12.雪は期待ほどでなかった ~ 千里のカーブ ~ [飛越ゴハチを追った日々]
“九州旅行記”は明日以降として...
今日は、何度も、足繁く通った飛越ゴハチの話題。
最終日となった2011年3月11日まで、自分が、もっとも多く訪れた撮影地は
「千里のカーブ」と、それから、婦中鵜坂の「西本郷陸橋」だった。
…… ……
2008年12月8日 晴れ
2008年3月に“飛越ゴハチ”を初めて撮って以来、再び、冬がやってきた。
この頃から、「雪晴れの銀世界をゆくゴハチニハチ」は、
絶対撮っておきたいテーマとして強く意識するようになった。
平日が公休日になる仕事をしているので、ゴハチニハチが走っている曜日に
訪問するのは難しくなかったが、「雪晴れ」というのが難しい。
天気予報をどれだけ注意して見ていても、そこまではわからない。
晴れれば雪は解けてなくなるし、吹雪では帰路に困ることになる。
さて、第1回目の「雪晴れゴハチニハチ」への挑戦。
真っ白な田圃の中をゆくゴハチニハチを思い描いて出発したが...
【2008年12月8日6時23分】 高山本線・富山駅
<撮影データ>
Canon EOS 5D/EF35-350/3.5-5.6L USM
焦点距離 70.0 mm 露出 F4.5 1/15秒 ISO1600 WBオート
朝、6時過ぎ。この季節ではまだ暗い。
ISO感度を1600まで上げてようやく写し止めたのは、
ゴハチニハチが、早朝、越中八尾から戻ってきたところ。今日は国鉄色で運転。
テンションを上げて6:30前の越中八尾行きのキハ120に乗り込む。
この列車、キハ120だが3連で、車掌も乗務していた。
これで撮影地に出向くのが、変則ダイヤの“おわら期間”以外の定番となっていた。
千里に着くが...
雪は解けかかっており、冬の田圃は茶色と白の斑模様を見せていた。
あの踏切からカーブを曲がりきって、千里駅に滑り込む
ゴハチニハチを迎え撃つ。この時期では、まだ明けきらず、
顔面に横から冬の弱い陽の光を浴びる姿が捉えられた。
【2008年12月8日7時37分】 高山本線・速星-千里
<撮影データ>
Canon EOS 5D/EF35-350/3.5-5.6L USM
焦点距離 120.0 mm 露出 F11.0 1/500秒 ISO800 WBオート 三脚使用
これが、越中八尾で折り返して来るところを
今度は住宅地を抜け、田圃の畦道に移動して、雪を抱いた山々をバックに狙った。
【2008年12月8日8時10分】 高山本線・千里-速星
<撮影データ>
Canon EOS 5D/EF35-350/3.5-5.6L USM
焦点距離 100.0 mm 露出 F7.1 1/800秒 ISO200 WBオート 三脚使用
富山に向かったゴハチニハチが再びここに来るまでには多少の時間の余裕がある。
落ち着いて、もとの踏切に引き返す。9時を回るとようやく明るさも十分。
カーブを曲がってくるゴハチくんを望遠で思いっきり引きつけた。
【2008年12月8日9時15分】 高山本線・速星-千里
<撮影データ>
Canon EOS 5D/EF35-350/3.5-5.6L USM
焦点距離 350.0 mm 露出 F8.0 1/500秒 ISO200 WBオート 三脚使用
最後は、10時過ぎに富山に向かう午前中の最終便。
越中八尾の折返し時間が長くとってあり、上と数十m違いで、
似たような構図だが、光の回り方が全然違う。
【2008年12月8日10時07分】 高山本線・千里-速星
<撮影データ>
Canon EOS 5D/EF35-350/3.5-5.6L USM
焦点距離 130.0 mm 露出 F10.0 1/500秒 ISO200 WBオート 三脚使用
エラそうに言えた写真ではないが、朝8時の1枚の方が“冬の朝”という
感じは出せていたのだろうか。
…… ……
立山連峰は、大雑把に言ってカーブの内側(=東)方向に位置する。
だから、ゴハチが動く午前中は、晴れると“立山連峰バック”の構図は逆光。
最後まで上手く撮ることができなかった。
でも、立山連峰に見上げてみると、何か、いつもすがすがしい気持ちになれた。
【2008年12月8日9時29分】 富山県富山市内
<撮影データ>
Canon PowerShot SX100 IS
焦点距離 55.9 mm 露出 F6.3 1/1250秒 ISO200 WBオート
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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最終日となった2011年3月11日まで、自分が、もっとも多く訪れた撮影地は
「千里のカーブ」と、それから、婦中鵜坂の「西本郷陸橋」だった。
…… ……
2008年12月8日 晴れ
2008年3月に“飛越ゴハチ”を初めて撮って以来、再び、冬がやってきた。
この頃から、「雪晴れの銀世界をゆくゴハチニハチ」は、
絶対撮っておきたいテーマとして強く意識するようになった。
平日が公休日になる仕事をしているので、ゴハチニハチが走っている曜日に
訪問するのは難しくなかったが、「雪晴れ」というのが難しい。
天気予報をどれだけ注意して見ていても、そこまではわからない。
晴れれば雪は解けてなくなるし、吹雪では帰路に困ることになる。
さて、第1回目の「雪晴れゴハチニハチ」への挑戦。
真っ白な田圃の中をゆくゴハチニハチを思い描いて出発したが...
