夏の来た北東北へ（１）久しぶりに東京駅にて＜前編＞ [鉄分の濃い旅行記録]
自分の勤務先、6月下旬になると1週間近い休みがもらえるのが“毎年恒例”。
仕事の予定を調整して、6月23日から29日まで、月曜から日曜まで1週間の休みを確保。
となれば、どこかに行かない訳にはいかないのだが...
前週に臨鉄キハに出撃したばかり、そして、7月最初の日曜日は富山へ出撃が
決まっている。
「他の出撃候補地は...」と検討してみたのだが...
普段行かないところに行って、普段やらないような出撃を!!
【2014年6月24日12時04分】 三陸鉄道北リアス線・白井海岸－堀内
ということで、あの津波から2年半、この4月に全線復旧なった三陸鉄道の＜乗り鉄＞を
中心に、東北を巡ってみることにしたのだった。
…… ……
「東北に行く」と言っても...
東北新幹線で三陸地方にアクセスするのは、極めて不便。
そのあたりのプランニングに手間取り、
23日 東京 （新幹線・はやぶさ）→ 八戸 【泊】
24日 八戸 → 久慈 （北リアス線）→ 宮古 → 盛岡 【泊】
25日 盛岡 → 平泉 → 仙台 【泊】
26日 仙台 → 東京
という3泊4日。＜乗り鉄＞と世界遺産・平泉散策を中心にしたプラン。
以前、と言っても学生時代のことだが...は、こういう旅行ばかりだった。
三脚も望遠ズームも埃を被っていることが多かった。スナップ用のカメラ片手に
列車に乗り通すのが、自分の旅の基本スタイルだった。
何年かぶりに、＜乗り鉄＞と散策重視の旅行を企てたのである。
2014年6月23日（月）曇り
【2014年6月23日9時17分】 東京都港区・品川駅高輪口付近
この朝は、旅行カバンとEOSくんを品川駅のコインロッカーに放り込んで、
ANAホールディングス株式会社の定時株主総会に出席。
質疑応答の時に、何気なく挙手したら指名されて足ガクガク、ヘンな汗をかいて...
その話は、＜速報版＞で詳報した通り（→ こちら）。
【2014年6月23日12時48分】 東海道本線・品川駅
という訳で、旅のスタートは品川駅。
ここから、正午前の東海道線で東京駅に向かったのだった。
でも、予約していた新幹線は15:26発「はやぶさ25号」、しかも、この＜変態鉄＞の
確保した指定席が通路側C席。
「もう1本早い“はやぶさ”の窓側席を...」と、みどりの窓口に並ぶも...
「（21号・23号は）3人掛けのB席しかないですね」
仕方ない。はやぶさ25号が出発する15:26まで、東京駅で“駅撮り”を楽しむしか
＜変態鉄＞に残された道はなかったのである。ホーム上の待合室で弁当の昼食を済ませ、
ホームの北端に向かう。
【2014年6月23日13時35分】 東北新幹線・東京駅
まずは、20番ホームにいたE4系「たにがわ415号」、オール2階建て新幹線の愛称、
MAXは“Multi Amenity eXpress”、しかし、このE4系、＜変態鉄＞としては、
新幹線史上に残るブサイクな顔をした新幹線だと思う。（意見には個人差があります）
【2014年6月23日13時33分】 東北新幹線・東京駅（後追い）
通勤輸送にチカラを発揮した、この大柄な車両も、輸送力重視から高速運転に
シフトしていく中で、すでに上越新幹線で余生を送るだけになってしまった。
まもなく、消えていく運命にある新幹線。その出発をホームの端から望遠で後追い。
【2014年6月23日13時39分】 東北新幹線・東京駅
続いて、すぐに22番ホームにE2系＋E3系「やまびこ・つばさ141号」が入ってきた。
さて、新幹線ホーム、ここでの魅力的な被写体は多彩な新幹線車両だけではない。
【2014年6月23日13時32分】 東北新幹線・東京駅
仕事の速さと正確さで、すっかり有名になったのは新幹線の清掃作業に従事する皆さん。
この日も列車の発着の合間の、わずかな時間にホーム柵を雑巾掛け。
それにしても、テキパキした仕事ぶりと、見事なチームプレイだった。
さぁ、間もなく、自分が乗る1本前の「はやぶさ・こまち23号」がやって来る。
乗車予定の25号ではなく、こちらで、ブログ用の写真を確保してしまおう...と、
EOSくんを持つ手にも力が入ったのだった。
…… ……
東北新幹線に乗ったのは...、前に乗った時は盛岡までしかなかった。そんな時代。
いま、東京から新青森まで走破するのは「はやぶさ」、こちらは全車指定席。
今回は八戸までということで、自分のアタマには「はやぶさ」しかなかった。
でも、考えてみれば盛岡まで「やまびこ」の自由席で行けば良かったのだ。
全車指定の「はやぶさ」も、盛岡以北に限れば、特定特急券で空いている席に
乗ることができる。
＜鉄＞と言っても、自分なんてそんなレベル。あぁ～、情けない限り。
でも、だから、東京駅のホーム端に立って、時間が経つのも忘れて
やってくる“JR世代”の東日本の新幹線たちを夢中になって撮り続けたのだ。
という訳で、今日は東北新幹線まで。東北地方が出てくるのは明日。（つづく）
（※）RAW撮影が多くなってきており、画像を編集してから掲載するようになりました。
＜撮影データ＞の掲載は、特別な理由がある場合を除いて中止することにしました。
どうぞご了承下さい。
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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仕事の予定を調整して、6月23日から29日まで、月曜から日曜まで1週間の休みを確保。
となれば、どこかに行かない訳にはいかないのだが...
