。
この95号車は製造された1989年から2005年まで立山開発鉄道(現・立山黒部貫光)に
在籍していた。その当時、本宮駅から立山山麓スキー場までの区間で冬期に
スキー客向けの路線バスが運行されていた。
地鉄バスに移籍して、いまでは、夏期の有峰線の登山バスだけが最後の活躍の舞台と
なっている95号車にとって、若かりし頃に走った道に戻ってきたのかも。
【2014年7月6日9時43分】 富山地鉄立山線・本宮駅付近
外観は、現行の地鉄高速バスと同じ塗色を纏っている95号車。
しかし、細部には長年の活躍、その疲れを感じさせる部分もチラホラ。
だからといって、その“脚力”は衰えていないようで...
本宮駅を出発すると、構内外れの踏切を越え、細くて険しい山道に踏み込んで、
大型バスが通れるとは到底思えないような道をぐんぐん登っていくそのパワー。
アルペンルートの室堂-美女平線や、冬期のスキーバスで立山を走り続けた、
このバスの生い立ち、それを十分に感じさせるのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
実は、そんな地鉄バスを自分の職場のすぐ近くでも見ることができる。
自分も時折利用する高速バス、新宿・池袋-富山線である。
昨日は、遅くなったので、新宿大ガード西交差点で富山に向けて出発していく
夜行高速バスを見送った。最新の710号車1台運行だった。
でも、会社に残って、仕事を仕上げてくるのが、もうイヤで...
持ち帰って自宅でしようと、早めの帰宅。カバンを開けてみて愕然とした。
肝心な書類が入っていないのであった。
(別に紛失しても問題になるようなものではありません。念のため)
明日は、早朝出勤確定。嗚呼、ダメダメな日々。
【2014年7月6日9時57分】 富山地鉄立山線・本宮駅
さて、あれからちょうど1ヶ月。いつも思うが、あっという間。
「地鉄バス95号車で行く、称名滝と立山駅周辺の旅」の話題の続き。
☆ おことわり ☆
「地鉄バス95号車で行く、称名滝と立山駅周辺の旅(7月6日)」は、
地鉄バスをこよなく愛する、あんぷてぃ氏を中心に企画したイベントであり、
富山地鉄および地鉄バスが催したイベントではありません。
なお、イベントの性格上、普段は撮影が許可されない場所や、このバスが
走らない地点で撮影した画像が含まれます。
…… ……
2014年7月6日(日)晴れ一時雨
とりあえず、ホテルに荷物を預けて、再び通りに出ると...
な、何と、すぐ近くに95号車が停車中。ライトレールのレール際に停車中ということは...
【2014年7月6日8時15分】 富山県富山市牛島町付近
すぐに横断歩道を渡って、バスの真向かい、ちょうど北陸電力本店前へ。
(「北陸電力」も「北陸銀行」も富山の会社なのです。本店は金沢ではないのです!!)
すでに何人かの、今日のツアーの参加者だろうか、カメラを構えていた。そして...
【2014年7月6日8時16分】 富山県富山市牛島町付近
インテック前を出発したライトレールがやって来た。JR富山港線から生まれ変わった
路面電車(LRT)、先日、駅の南側を走る地鉄市内線との接続工事の入札公告を発見。
いよいよ、新幹線開業に向けて南北の路面電車の接続工事も本格化する模様。
さて、狙っていた「地鉄バス95号車×ライトレール」のコラボ写真。
ちょうどやって来た軽自動車のせいで、何とも残念な出来映え。
路面電車の撮影では、常に、クルマに被られるリスクがあるとはいえ...ショック。
【2014年7月6日8時16分】 富山県富山市牛島町付近
その軽自動車をかわして撮った1枚は、電車の顔をポールが串刺し。
あぁ、最初から撃沈の1枚。
ふと、気がつくと、大きな音が上空で。
【2014年7月6日8時17分】 富山県富山市牛島町付近
そう、自分が乗ってきたモヒカンジェットが羽田に向かって戻っていくところ。
写真を見ると、水色の垂直尾翼、“ダヴィンチのヘリコプター”は確認できるか...
こうなると、“モヒカンジェット”を、きちんと撮りに行きたいもので...
何の予定もない今年のお盆休み。「京浜島つばさ公園」あたりに出没するかも。
さて、駅北の駐車場にいたバスに乗り込み、9時前に出発。
車内では、地鉄バスA氏の挨拶に続いて、市内線7018号車との離合などディープな...