【2008年12月8日6時23分】 高山本線・富山駅
<撮影データ>
Canon EOS 5D/EF35-350/3.5-5.6L USM
焦点距離 70.0 mm 露出 F4.5 1/15秒 ISO1600 WBオート
朝、6時過ぎ。この季節ではまだ暗い。
ISO感度を1600まで上げてようやく写し止めたのは、
ゴハチニハチが、早朝、越中八尾から戻ってきたところ。今日は国鉄色で運転。
テンションを上げて6:30前の越中八尾行きのキハ120に乗り込む。
この列車、キハ120だが3連で、車掌も乗務していた。
これで撮影地に出向くのが、変則ダイヤの“おわら期間”以外の定番となっていた。
千里に着くが...
雪は解けかかっており、冬の田圃は茶色と白の斑模様を見せていた。
あの踏切からカーブを曲がりきって、千里駅に滑り込む
ゴハチニハチを迎え撃つ。この時期では、まだ明けきらず、
顔面に横から冬の弱い陽の光を浴びる姿が捉えられた。
【2008年12月8日7時37分】 高山本線・速星-千里
<撮影データ>
Canon EOS 5D/EF35-350/3.5-5.6L USM
焦点距離 120.0 mm 露出 F11.0 1/500秒 ISO800 WBオート 三脚使用
これが、越中八尾で折り返して来るところを
今度は住宅地を抜け、田圃の畦道に移動して、雪を抱いた山々をバックに狙った。
【2008年12月8日8時10分】 高山本線・千里-速星
<撮影データ>
Canon EOS 5D/EF35-350/3.5-5.6L USM
焦点距離 100.0 mm 露出 F7.1 1/800秒 ISO200 WBオート 三脚使用
富山に向かったゴハチニハチが再びここに来るまでには多少の時間の余裕がある。
落ち着いて、もとの踏切に引き返す。9時を回るとようやく明るさも十分。
カーブを曲がってくるゴハチくんを望遠で思いっきり引きつけた。
【2008年12月8日9時15分】 高山本線・速星-千里
<撮影データ>
Canon EOS 5D/EF35-350/3.5-5.6L USM
焦点距離 350.0 mm 露出 F8.0 1/500秒 ISO200 WBオート 三脚使用
最後は、10時過ぎに富山に向かう午前中の最終便。
越中八尾の折返し時間が長くとってあり、上と数十m違いで、
似たような構図だが、光の回り方が全然違う。
【2008年12月8日10時07分】 高山本線・千里-速星
<撮影データ>
Canon EOS 5D/EF35-350/3.5-5.6L USM
焦点距離 130.0 mm 露出 F10.0 1/500秒 ISO200 WBオート 三脚使用
エラそうに言えた写真ではないが、朝8時の1枚の方が“冬の朝”という
感じは出せていたのだろうか。
…… ……
立山連峰は、大雑把に言ってカーブの内側(=東)方向に位置する。
だから、ゴハチが動く午前中は、晴れると“立山連峰バック”の構図は逆光。
最後まで上手く撮ることができなかった。
でも、立山連峰に見上げてみると、何か、いつもすがすがしい気持ちになれた。
【2008年12月8日9時29分】 富山県富山市内
<撮影データ>
Canon PowerShot SX100 IS
焦点距離 55.9 mm 露出 F6.3 1/1250秒 ISO200 WBオート
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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2012-02-08 02:40
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コメント(3)
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地元民からすれば「雪なんて毎日捨てるほどあるじゃないか」という感覚ですが、やはり撮影を目的にする場合・・・特に県外からいらっしゃる場合というのは、難しいものですね。
2008年の冬は、外に出るのも億劫で何も撮影していなかった気がします。今となってはもったいない話です(涙)
by @赤坂 (2012-02-08 17:38)
niceありがとうございました。
キハ58はあっという間に減りましたね。2008年はひたすら富士ぶさ
を追い掛けていました。
by boo (2012-02-08 20:31)
@赤坂さん
そうですね。冬の富山の天気って、晴れていたと思ったら、あっという間に風がでて暗くなったと思ったら、吹雪になったりする印象があります。天気予報で「晴れ」でも、当日、どんよりとした曇り空とか、雪がないとか、何度も経験しました。雪の中で撮るのは嫌いじゃないんですが...
booさん
はじめまして。ご覧いただき、コメントも頂戴しましてありがとうございます。そうですね、2008年頃は、まだ、飛越ゴハチは注目度がそれほどでもなく、ゆったりと撮影できていました。撮り貯めてはいたのですが...
腕が伴わず、悔いの残るカットばかりです。
by あるまーき (2012-02-08 23:20)