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タテとヨコ [EOSくんとその仲間たち(写真撮影)]

世の中には、全然悪いことでも失礼なことでもないのに、
なぜか、申し訳なくて、悪い気がしてなかなかできないことって
ないだろうか?

0Y6C7222.JPG
【2012年4月16日11時31分】 関鉄常総線・黒子駅(後追い)
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 90.0 mm 露出 F8.0 1/800秒 ISO400
シャッター速度優先AE AIフォーカスAF WB太陽光 三脚使用


そもそも、文体も内容も写真の出来も“軽薄さ”が売りの拙ブログで、
こんなマジメな話からスタートして良いのだろうか?

さて、今日は、撮った写真をパソコンで整理していて思ったこと。
それは...、自分の撮る写真はタテ率がかなり高めだ。
背後の山の上に青空を入れたかったり、車両の占める位置を考えて、
タテで構えることが多い。
幸い愛用のズームレンズ EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM も
先代の EF35-350/3.5-5.6L USM だって、
三脚固定用のリングが標準装備のタイプなので、
光軸を保ったまま単なる90度回転でヨコとタテが切り替え可能。

だから、列車が来る直前になってから「やっぱり、タテ!!」となることも多々。

IMG_5756.JPG
【2009年6月27日14時59分】 山陰本線・久谷-餘部
<撮影データ>
Canon EOS 5D/EF35-350/3.5-5.6L USM
焦点距離 350.0 mm 露出 F6.3 1/640秒 ISO400 WBオート 三脚使用

でも、撮影地ガイドなどを見ていると
「縦位置にはなってしまうが...も撮れる」などとという記述を
見かけたりもする。何かタテはヨコがダメな場合の
“第2希望”とか“非常手段”とか、みたいな言い方だ。

しかし、しかし、である。
迫力のある長編成の寝台特急とか、16両編成の新幹線とか...
そんなの久しく撮っていない者にとって、
いつも1~2両のディーゼルカーがトコトコ走るローカル線の光景や
単行で路面を行く電車を撮っている者にとって、
斜め前方から車両を写し止める、という鉄道写真の王道を行こうとすれば、
ヨコ位置では、両サイドにムダに広い空間がうまれてしまうことが多い。

IMG_7875.JPG
【2010年1月27日11時46分】 富山地鉄市内線・富山駅前-地鉄ビル前(後追い)
<撮影データ>
Canon EOS 5D/EF35-350/3.5-5.6L USM
焦点距離 230.0 mm 露出 F8.0 1/400秒 ISO200 WBオート 三脚使用

そうなれば、何か申し訳ないような気がしながらも、タテで構えずには
いられないのである。タテっていけないのだろうか?

……  ……

あと、“後追い”も同じような気がする。機関車牽引でない限り前でも後でも
良いような気がするんだが...、特にヘッドライトを昼間点灯しない
ローカル線では、後追いだって狙って良いと思うのだが...

IMG_8993.JPG
【2010年4月16日11時31分】 高山本線・越中八尾駅(後追い)
<撮影データ>
Canon EOS 5D/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 160.0 mm 露出 F7.1 1/200秒 +1段補正 ISO800 WBオート

シャッターチャンスがちょっと難しいんだけど...

やはり、自分はヘンな人間なのかな...?

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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arail206

こんにちは。

私も、“後追い”に対してこだわりがないタイプです。お見事な記事です。
by arail206 (2012-04-28 17:28) 

あるまーき

arail206さん

コメントありがとうございます。
また、記事に関してお褒めの言葉も頂戴しまして、恐縮しております。
“後追い”、これからもドンドン狙っていこうと思います。
by あるまーき (2012-04-28 22:41) 

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