さらに、マイクを握ったA氏のトークも面白く...、車内は大盛り上がり。
なぜか写真に残していないのだが、南富山駅前では、わざわざ市内線電車の車庫が
見渡せるように線路沿いの細い道に迂回してくれたり...
(知らずに歩いていた道が、地鉄笹津線の廃線跡だったとは意外。)
月岡を通り、地鉄立山線に沿ったルートで...
【2014年7月6日10時05分】 富山地鉄立山線・本宮駅
最初にやって来たのは地鉄立山線の本宮駅。
立山線の終点1つ手前のこの駅。今でこそ片面ホームの無人駅だが、
かつては本宮折返しの電車も多く設定されていたとのこと。上下列車の交換は、
隣の有峰口駅に統合されて久しいが、使われなくなったホームも残されており、
レールは撤去されていても駅構内の架線柱は複線仕様のまま、
昔日の賑わいをいまに伝えているのだが...
今回は「探訪! ちてつ百景」の記事ではないのである。
【2014年7月6日10時06分】 富山地鉄立山線・本宮駅付近
バスを駅ホームに横付けする形で停車させ、やってくる地鉄電車とコラボの予定
だったのだが、その「ベストポジション」には地元の方のものと思しき白い乗用車。
でも、運転手さんの技術力の高さ!! それにピタッと寄せて停車し、お目当ての構図で
撮影が可能となった。
まずは、立山から戻ってくる電鉄富山ゆき。
【2014年7月6日10時05分】 富山地鉄立山線・本宮駅
DDEX、鳩マークの10030型というか京阪3000系での運転である。
最古参の地鉄バスと、新幹線開業を控え、これからの地鉄電車を支えてゆく観光列車、
その一瞬の出会いは、これが最初で最後のことだろうか。
【2014年7月6日10時05分】 富山地鉄立山線・本宮駅(後追い)
もちろん、<鉄>として、この編成のアップも撮らずには居られなかったのだ。
カメラの砲列にちょっと驚き気味のアテンダントさんが後方確認!!
電鉄富山ゆきダブルデッカーエキスプレスは、隣の有峰口駅で立山ゆきと交換。
この下り電車まで撮ることになっていた。
「60運用」と聞いていたので、自分がこよなく愛する14722編成がやってくるはずもなく、
正直テンションの上がらない撮影だったのだが...
入線してきた立山ゆきを見て驚くしかなかった<変態鉄>。
【2014年7月6日9時56分】 富山地鉄立山線・本宮駅
今日のトップ写真にしてしまった丸看板付き。
関係各位の取り計らいで事前に地鉄電車にお願いしたとのこと。
自分も、次に地鉄電車を撮るときは「丸看板付き」をリクエストしようと密かに画策中。
9月になるのだろうか??
【2014年7月6日9時57分】 富山地鉄立山線・本宮駅(後追い)
本宮駅を発車して、立山に向けて最後の上り勾配に挑んでいく14760型を後追い。
【2014年7月6日10時05分】 富山地鉄立山線・本宮駅
慌ただしく撤収するのだった。
【2014年7月6日9時39分】 富山地鉄立山線・本宮駅付近
さて、この本宮駅とこのバス。実は縁が深いのだとのこと。
この95号車は製造された1989年から2005年まで立山開発鉄道(現・立山黒部貫光)に
在籍していた。その当時、本宮駅から立山山麓スキー場までの区間で冬期に
スキー客向けの路線バスが運行されていた。
地鉄バスに移籍して、いまでは、夏期の有峰線の登山バスだけが最後の活躍の舞台と
なっている95号車にとって、若かりし頃に走った道に戻ってきたのかも。
【2014年7月6日9時43分】 富山地鉄立山線・本宮駅付近
外観は、現行の地鉄高速バスと同じ塗色を纏っている95号車。
しかし、細部には長年の活躍、その疲れを感じさせる部分もチラホラ。
だからといって、その“脚力”は衰えていないようで...
本宮駅を出発すると、構内外れの踏切を越え、細くて険しい山道に踏み込んで、
大型バスが通れるとは到底思えないような道をぐんぐん登っていくそのパワー。
アルペンルートの室堂-美女平線や、冬期のスキーバスで立山を走り続けた、
このバスの生い立ち、それを十分に感じさせるのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
コメント 0