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さぁ、最後の「ちてつ顔」を撮りに(前半5)北の方が明るくて... [イマドキのTRAMたち(路面電車)]

仕事を終えて帰宅してみて、ちょっとショッキングなことが。
といっても大した話ではないし、すべて自分のせいだが...、ドッと疲れが。

そのショッキングだったことの1つが...

拙ブログ、まず本文をパソコンの「メモ帳」で、つまり、.txt の形式で書いて。
それに写真のデータを合わせて。パソコンの中につくったフォルダに保存しておく。
土曜は、仕事に行く前に半分くらい書き終えて、それで帰宅後に書き足して完成
させれば良い...、そのつもりだったのだが。

たぶん、保存せずに終了してしまっていたのである。メモ帳に、保存せずに終了した
ファイルを復元するツールなど無かったはずで。最初から書き直しなのである。
他にも、もっとどうしようもないこともあって。日曜は朝一番で職場に顔を出さないと
いけないことになってしまったのである。

う~ん、何だか悪いサイクルに嵌まり込んでしまっているようで。

というわけで、9月最後の週の富山地鉄撮影記。10020形のお別れ運転から、今日で
1週間が過ぎるのである。

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【2019年9月25日13時59分】 富山地鉄市内軌道線・富山駅付近

さて、9月25日。越中三郷駅近くで撮影して、電鉄富山に戻ったのだが...

……  ……

2019年9月25日(水)晴れ

昼食を済ませてホテルにチェックインしてゆっくりしよう...、
それだけ考えながら電鉄富山駅に戻ってきたのだが...

その到着直前、地鉄電車の車窓からは中央郵便局前の交差点を見渡せる。

そこに居たのは、ぬぁんと...

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【2019年9月25日13時53分】 富山地鉄市内軌道線・電鉄富山エスタ前-富山駅

デ7018号車だった。<変態鉄>が中学生の頃、市内軌道線に「デ8000形」という
新型車が入った。それまでは吊り掛け駆動の「デ7000形」ばかりだった市内線、
コレはスゴい出来事で。90年台前半に冷房化率100%を達成したのである。
その「デ8000形」、明るいクリーム色に鮮やかな緑色の塗り分け。アクセントに
赤の細いラインが入って...、“年増の厚化粧”だが、旧型車7000形もそのカラーに
塗り替えられていった。でも...

意図的に残されているらしいのだが、デ7018号車だけは旧塗装を堅持していて。

「ちてつ」を撮る者としては、この電車は大注目なのである。もちろん、<変態鉄>
としても撮ったことは数えきれず。地鉄電車に“参入”する以前、“飛越ゴハチ”の
時代から富山駅前でこの電車を見つけたら、カメラを向けずには居られなかった。

ということで、この日も。

先ほどの写真、前面の方向幕の地色が緑であることが確認できる。コレは、次の
富山駅電停で折返し、南富山駅前ゆきになるということで。

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【2019年9月25日13時56分】 富山地鉄市内軌道線・電鉄富山エスタ前-富山駅

数分後には電鉄富山エスタ前電停に戻ってくるはず。横断歩道を渡って
CiCの前へ。信号待ちで止まる上に、道幅も広く。路面電車撮影にはうってつけ...
と、そう思ったのだが...

試し撮りは、デ7015号車の南富山駅前ゆき。

影が意外と伸びていて。どう撮っても“マンダーラ”は避けられそうになくて。
う~ん...

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【2019年9月25日13時57分】 富山地鉄市内軌道線・電鉄富山エスタ前-富山駅

振り返って。

かつては、こちらが富山駅前だったのだが...
「駅前東」交差点を通過するデ7015号車、手前には富山駅方向に向かう環状線電車
“黒セントラム”である。

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【2019年9月25日13時57分】 富山地鉄市内軌道線・電鉄富山エスタ前-富山駅

“世界で最も美しい湾クラブ”の世界会議が、この富山で行われるのだそうで
その広告ラッピングである。確かに富山湾は美しいのだが...

