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消印の中の鉄道(8)新湊庄西町郵便局 [消印の中の鉄道情景]

「後日、別記事でご紹介したい」、7月下旬に富山を訪れた時の撮影記の中で
このフレーズを連発していたことを思い出したのは、つい最近。
このままでは“マニフェスト違反”。

0Y6C8646.JPG
【2013年7月23日11時21分】 万葉線・中伏木-吉久
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 160.0 mm 露出 F10.0 1/400秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WBオート

...というより、引き続き、解除される気配がない、拙ブログの「ネタ切れ警報」。
実は、ネタを探してHDDを漁っていて見つけてきたというのが確かなところ。

忘れていた、それが正直なところなのだがネタ切れ状態の自分にとっては「渡りに船」。
「今さら」感の強いネタではあるが、とにかくアップしてしまうのだ。

という訳で、7月に収集した風景印の話題。

……  ……

2013年7月23日(月) 雨のち曇り

高岡駅前から万葉線の新世代路面電車・LRVで向かった先は伏木。

高岡市伏木は、もともと、古代に越中国の国府が置かれ、
万葉集にも出てくるような歴史ある町なのだが、
小矢部川河口に位置する工業地帯のまっただ中といった感じの町になっている。

0Y6C8690.JPG
【2013年7月23日11時52分】 富山県射水市・伏木港付近
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 80.0 mm 露出 F11.0 1/400秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WBオート

この日、訪れようと思っていたのは、小矢部川の対岸、JR氷見線の伏木駅に隣接する
JR貨物北陸ロジスティックス社の敷地内で保管されている静鉄清水市内線の生き残り
モハ65号車を見に行くためだった(→ こちら)。

その途中で寄り道したのが、この郵便局。

shinminatoshousai.jpeg

風景印には庄川鉄橋を渡る万葉線電車がデザインされていた。
この鉄橋、庄西町郵便局からは少し距離があるのだが、でも、昔からの名撮影地。
「万葉線を撮るのならココ」というくらいの定番。

でも、<変態鉄>。そういうポイントに限って訪れたことがなかったのだ。

rosatu_takaoka_1.jpeg
【1993年8月頃】 加越能鉄道万葉線・新吉久電停付近

ちなみに、この郵便局の近くの区間はこんな感じ。
道路併用軌道だが、道の両側には工場の高いフェンス、あまり人通りもクルマの通行も
あまりない、ちょっと寂しい地点なのだ。

「工業地帯をゆく路面電車」、独特の雰囲気を撮りたい...と思っているのだが、
なかなかその機会がない。次に富山に行ったときには、万葉線にも...と思っている。

……  ……

次の公休日は、明後日の水曜日。
これを待ってましたとばかりに関東に接近してくる台風22号。

「最近の台風たちは、なぜ、オレの勤務シフトを知っているんだ!?」

そう思いたくなるくらい、最近は、特に予定のない公休に限って荒天になる。

「工業地帯をゆく路面電車」、現存するのは高岡くらいだろうが、
歴史的には、特に戦時中に工員輸送のために開業した路面電車は全国に散見される。
でも、出かけられそうだったら、その名残を探しに行ってきたい。
またまたディープな世界に少しだけ触れてきたい(謎)。

♪ 赤い電車は白い線~

と、かつて百恵ちゃんが唄っていた、あの路線に乗って撮りに行く予定。

なお、万葉線撮影(リベンジ)の計画は、水面下で調整中。
「いざ、再びの富山へ!!」
そのうち、青いヒコーキ会社のサイトでポチッとやったら、速報したい。

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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コメント 4

いっぷく

最初の画像ですけど
最近の路面電車の車両は
ロングスカートのように足元(車輪)をすっぽり
覆ってしまうのでしょうか
by いっぷく (2013-10-01 03:58) 

あるまーき

いっぷくさん

コメントありがとうございます。
最初の写真、万葉線のMLRV1000について。欧州で普及していた「超低床電車」、当初は国内車両メーカーでは走行装置の技術開発や欧州メーカーの持つ特許の関係で開発が遅れましたが、2000年台に入って国内メーカーでも技術を確立し、最近の路面電車の新車は大半がこのタイプとなりました。
停留所の安全島とほぼ同一平面上に車両の床面が来る設計ですので、従来の台車ではなく、車軸のない車輪を使っている、モーターを座席下や運転席下に収納できるものにする...など、これまでの車両では考えられなかった技術を使っているので、こんな格好になっています。
by あるまーき (2013-10-01 11:01) 

やぶお

あるまーきさん、いよいよ10月ですね。
これで暑さから解放されると思うとほっとします。

さて、7月の高岡アルバムを拝見しました。
遠征の目的が静鉄65型だたっとは、
これが地元の電車なだけに非常にうれしかったです。

魅せていただいたお写真を拡大してみました。
裾や窓枠あたりがかなり修理されているようですね。
このあと塗装が待っているのでしょうが、
そのあと里帰りはあるのかないのか非常に気になるところです。


by やぶお (2013-10-01 20:33) 

あるまーき

やぶおさん

コメントありがとうございます。
高岡は富山の隣町、電車で15分ほどのところではあるのですが、地鉄に夢中でなかなか高岡には足が向いていませんでした。
だいぶ前から、静鉄清水市内線の電車が伏木ヤードで整備中だというのは知っていましたので、いつか撮ってみたいと狙っていたのです。

同車の復元作業を手がける団体ですが、年に何回かの定期的な活動を通じて、コンスタントに車体整備を進めているみたいです。自分も機会があれば、活動に参加してみたいと思っているのですが...
いつの日か、キレイになって静岡の地に戻る日が来ると良いですね。

by あるまーき (2013-10-02 00:10) 

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