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ココロかカラダか!? DD13型の面影を探して(3)工場前とコンビニ前 [その他の鉄話]

何だか中断が多くて。何をどうしているのか、よく分からなくなっている
この記事だが...

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【2017年11月8日12時17分】 埼玉県さいたま市大宮区・鉄道博物館

<変態鉄>には珍しい、こういうところを訪れた...という話題。
こういったことを紹介できるのは、いつの日になるのか。

というくらい、記事のアップ待ちの話題がたまっている<変態鉄>なのである。、

でも、引き続きマイペースで、10月24日の京葉臨海鉄道撮影記。

内房線と平行に、湾岸道路に沿って走っている路線だが、貨物専用線とあっては
なかなか話題に上ることも無く、情報も少ないのである。
撮影はまさに試行錯誤。工場に出入りする大型トラックが頻繁に行き交う道路上での
撮影というのも、あまり気分の良いものでも無いのだが...

何とか、DD13型の面影を残した機関車が牽く貨物列車が走る姿が撮りたくて...

村田川鉄橋付近での撮影が難しそうと分かって、あてもなく線路沿いを。
気づけば、次駅「市原分岐」の場内信号機のあたりまで歩いていた。

……  ……

2017年10月24日(火)くもり

蘇我陸橋の少し先から始まる「千葉貨物駅」、その敷地は広大で南端の出口の前に
架かっているのが村田川鉄橋。ここから市原市へと入っていく。

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【2017年10月24日12時27分】 千葉県市原市八幡浦付近

“お目当て”の村田川鉄橋がダメだとなれば、とにかく多少の妥協は覚悟しても、
とりあえず、列車の全景を写せるような撮影ポイントを見つけないと...

そういうところは、<徒歩鉄>にとって辛い部分。
幸い、村田川鉄橋のところから、ずっと線路に沿って細い道路が通っていた。

車道と歩道の区別も無い細い道だが、そんなところも大型トラックやダンプカーが
情け容赦なく、スピードを上げて駆け抜けていく。それらをかわしながらカメラを
提げて歩き続ける...、やはり自分は<変態鉄>なのである。

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【2017年10月24日10時13分】 京葉臨海鉄道臨海本線・市原分岐-千葉貨物

そんなとき、不意に現れた...というか、資料をチェックしていなかっただけだが、
千葉貨物 10:27着、同線の南端、木更津市内に近い久保田駅からのコンテナ列車。

それにしても慌ててカメラを構えた分、機関車のボンネットが後ろの街灯のポールに
重なって、しかも背後はラ※ホ。う~ん...

でも、この場所、下り列車向けにはなかなか良い感じに撮れそうな予感。

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【2017年10月24日10時38分】 千葉県市原市八幡海岸通付近

手元にはネットから拾ってきた、貨物好きの<鉄>の方だろうか、お手製の時刻表。
千葉貨物 10:29発の北袖駅(姉ヶ崎と木更津の間付近)ゆきの石油返空列車がある
とのことで急ぎ、とりあえず、こんな工場前の歩道にカメラをセット。

でも...

待てど暮らせど、10:29発の石油返空がやってくる気配無し。

前述の通り、貨物専用線の貨物列車というのは荷主(沿線の各工場)の都合により
随時、運行に変更が生じるもので。旅客列車と違って、そんな情報はいっさい
公表されないので、ネット上に落ちている時刻表を拾ってきても、そのとおりに
列車が走るとは限らないのである。特に、JRとの接続駅の蘇我駅での受け渡しに
直接、影響しない千葉貨物以南の区間では、早発・延発は日常的にあるようで。

ただ気楽だったのは、目の前に、市原分岐の場内信号機があったこと。
ずっと赤現示なので、「来ないなぁ~」と退屈ではあったが、不意に列車が...
というプレッシャーもなく。

そんな場内信号機が青に変わったのは11時過ぎ。
千葉貨物駅 11:06発の久保田駅ゆきコンテナ列車というのが。これがほぼダイヤ通り。

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【2017年10月24日10時56分】 京葉臨海鉄道臨海本線・千葉貨物-市原分岐

でも、コレがくる直前だった。1台のダンプカーがビミョーな場所に停車して。
時間調整だろうか、運転手さんが休憩中。「あぁ、列車と被るぅ~」と焦っても。

幸い、コキ車5両、しかもスカコキ(コンテナを積んでないコンテナ貨車〔コキ車〕)
主体の編成だったので。

ただ、撮った画像を見直して気づいたのは背後のケーブルが意外と邪魔なこと。
カーブミラーや道路標識が邪魔で、これ以上、後ろに下がることは出来ず...