この場所では、良い画は撮れそうに無い。ということで、急がないと。
デ7018号車の折返しに間に合わなくなる。

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【2019年9月25日13時59分】 富山地鉄市内軌道線・富山駅付近

再び横断歩道を渡って。駅前のバスロータリーの南側を掠めながら、大急ぎで。
富山駅電停のところまで。もともと駅前広場の南側を東西に走って新富町に向けて
駅前交差点を90度曲がって南へ進路を変えていたのだが、新幹線開業に合わせて
「富山駅」電停が駅の真下にできて。新幹線のホームの真下に路面電車乗り場が
あるのも全国でココだけではなかろうか。

南富山駅前から大学前まで直通する電車は、いったん北に進路を変えて「富山駅」、
ここで進行方向が変わる...、スイッチバックの運転方法になっている。
ということで、駅前広場に乗り入れる、その入口付近で。

花壇で歩道と区切られているので、歩行者が入り込むことは、まず無いのだが、
線路を横切る通路は何本かあって。新幹線開業に合わせて、この富山駅電停ができる
ちょうど、その頃から形式に関わりなく、地鉄市内軌道線の全部の電車で
♪ メヌエット の曲を流すことができる補助警笛(??)が取り付けられ。

吊り掛けサウンドとメヌエットのメロディー、何だか不思議な組合せ。
駅前広場走行中は必ず流すことになっているのか...絶え間なくメロディーが
聞こえてくるのである。

左は大学前からやって来た南富山駅前ゆき、右は富山駅電停を出発した直後の
南富山駅前ゆき「デ7018」号車である。

051_DPP_00006341.JPG
【2019年9月25日13時59分】 富山地鉄市内軌道線・富山駅付近

引きつけて、もう1枚。
ガラス越し...ではあるが、バックに見えるのは富山駅の新幹線ホーム。
折しも、下りホームには新幹線が入線している。14:17発の「つるぎ719号」
だろうか。まさか、新幹線とデ7000形をいっしょに撮ることになるとは...
子どもの頃は想像もできなかった。

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【2019年9月25日14時00分】 富山地鉄市内軌道線・富山駅-電鉄富山エスタ前

後続の大学前ゆき電車とすれ違いながら東に向きを変える「デ7018号車」。
写真の左隅、2台のクルマが信号待ちをしているが、それが先ほどの写真を撮った
ポイント。よ~~く目を凝らせば「電鉄富山エスタ前」電停が見えている。

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【2019年9月25日14時01分】 富山地鉄市内軌道線・富山駅付近

地鉄市内軌道線名物(??)の、電照式広告板を取り付けたデ7020号車で
再び新幹線とのコラボを。

というわけで、富山駅電停へ。

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【2019年9月25日14時02分】 富山地鉄市内軌道線・富山駅電停

頭上には新幹線ホーム。だから薄暗いのだが、でも、右側の1番ホームに立てば
すぐ後ろに新幹線改札に繋がるコンコースがあって。

新幹線の改札口を出たら、すぐに市内電車に乗れる...のも富山だけ。

でも、<富山鉄>として“感動モノ”なのは、この写真の、奥の方である。
中央の2、3番ホームの奥が明るくなっている。これは画期的なことなのである。

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【2019年9月25日14時03分】 富山地鉄市内軌道線・富山駅電停

工事用の丸い車止めが置かれ、その先は工事用フェンスで囲われているものの...
すでに駅北が目の前に見えているのである。これは富山駅を利用する者からして
画期的なことで。左隅に見える案内看板には、フライングで「北口 →」の表示も。

いよいよ、来年3月21日に「路面電車南北接続工事」が完成することになって。

駅北まで長い地下通路を歩いていたのも、過去の話に。この日、記念に駅北まで
歩いてみた<変態鉄>だったのである。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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