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3月の瀬戸内へ(10)長尾線

先日、千葉県市原市に対して小湊鐵道が施設・車両の維持・更新の費用の負担が大きいとして、補助を求めた...と。その中で上総牛久以遠の区間について「廃線も視野」と報じられており。それで調査費用として市が2千数百万円の予算を計上して...と。

確かに養老渓谷だけでは観光資源としては弱いことは否めず。だからといって沿線地域の過疎化は撮影に訪れていてもわかるくらい。
まだ、具体的な方向性が示されてくるまでには少し時間があるかとは思うが、房総の鉄道たちもだんだん厳しい状況になっていることは想像にかたくなく。
久留里線や小湊だけではない。房総周辺は鉄道のみならず路線バスも、地域輸送を公共交通機関が担っていくのは限界が近づいているのかと。
今後は地域の公共交通機関を残していくのは、事業者の努力よりも沿線地域の“熱意”が大きな要素を占めてくる時代が来るのかも。

だからといって自分などにできることなど...、できるだけ訪問する回数を増やしながら、趣味者として状況を注視していきたい。

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【2023年3月2日10時47分】 高松琴平電鉄長尾線・学園通り駅

さて、ことでん、3月2日の高松琴平電鉄の撮影記。

自分もちょっとだけ支援した「追憶の赤い電車」がまもなく終了...という時期を迎えており。
後回しにしていた間に、いつの間にか終了が近づいていたという感じで。まさに“葬式鉄”と呼ぶべき、恥ずかしい行動ではあるものの、その活躍を長尾線らっしい撮影地で撮ろうと訪れたのだが...

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