ということで、この機に場所を変えることにした。
ちなみに、線路の反対側は湾岸道路である。ただ、線路側には歩道が無く。
仕方なく、戻ったのは上の写真で奥の方にチラッと見えているファミマの前。

千葉貨物駅から出て、細い路地に沿って走ってきた線路はここで湾岸道路沿いに
出るのである。そのファミマの正面で...

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【2017年10月24日11時30分】 京葉臨海鉄道臨海本線・市原分岐-千葉貨物

まずは、上り列車。このポジション、下り列車向けの場所なので、これは
踏切越しの“妥協の1枚”、でも、機関車アップの、いわゆる“レーマガ撮り”。

DD13譲りの丸目2灯ながら、ちょっと角張った感じの顔立ち、KD604号機が先頭。

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【2017年10月24日11時54分】 京葉臨海鉄道臨海本線・千葉貨物-市原分岐

そして“本命”、千葉貨物駅 11:55発の石油返空列車・浜五井ゆき。
先頭に立つのはKD55型ディーゼル機関車でも、後期製造の角目でボンネットが
ちょっと高く、DD13の面影は...

実はKD55形には国鉄からDD13形を譲り受けたものと、自社発注分があり、車体形状も
「なぜ同一形式!?」と思うほど違うのである。こちらは“新型タイプ”。

さて、手元の資料では千葉貨物 12:09着の機関車単機列車があるとのことで...
上り向きにカメラを向けていたら、う~ん、再びの空振りっ!!!

というわけで、終了っ!! カメラを仕舞って、目の前のファミマへ。
冷えた体をホットコーヒーで...、と、レジを済ませて店を出ると目の前の踏切が...

「☆※◎?×★÷!=※■○」、もはや、<変態鉄>のアタマの中は...
もう必死、大急ぎで道路を横切り線路際へ。バッグからカメラを取り出して...

と、足下で何かが...

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【2017年10月24日12時19分】 千葉県市原市八幡海岸通付近

気づくと左足の下に地面が無い。これ、相当深かった。
不意に右足だけに全体重が載れば、カラダは沈み込むように倒れるわけで...

右足に力を入れれば無事、脱出することはできたのだが...
側溝かマンホールの蓋がなくなっていたみたいで、赤いコーンを蓋がわりに
していたみたい。でも、そのコーン自体も破損していて。

この場所、足下は雑誌の残骸からお菓子やお弁当の食べ殻、空き缶、空き瓶...
路肩と言うよりはゴミ捨て場のような場所なのである。
先ほどまでは、足下に注意して、少しでもマシな場所に立つようにしていたが、
焦ってしまって...つい。

でも...

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【2017年10月24日12時13分】 京葉臨海鉄道臨海本線・千葉貨物-市原分岐

<鉄>の意地。電柱が写り込んで写真としてはダメダメながらも石油タンク列車の
姿を捉えるのには成功したのである。

しかも、その先頭に立つのは国鉄DD13を譲り受けたKD55 103号機。
エンジンは変えられているものの、外観は塗色こそ変われどDD13形そのもの。
一番、撮りたかった機関車を意外な形で撮れたのだった。

ちなみにジーンズとスニーカーには、それぞれ直径2~3 cmの黒いシミが...
でも、持っていたウェットティッシュで拭いてみたらキレイにとれて。ひと安心。

……  ……

手元の資料によれば、次は13時台まで列車の間隔が空くようで。

それなら、何とか村田川鉄橋を絡めて撮れる方法はないだろうか。
もう1回、村田川鉄橋まで戻って、あの水たまりを避けて、何とか撮れる方法は無いか
考えてみることにした。

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【2017年10月24日12時47分】 京葉臨海鉄道臨海本線・千葉貨物駅付近

でも、もちろん、先ほどダメだったものは、やはりダメなわけで。
結局、橋を渡って千葉貨物駅の入口まで戻ってしまったのだが...(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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hanamura

ディーゼル機関車が青いと、喜ぶ方です。(う~ん?)
by hanamura (2017-11-12 09:37) 

あるまーき

hanamuraさん

コメントありがとうございます。
青いDL、横浜の街でも大々的に(?)、走っております。
近々、行ってきたいと思っていますので、ご期待下さい。
by あるまーき (2017-11-12 21:07) 

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