ココロかカラダか!? DD13型の面影を探して(5)五井駅にて [小湊鐵道キハ200と鉄道情景]
今日は、<変態鉄>の非常に偏った意見から。まぁ、こういうヤツもいるのだという...
<鉄>でありながら、最近の都会の、わが地元、京王線・井の頭線も、J※も...
東京の電車は“面白くない”と感じる。あの車両メーカーの、見るからに安っぽい
“大量生産品”の電車ばかりになってしまったから、というのも一因なのだが、
でも、“人”の存在を感じなくなったというのも大きいように思うのである。
<変態鉄>にとっての、最初に触れた“鉄道”は東京の営団地下鉄。
駅に行けば、カチンカチンカチン...、改札ラッチの中で起立した駅員さんが
エンドレスに鋏を鳴らしていた。
<車内放送マニア>としても、やはりベテラン車掌さんの肉声のアナウンスが
録れて一番嬉しいサウンド。
もちろん、いまのご時世、どの事業者にとっても最低限の人数で...と考えるのは
当然のこと。大きい駅でもホーム上で「駅員さん」を見かけないことが多くなった。
【2017年11月8日15時11分】 埼玉県さいたま市大宮区・鉄道博物館
車両だけあっても鉄道は成り立たない。そのシステムを支えていたのは多くの
皆さんであったわけで。国鉄時代の上野駅ホームを再現した中に展示された485系、
ボンネット時代はヘッドマークも人の手によって付け替えられていた。
<変態鉄>にとっては、ほんのかすかに記憶に残る、あの頃の情景である。
小湊鐵道の五井駅も、列車の発着時には必ず駅員さんがホームに出て...
跨線橋からは発車してゆく列車を直立不動で見送る、そんな姿を見ることができる。
…… ……
2017年10月24日(火)くもり
五井駅西口、パチンコ屋さんの軒先(?)に、同居する形で駅ソバ(?)が。
暖かいソバで腹ごしらえ、階段を上れば小湊鐵道のホームから発車ベルが。
出発していく、キハの姿を後追いで撮ろうとしていて...
【2017年10月24日14時42分】 小湊鉄道線・五井駅
慌ててカメラをヨコ位置にして手前に引いて...
乗客の居なくなったホームで真っ直ぐ立って、発車していくキハを見守る姿を入れて。
でも、ちょっとタイミングが遅かったようで。
あと1両分くらいキハが手前にあるときに撮っていないと...
冒頭からエラそーなことを書いていたクセに、その写真はいつも通りの撃沈である。
もうちょっとシャッターを押すのが早くて、キハを手前で写し止めていたら、
キハの後部乗務員室から身を乗り出して監視する車掌さんと挙手の礼をかわす
瞬間もとれていたかも...。いつまで経っても、写真の腕も撮影センスも
向上しない<変態鉄>なのである。
こういうシーンで“会心の1枚”を残せるようになりたいのだが...
【2017年10月24日14時49分】 小湊鉄道線・五井機関区付近
さて、五井駅東口のバスロータリー、銀行のATMのヨコの隙間からも五井機関区の
様子を伺うことが出来る。そのとなりのコンビニの角、路地に入っていけば
小湊鐵道の本社と五井機関区である。何度も来ているのだが...
そう、8月27日にはこの機関区構内を開放してのイベントが(→ こちら)。
そのときに、撮ることができなかったものがあって...はたして今日は!?
蒸気機関車のヨコを通り過ぎ、しばらく行くと五井駅南端の踏切に出る。
【2017年10月24日14時49分】 小湊鉄道線・五井機関区付近
この場所に、何ともいえない古典的な貨車たちが...ボロボロではあるが、
その姿を残している。たぶん、機関区内の“倉庫代用”なのだろうが...
広いスペースはあるが、系列のタクシーの駐車場として使われており、
もちろん、敷地内。無断で近づくわけには行かず、公道からの撮影である。
【2017年10月24日14時51分】 小湊鉄道線・五井機関区付近
一番近くに居た有蓋車。屋根は一部がめくれ上がり、車体の木部も傷みが目立つが
鋼製の骨組み部分はリベット(鋲)止めであることが見て取れる。
そのすぐ奥にいる、もう1両。
同じ形態の有蓋車かと思いきや、よく見れば側窓が...
こちらは有蓋緩急車、国鉄の形式称号で言えば「ワフ」なのであった。
さらに奥にはブルーシートを被せられた無蓋車もいるようで。
【2017年10月24日14時50分】 小湊鉄道線・五井機関区付近
カメラを引いてみれば、手前にあるキハの給油設備もなかなか渋いわけで。
長らく休止中だが、鉄道模型再開の折には、こういう情景を再現したいと
思っているのだが...
おっと、踏切が鳴り出した。
【2017年10月24日14時51分】 小湊鉄道線・五井駅付近(後追い)
ちょうど上総牛久からキハが戻ってきたのだった。
その姿を撮ったら踏切を渡って、その先を右に曲がれば、五井駅西口まではすぐ。
西口側から入ってJRの改札は「小湊ですっ!!」と言えば、そのまま入れてくれる。
小湊鐵道ホーム側への跨線橋上の自動券売機で乗車券を購入。
そしてホームに下りれば...
【2017年10月24日15時05分】 小湊鉄道線・五井駅
機関区で待機しているキハの姿。
ちなみに、小湊キハは全車同じように見えるのだが、このキハ200形は長期にわたる
増備だったため、前期車と後期車で外観にも差異が見られる。
一番目立つのは窓のサッシだろうか、前期車はこの写真のように窓の四隅にRが
付いている。こちらが<変態鉄>としてはお気に入り。
後期の車両になると真四角のユニットサッシになっている。
【2017年10月24日15時04分】 小湊鉄道線・五井駅
さてさて、15:35発の上総牛久ゆきに乗り込んで... (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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<鉄>でありながら、最近の都会の、わが地元、京王線・井の頭線も、J※も...
