片上でキハ。<速報版> [とりあえず<速報版>]
1991年に廃線となったのが、片上鉄道。岡山県北部の柵原鉱山で産出された
硫化鉄鉱を瀬戸内海の港へと輸送したローカル私鉄である。
その、鉱石の積み込み線などを備え、主要駅の1つだった吉ヶ原駅と、その前後の
数百メートルの線路を使って、毎月第一日曜日に貴重な保存車の動態保存が
行われている。
【2017年7月2日13時58分】 片上鉄道保存会・吉ヶ原駅
でも、なかなか「第一日曜日」が空いている月というのは...
岡山県の、その北部。バスを乗り継いでいくしか無い駅を訪れるのは
<変態鉄>には...。その機会をうかがっていた。
今日は、旧国鉄キハ07形のキハ702号車が展示運転に抜擢され。
ガソリン動車からディーゼル動車へ、機械式から液体式へ...
わが国の「キハ」の黎明期の車両が、姿こそ変えながらも、いまも現役で。
床下からはDMH17Cエンジンの、あの音が元気に響き渡っていた。
…… ……
2017年7月2日(日)くもり一時雨
今朝、起きたのは5時過ぎ。列車は姫路駅付近を定刻通りに走っていた。
【2017年7月2日6時29分】 山陽本線・岡山駅(後追い)
特急寝台「サンライズ瀬戸」号は、6時半、定刻通りに岡山駅に。
すかさず駅前のホテルに荷物を預けたら、7時過ぎの宇野バスで。
玉柏付近で津山線と分かれてどんどん北東方向へ。8時前に赤磐市広域バス
(周匝、林野駅ゆき)に乗換。さらに、高下(こうげ)で中鉄北部バスに乗り換えて
9時過ぎに、いよいよ吉ヶ原へ。
【2017年7月2日9時16分】 片上鉄道保存会・吉ヶ原駅
何だか懐かしい感じの改札ラッチ。その奥には、ブルートレインを模した青色に
白帯のオープンデッキの旧型客車。
展示運転は10時から。でも、すでに多くの<鉄>が集まって...
【2017年7月2日9時23分】 片上鉄道保存会・吉ヶ原駅
保存会の人たちの手によって、着々と準備が進められており。
最初に動き出したのは、キハ312号車。こちらは国鉄旧キハ04形改造という
これまた貴重な車両。
でも...
【2017年7月2日9時25分】 片上鉄道保存会・吉ヶ原駅
これは「線路を開けるために回送しただけ」だったみたい。
この日の展示運転は、専らキハ702号車。ヘッドマークを交換しながら、
わずか数百メートルの路線ながら、いろいろな姿を披露してくれた。
【2017年7月2日9時51分】 片上鉄道保存会・黄福棚原駅
しばらく前に、町と保存会の手によって延伸された「黄福柵原駅」。
【2017年7月2日11時06分】 片上鉄道保存会・黄福棚原-吉ヶ原(後追い)
その近くの、場内信号機付近が<変態鉄>にとっての“お気に入り撮影地”と
なったのだった。
この日の予報は、12時頃から雨が降り出すというものだった。
ということで、前半、“午前の部”は撮影に専念し、午後は乗車してみようかと
思っていたのだが...
11時頃から、傘を差していてもずぶ濡れになるような激しい雨...
「あぁ、ダメだぁ~」と思ったら...
ぬぁんと、ものの10分ほどで青空が戻って。
午後は青空が見えたり、激しい雨が降ってきたり。非常に短いサイクルでそれが
繰り返され、何度か傘をさしたものの、カメラの防水カバーは結局、使わずじまい。
でも、この天気。
そう、気温が高いのに少し雨が降って、また日が照ってきて...
湿度が高く何ともイヤな天気だったのである。もう全身汗だく。
【2017年7月2日13時35分】 片上鉄道保存会・キハ702号車内
タブレット交換、(警手さんが扱う)手動式の踏切機...
懐かしい鉄道情景がそこかしこに残っていて、あっという間に15時半、
展示運転終了となったのだった。16時前の津山ゆきの中鉄北部バス。
乗り込んだ頃から、再び非常に激しい雨。
【2017年7月2日16時29分】 津山線・津山駅
雨の津山駅で乗り継いだ岡山ゆきはキハ40の2連。その後部は「ノスタルジー」
だった。センヌキ付きのテーブルを備えた、青いモケットのボックスシート。
青空に入道雲...、真夏を感じさせる車窓を眺めながら、短い1日が終わった。
さぁ、明日は。そう、岡山県に来たのであればもちろん。
朝一番の山陽本線で倉敷へ。臨鉄キハ“午前の部”に参戦した後、岡山空港へ
向かうことにしている。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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硫化鉄鉱を瀬戸内海の港へと輸送したローカル私鉄である。
その、鉱石の積み込み線などを備え、主要駅の1つだった吉ヶ原駅と、その前後の
数百メートルの線路を使って、毎月第一日曜日に貴重な保存車の動態保存が
行われている。
【2017年7月2日13時58分】 片上鉄道保存会・吉ヶ原駅
でも、なかなか「第一日曜日」が空いている月というのは...