前週に臨鉄キハに出撃したばかり、そして、7月最初の日曜日は富山へ出撃が
決まっている。
「他の出撃候補地は...」と検討してみたのだが...
普段行かないところに行って、普段やらないような出撃を!!
【2014年6月24日12時04分】 三陸鉄道北リアス線・白井海岸－堀内
ということで、あの津波から2年半、この4月に全線復旧なった三陸鉄道の＜乗り鉄＞を
中心に、東北を巡ってみることにしたのだった。
…… ……
「東北に行く」と言っても...
東北新幹線で三陸地方にアクセスするのは、極めて不便。
そのあたりのプランニングに手間取り、
23日 東京 （新幹線・はやぶさ）→ 八戸 【泊】
24日 八戸 → 久慈 （北リアス線）→ 宮古 → 盛岡 【泊】
25日 盛岡 → 平泉 → 仙台 【泊】
26日 仙台 → 東京
という3泊4日。＜乗り鉄＞と世界遺産・平泉散策を中心にしたプラン。
以前、と言っても学生時代のことだが...は、こういう旅行ばかりだった。
三脚も望遠ズームも埃を被っていることが多かった。スナップ用のカメラ片手に
列車に乗り通すのが、自分の旅の基本スタイルだった。
何年かぶりに、＜乗り鉄＞と散策重視の旅行を企てたのである。
2014年6月23日（月）曇り
【2014年6月23日9時17分】 東京都港区・品川駅高輪口付近
この朝は、旅行カバンとEOSくんを品川駅のコインロッカーに放り込んで、
ANAホールディングス株式会社の定時株主総会に出席。
質疑応答の時に、何気なく挙手したら指名されて足ガクガク、ヘンな汗をかいて...
その話は、＜速報版＞で詳報した通り（→ こちら）。
【2014年6月23日12時48分】 東海道本線・品川駅
という訳で、旅のスタートは品川駅。
ここから、正午前の東海道線で東京駅に向かったのだった。
でも、予約していた新幹線は15:26発「はやぶさ25号」、しかも、この＜変態鉄＞の
確保した指定席が通路側C席。
「もう1本早い“はやぶさ”の窓側席を...」と、みどりの窓口に並ぶも...
「（21号・23号は）3人掛けのB席しかないですね」
仕方ない。はやぶさ25号が出発する15:26まで、東京駅で“駅撮り”を楽しむしか
＜変態鉄＞に残された道はなかったのである。ホーム上の待合室で弁当の昼食を済ませ、
ホームの北端に向かう。
【2014年6月23日13時35分】 東北新幹線・東京駅
まずは、20番ホームにいたE4系「たにがわ415号」、オール2階建て新幹線の愛称、
MAXは“Multi Amenity eXpress”、しかし、このE4系、＜変態鉄＞としては、
新幹線史上に残るブサイクな顔をした新幹線だと思う。（意見には個人差があります）
【2014年6月23日13時33分】 東北新幹線・東京駅（後追い）
通勤輸送にチカラを発揮した、この大柄な車両も、輸送力重視から高速運転に
シフトしていく中で、すでに上越新幹線で余生を送るだけになってしまった。
まもなく、消えていく運命にある新幹線。その出発をホームの端から望遠で後追い。
【2014年6月23日13時39分】 東北新幹線・東京駅
続いて、すぐに22番ホームにE2系＋E3系「やまびこ・つばさ141号」が入ってきた。
さて、新幹線ホーム、ここでの魅力的な被写体は多彩な新幹線車両だけではない。
【2014年6月23日13時32分】 東北新幹線・東京駅
仕事の速さと正確さで、すっかり有名になったのは新幹線の清掃作業に従事する皆さん。
この日も列車の発着の合間の、わずかな時間にホーム柵を雑巾掛け。
それにしても、テキパキした仕事ぶりと、見事なチームプレイだった。
さぁ、間もなく、自分が乗る1本前の「はやぶさ・こまち23号」がやって来る。
乗車予定の25号ではなく、こちらで、ブログ用の写真を確保してしまおう...と、
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…… ……
東北新幹線に乗ったのは...、前に乗った時は盛岡までしかなかった。そんな時代。
いま、東京から新青森まで走破するのは「はやぶさ」、こちらは全車指定席。
今回は八戸までということで、自分のアタマには「はやぶさ」しかなかった。
でも、考えてみれば盛岡まで「やまびこ」の自由席で行けば良かったのだ。
全車指定の「はやぶさ」も、盛岡以北に限れば、特定特急券で空いている席に
乗ることができる。
＜鉄＞と言っても、自分なんてそんなレベル。あぁ～、情けない限り。
でも、だから、東京駅のホーム端に立って、時間が経つのも忘れて
やってくる“JR世代”の東日本の新幹線たちを夢中になって撮り続けたのだ。
という訳で、今日は東北新幹線まで。東北地方が出てくるのは明日。（つづく）
（※）RAW撮影が多くなってきており、画像を編集してから掲載するようになりました。
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