ふたたびの、ことでん_20151220(2)まず、ここに行かねば... [ことでん旧型たち [高松琴平電鉄]]
ことでんを訪れるとき、自分がまず最初に向かうのは大抵、仏生山。
空港からのバスを市街地に入る前の「空港通・一宮」で下車したのも、
仏生山車両基地から、今回の撮影行をスタートしたかったから。
【2015年12月20日9時24分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近
そんな<変態鉄>を、この日、仏生山で待っていてくれた(?)のは、
「ことちゃん」「ことみちゃん」がデザインされた“ことちゃんひやく”号。
という訳で今日のトップ写真は、イルカ駅員の「ことちゃん」の“うどんぞぞー”。
…… ……
2015年12月20日(日)晴れのちくもり
たぶん、地方私鉄をすべて含めても仏生山ほど写真の撮りやすい車両基地は...
工場内で検査を受けている車両なども、敷地外からバッチリ見えるのである。
フェンスも何もない。いつ訪れても、そんな「鉄道の現場」を目にすることができる。
【2015年12月20日9時21分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近
しかも、製造から間もなく90年を迎える「レトロ電車」に加え、
大手からの譲渡車には、昭和の鉄道史に残る“名車”たちもいて...
それらの姿を間近で眺めることができる。
この日は工場建屋前に、名古屋市交通局からやって来た600形トップナンバーが
停まっていた。下半緑色の車体は長尾線用車である。
その後ろで半分だけ姿を見せているのは...
【2015年12月20日9時22分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近
そう、仏生山のヌシ、電動貨車デカ1である。
訪れる度に撮っているが、何度見てもスゴイ車両である。
車庫内の入換え作業などで、時折、日中にも仏生山構内を力強く走り回っているらしいが、
残念ながら、いまだここから動いているシーンは目にしていない自分である。
そのまま、回れ右!!
【2015年12月20日9時22分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近
仏生山駅を見ると完全に逆光。写真は撮りにくいのだが、冬の陽射しを浴びて
出発の時を待っている「ことちゃんひやく」号、もと京王5000系を挟んで、
すでにホーム側で、高松築港に向けての回送を待っているのは5000形500号車。
ことでんに残った「レトロ電車」の中では一番“年下”、
とはいえ、生まれは1928年(昭和3年)である。すでに87年間、讃岐の地を
走り続けて来た車両である。それが、パンタグラフも上がり、準備万端。
そのすぐヨコに建っている架線柱、よく見ると、木製架線柱!!
趣味者としては非常に魅力的な被写体ながら、関西地方の某私鉄の関係者に
伺ったところでは、役所からも早急に置き換えるよう指導されているとかいないとか。
【2015年12月20日9時24分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近
「レトロ電車と木製架線柱」、ポジションには制約のある撮影だが、
もちろん、何とか画にしようと頑張ってみた<変態鉄>だった。
車庫の東側からの撮影だっただけに、向かい側の高松築港ゆきホームの駅名板まで
光が回っていてくれて...、自分としては、これがこの日の“会心の1枚”かも。
…… ……
この写真を撮っている地点、ちょうど自分の背中にあたる方向には一面の田んぼ。
もちろん、いまは冬枯れ色の寂しい光景だが、その田んぼの一角に...
12月である。クリスマス直前の時期である。
暖冬であってもダウンジャケットを着て、撮影していたのに...
【2015年12月20日9時20分】 香川県高松市仏生山町付近
数本のヒマワリが元気に花を咲かせていた。ちなみに、ここ、10月の訪問時、
コスモスを撮ったこの地点である(→ こちら)。
よく見ると、後ろには、そのコスモスが枯れてしまった様子が写り込んでいる。
♪ あの冬のヒマワリ...って、学生時代に買ったCDの中の曲、
その歌詞にあったような無かったような...(90年台中盤、すでに20年!!! 嗚呼)
…… ……
駐車場の脇を通れば、仏生山駅の正面に出ることができる。
その場所、留置線の南端だが、ここがレトロ電車の定位置になっているみたい。
4両のうちのいずれかが、この場所に必ず留置されている。
【2015年12月20日9時26分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近
この日は1000形120号車。この日の編成に入っていない車両である。
影になり、撮影条件は難しいが、でも、こんな間近にいるのなら撮らずには
いられないのである。
【2015年12月20日9時26分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
そして、ようやく仏生山駅に到着だが...
電車たちは仏生山駅の南側にも留置されているのだ。
【2015年12月20日9時27分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近
右の線路は琴平線の本線、複線に見えるが左側は留置線として使われている。
仏生山駅を出た電車は急カーブを曲がって、進路を西に変えて次の空港通駅へ。
その場所には、珍編成が。前側2両1070形は京急の先々代の快速特急600形、
後ろは琴平線所属の600形。最初に紹介した長尾線600形とは色違い。
こちらは、もともと名古屋市の地下鉄を走っていた。
どちらの車両も琴平線で平日朝夕のラッシュ時の“応援要員”という役割。
レトロ電車運転日は日曜日なので、あまり動いているシーンを撮ったことがない。
その“応援要員”どうしの4両編成である。このまま、月曜まで留置だろうか。
【2015年12月20日9時28分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
さぁ、窓口で1日乗車券(1,230円)を買っていよいよホームへ。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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仏生山車両基地から、今回の撮影行をスタートしたかったから。
【2015年12月20日9時24分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近
そんな<変態鉄>を、この日、仏生山で待っていてくれた(?)のは、
「ことちゃん」「ことみちゃん」がデザインされた“ことちゃんひやく”号。
という訳で今日のトップ写真は、イルカ駅員の「ことちゃん」の“うどんぞぞー”。
…… ……
2015年12月20日(日)晴れのちくもり
たぶん、地方私鉄をすべて含めても仏生山ほど写真の撮りやすい車両基地は...