岡山県の、その北部。バスを乗り継いでいくしか無い駅を訪れるのは
<変態鉄>には...。その機会をうかがっていた。
今日は、旧国鉄キハ07形のキハ702号車が展示運転に抜擢され。
ガソリン動車からディーゼル動車へ、機械式から液体式へ...
わが国の「キハ」の黎明期の車両が、姿こそ変えながらも、いまも現役で。
床下からはDMH17Cエンジンの、あの音が元気に響き渡っていた。
…… ……
2017年7月2日(日)くもり一時雨
今朝、起きたのは5時過ぎ。列車は姫路駅付近を定刻通りに走っていた。
【2017年7月2日6時29分】 山陽本線・岡山駅(後追い)
特急寝台「サンライズ瀬戸」号は、6時半、定刻通りに岡山駅に。
すかさず駅前のホテルに荷物を預けたら、7時過ぎの宇野バスで。
玉柏付近で津山線と分かれてどんどん北東方向へ。8時前に赤磐市広域バス
(周匝、林野駅ゆき)に乗換。さらに、高下(こうげ)で中鉄北部バスに乗り換えて
9時過ぎに、いよいよ吉ヶ原へ。
【2017年7月2日9時16分】 片上鉄道保存会・吉ヶ原駅
何だか懐かしい感じの改札ラッチ。その奥には、ブルートレインを模した青色に
白帯のオープンデッキの旧型客車。
展示運転は10時から。でも、すでに多くの<鉄>が集まって...
【2017年7月2日9時23分】 片上鉄道保存会・吉ヶ原駅
保存会の人たちの手によって、着々と準備が進められており。
最初に動き出したのは、キハ312号車。こちらは国鉄旧キハ04形改造という
これまた貴重な車両。
でも...
【2017年7月2日9時25分】 片上鉄道保存会・吉ヶ原駅
これは「線路を開けるために回送しただけ」だったみたい。
この日の展示運転は、専らキハ702号車。ヘッドマークを交換しながら、
わずか数百メートルの路線ながら、いろいろな姿を披露してくれた。
【2017年7月2日9時51分】 片上鉄道保存会・黄福棚原駅
しばらく前に、町と保存会の手によって延伸された「黄福柵原駅」。
【2017年7月2日11時06分】 片上鉄道保存会・黄福棚原-吉ヶ原(後追い)
その近くの、場内信号機付近が<変態鉄>にとっての“お気に入り撮影地”と
なったのだった。
この日の予報は、12時頃から雨が降り出すというものだった。
ということで、前半、“午前の部”は撮影に専念し、午後は乗車してみようかと
思っていたのだが...
11時頃から、傘を差していてもずぶ濡れになるような激しい雨...
「あぁ、ダメだぁ~」と思ったら...
ぬぁんと、ものの10分ほどで青空が戻って。
午後は青空が見えたり、激しい雨が降ってきたり。非常に短いサイクルでそれが
繰り返され、何度か傘をさしたものの、カメラの防水カバーは結局、使わずじまい。
でも、この天気。
そう、気温が高いのに少し雨が降って、また日が照ってきて...
湿度が高く何ともイヤな天気だったのである。もう全身汗だく。
【2017年7月2日13時35分】 片上鉄道保存会・キハ702号車内
タブレット交換、(警手さんが扱う)手動式の踏切機...
懐かしい鉄道情景がそこかしこに残っていて、あっという間に15時半、
展示運転終了となったのだった。16時前の津山ゆきの中鉄北部バス。
乗り込んだ頃から、再び非常に激しい雨。
【2017年7月2日16時29分】 津山線・津山駅
雨の津山駅で乗り継いだ岡山ゆきはキハ40の2連。その後部は「ノスタルジー」
だった。センヌキ付きのテーブルを備えた、青いモケットのボックスシート。
青空に入道雲...、真夏を感じさせる車窓を眺めながら、短い1日が終わった。
さぁ、明日は。そう、岡山県に来たのであればもちろん。
朝一番の山陽本線で倉敷へ。臨鉄キハ“午前の部”に参戦した後、岡山空港へ
向かうことにしている。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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