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今年こそ、写真の腕を上げたい。 [EOSくんとその仲間たち(写真撮影)]

“九州旅行”の件、資料を入れた荷物が到着していない。
クロネコくんが、明日までに頑張ってカバンを運んできてくれれば、
明日からでも、「九州旅行記(詳細版)」にしようかと...

……  ……

タイトルの件「どうせ無理だから諦めろ!!」という声が聞こえてきそう。でも...

写真の構図とは、ザックリ言うと「主題と副題をどのように配するか?」
ということにある、と、ある所で聞いた。
そのバランスが良いと、多くの人を惹き付ける1枚になるという。

その観点で自分の撮った写真たちを見直してみると、う~ん。
(ここに掲載する)写真たちの“主題”は大概の場合、鉄道車両である。
“車両をバッチリと写し止める”ことだけを目的とした写真は、別だ。
撮りたい車種が全国でも数えるほどしか稼働していない状況になり、
いすみ鉄道のキハ52も、関東鉄道のキハ100も、(引退したが)富山のキハ58・28も、
こう何回も行っていれば、すでにそんな写真は撮り終えている。

だから、四季の草花や、沿線の人々の営み、
昭和30・40年台生まれの車両たちを引き立てる沿線の風景、
これらを、撮りたい車両たちとどう絡めるか、ということが課題となる。

現地ではファインダーを覗きながら、足りない頭をフル回転して
車両の来るべき位置と大きさ、それに配するアイテムの位置・ピント...
いろいろと考えて、列車が来る瞬間を待つが、
帰宅してパソコンに取り込むと“ガッカリ”ということの連続である。例えば、これ。

IMG_1152.JPG
【2008年5月4日17時55分】 大糸線・頸城大野-姫川
<撮影データ>
Canon EOS 5D/EF35-350/3.5-5.6L USM
焦点距離 50.0 mm 露出 F5.6 1/250秒 ISO400 WBオート 三脚使用

大糸線にまだゴーニーたちがいた頃、頸城大野駅北側の超有名ポイント。
5月の連休中、田植えの済んだ水田、雨飾山、順光になる夕方となれば、
集まった“同業者”は10名や20名じゃない。
雨飾山を入れるか、水田の水鏡に賭けるか、車両を大きく写すか、
(背後の白いガードレールや新しい住宅も気になるし...)
どうするか、迷った末に「全部を少しずつ盛り込んでみる」を選択。
今でも後悔しているが、結局最後まで“攻略法”がわからなかったポイント。

IMG_2672.JPG
【2008年10月30日14時43分】 山陽新幹線・岡山駅
<撮影データ>
Canon EOS 5D/EF35-350/3.5-5.6L USM
焦点距離 65.0 mm 露出 F5.6 1/100秒 ISO400 WBオート

0系新幹線の引退が秒読みとなると、老いも若いもホームで記念撮影...
が、各駅のホームで見られた。そのときの一瞬を狙った。
白く露出を飛ばした0系、アウトフォーカスの女の子、おばあちゃんだろうか
その背中にピントを合わせたが、新幹線の位置が良くない。
しかも、このピントの持っていき方は正解と言えるのだろうか...

<鉄>ばかりじゃない、ことを見せたいのではないけど...

IMG_6302.JPG
【2009年8月15日12時17分】 富山県南砺市
<撮影データ>
Canon EOS 5D/EF35-350/3.5-5.6L USM
焦点距離 75.0 mm 露出 F6.3 1/125秒 ISO100 WBオート

合掌造りと言えば、岐阜側の白川郷が有名だが、これは富山県側。
一輪だけ残ったヒマワリをどうすべきか? 悩んで撮ったうちの1枚。
夏休みシーズン真っ盛り、観光客の多さにシャッターチャンスがなかなか訪れなかった。
ちなみに、全景は↓

IMG_6298.JPG
<撮影データ>
Canon EOS 5D/EF35-350/3.5-5.6L USM
焦点距離 55.0 mm 露出 F7.1 1/125秒 ISO100 WBオート

……  ……

<鉄>な本や雑誌を見ているだけでは、本当の“鉄道写真の撮り方”はわからない

ということに気づいたのは、ようやく最近。
さまざまな写真を見て、本を読んで、今年こそ一歩でも前に歩み出したい。


(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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