工場内で検査を受けている車両なども、敷地外からバッチリ見えるのである。
フェンスも何もない。いつ訪れても、そんな「鉄道の現場」を目にすることができる。
【2015年12月20日9時21分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近
しかも、製造から間もなく90年を迎える「レトロ電車」に加え、
大手からの譲渡車には、昭和の鉄道史に残る“名車”たちもいて...
それらの姿を間近で眺めることができる。
この日は工場建屋前に、名古屋市交通局からやって来た600形トップナンバーが
停まっていた。下半緑色の車体は長尾線用車である。
その後ろで半分だけ姿を見せているのは...
【2015年12月20日9時22分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近
そう、仏生山のヌシ、電動貨車デカ1である。
訪れる度に撮っているが、何度見てもスゴイ車両である。
車庫内の入換え作業などで、時折、日中にも仏生山構内を力強く走り回っているらしいが、
残念ながら、いまだここから動いているシーンは目にしていない自分である。
そのまま、回れ右!!
【2015年12月20日9時22分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近
仏生山駅を見ると完全に逆光。写真は撮りにくいのだが、冬の陽射しを浴びて
出発の時を待っている「ことちゃんひやく」号、もと京王5000系を挟んで、
すでにホーム側で、高松築港に向けての回送を待っているのは5000形500号車。
ことでんに残った「レトロ電車」の中では一番“年下”、
とはいえ、生まれは1928年(昭和3年)である。すでに87年間、讃岐の地を
走り続けて来た車両である。それが、パンタグラフも上がり、準備万端。
そのすぐヨコに建っている架線柱、よく見ると、木製架線柱!!
趣味者としては非常に魅力的な被写体ながら、関西地方の某私鉄の関係者に
伺ったところでは、役所からも早急に置き換えるよう指導されているとかいないとか。
【2015年12月20日9時24分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近
「レトロ電車と木製架線柱」、ポジションには制約のある撮影だが、
もちろん、何とか画にしようと頑張ってみた<変態鉄>だった。
車庫の東側からの撮影だっただけに、向かい側の高松築港ゆきホームの駅名板まで
光が回っていてくれて...、自分としては、これがこの日の“会心の1枚”かも。
…… ……
この写真を撮っている地点、ちょうど自分の背中にあたる方向には一面の田んぼ。
もちろん、いまは冬枯れ色の寂しい光景だが、その田んぼの一角に...
12月である。クリスマス直前の時期である。
暖冬であってもダウンジャケットを着て、撮影していたのに...
【2015年12月20日9時20分】 香川県高松市仏生山町付近
数本のヒマワリが元気に花を咲かせていた。ちなみに、ここ、10月の訪問時、
コスモスを撮ったこの地点である(→ こちら)。
よく見ると、後ろには、そのコスモスが枯れてしまった様子が写り込んでいる。
♪ あの冬のヒマワリ...って、学生時代に買ったCDの中の曲、
その歌詞にあったような無かったような...(90年台中盤、すでに20年!!! 嗚呼)
…… ……
駐車場の脇を通れば、仏生山駅の正面に出ることができる。
その場所、留置線の南端だが、ここがレトロ電車の定位置になっているみたい。
4両のうちのいずれかが、この場所に必ず留置されている。
【2015年12月20日9時26分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近
この日は1000形120号車。この日の編成に入っていない車両である。
影になり、撮影条件は難しいが、でも、こんな間近にいるのなら撮らずには
いられないのである。
【2015年12月20日9時26分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
そして、ようやく仏生山駅に到着だが...
電車たちは仏生山駅の南側にも留置されているのだ。
【2015年12月20日9時27分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近
右の線路は琴平線の本線、複線に見えるが左側は留置線として使われている。
仏生山駅を出た電車は急カーブを曲がって、進路を西に変えて次の空港通駅へ。
その場所には、珍編成が。前側2両1070形は京急の先々代の快速特急600形、
後ろは琴平線所属の600形。最初に紹介した長尾線600形とは色違い。
こちらは、もともと名古屋市の地下鉄を走っていた。
どちらの車両も琴平線で平日朝夕のラッシュ時の“応援要員”という役割。
レトロ電車運転日は日曜日なので、あまり動いているシーンを撮ったことがない。
その“応援要員”どうしの4両編成である。このまま、月曜まで留置だろうか。
【2015年12月20日9時28分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
さぁ、窓口で1日乗車券(1,230円)を買っていよいよホームへ。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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