東京の電車は“面白くない”と感じる。あの車両メーカーの、見るからに安っぽい
“大量生産品”の電車ばかりになってしまったから、というのも一因なのだが、
でも、“人”の存在を感じなくなったというのも大きいように思うのである。
<変態鉄>にとっての、最初に触れた“鉄道”は東京の営団地下鉄。
駅に行けば、カチンカチンカチン...、改札ラッチの中で起立した駅員さんが
エンドレスに鋏を鳴らしていた。
<車内放送マニア>としても、やはりベテラン車掌さんの肉声のアナウンスが
録れて一番嬉しいサウンド。
もちろん、いまのご時世、どの事業者にとっても最低限の人数で...と考えるのは
当然のこと。大きい駅でもホーム上で「駅員さん」を見かけないことが多くなった。
【2017年11月8日15時11分】 埼玉県さいたま市大宮区・鉄道博物館
車両だけあっても鉄道は成り立たない。そのシステムを支えていたのは多くの
皆さんであったわけで。国鉄時代の上野駅ホームを再現した中に展示された485系、
ボンネット時代はヘッドマークも人の手によって付け替えられていた。
<変態鉄>にとっては、ほんのかすかに記憶に残る、あの頃の情景である。
小湊鐵道の五井駅も、列車の発着時には必ず駅員さんがホームに出て...
跨線橋からは発車してゆく列車を直立不動で見送る、そんな姿を見ることができる。
…… ……
2017年10月24日(火)くもり
五井駅西口、パチンコ屋さんの軒先(?)に、同居する形で駅ソバ(?)が。
暖かいソバで腹ごしらえ、階段を上れば小湊鐵道のホームから発車ベルが。
出発していく、キハの姿を後追いで撮ろうとしていて...
【2017年10月24日14時42分】 小湊鉄道線・五井駅
慌ててカメラをヨコ位置にして手前に引いて...
乗客の居なくなったホームで真っ直ぐ立って、発車していくキハを見守る姿を入れて。
でも、ちょっとタイミングが遅かったようで。
あと1両分くらいキハが手前にあるときに撮っていないと...
冒頭からエラそーなことを書いていたクセに、その写真はいつも通りの撃沈である。
もうちょっとシャッターを押すのが早くて、キハを手前で写し止めていたら、
キハの後部乗務員室から身を乗り出して監視する車掌さんと挙手の礼をかわす
瞬間もとれていたかも...。いつまで経っても、写真の腕も撮影センスも
向上しない<変態鉄>なのである。
こういうシーンで“会心の1枚”を残せるようになりたいのだが...
【2017年10月24日14時49分】 小湊鉄道線・五井機関区付近
さて、五井駅東口のバスロータリー、銀行のATMのヨコの隙間からも五井機関区の
様子を伺うことが出来る。そのとなりのコンビニの角、路地に入っていけば
小湊鐵道の本社と五井機関区である。何度も来ているのだが...
そう、8月27日にはこの機関区構内を開放してのイベントが(→ こちら)。
そのときに、撮ることができなかったものがあって...はたして今日は!?
蒸気機関車のヨコを通り過ぎ、しばらく行くと五井駅南端の踏切に出る。
【2017年10月24日14時49分】 小湊鉄道線・五井機関区付近
この場所に、何ともいえない古典的な貨車たちが...ボロボロではあるが、
その姿を残している。たぶん、機関区内の“倉庫代用”なのだろうが...
広いスペースはあるが、系列のタクシーの駐車場として使われており、
もちろん、敷地内。無断で近づくわけには行かず、公道からの撮影である。
【2017年10月24日14時51分】 小湊鉄道線・五井機関区付近
一番近くに居た有蓋車。屋根は一部がめくれ上がり、車体の木部も傷みが目立つが
鋼製の骨組み部分はリベット(鋲)止めであることが見て取れる。
そのすぐ奥にいる、もう1両。
同じ形態の有蓋車かと思いきや、よく見れば側窓が...
こちらは有蓋緩急車、国鉄の形式称号で言えば「ワフ」なのであった。
さらに奥にはブルーシートを被せられた無蓋車もいるようで。
【2017年10月24日14時50分】 小湊鉄道線・五井機関区付近
カメラを引いてみれば、手前にあるキハの給油設備もなかなか渋いわけで。
長らく休止中だが、鉄道模型再開の折には、こういう情景を再現したいと
思っているのだが...
おっと、踏切が鳴り出した。
【2017年10月24日14時51分】 小湊鉄道線・五井駅付近(後追い)
ちょうど上総牛久からキハが戻ってきたのだった。
その姿を撮ったら踏切を渡って、その先を右に曲がれば、五井駅西口まではすぐ。
西口側から入ってJRの改札は「小湊ですっ!!」と言えば、そのまま入れてくれる。
小湊鐵道ホーム側への跨線橋上の自動券売機で乗車券を購入。
そしてホームに下りれば...
【2017年10月24日15時05分】 小湊鉄道線・五井駅
機関区で待機しているキハの姿。
ちなみに、小湊キハは全車同じように見えるのだが、このキハ200形は長期にわたる
増備だったため、前期車と後期車で外観にも差異が見られる。
一番目立つのは窓のサッシだろうか、前期車はこの写真のように窓の四隅にRが
付いている。こちらが<変態鉄>としてはお気に入り。
後期の車両になると真四角のユニットサッシになっている。
【2017年10月24日15時04分】 小湊鉄道線・五井駅
さてさて、15:35発の上総牛久ゆきに乗り込んで... (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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