サクラ咲く、富山へ(11)デキホキ撮影会(本線編) [雷鳥色の電車たち[富山地鉄]]
いよいよ、この「富山地鉄 デキ12021」の撮影記。
早朝、まだ真っ暗の富山駅前バス乗り場に集合、夕方まで地鉄沿線を走り回った。
でも、今日の話題に入る前に。
山口県の錦川鉄道、その公式サイトに
「キハ40の搬入と錦町駅周辺の通行規制について」
というリリースが掲載された。思っていたより早く...
5月2日に搬入作業を行うらしい。JR西日本でも多数が活躍中のキハ40形だが、
JR西のものは全て延命工事を施工されて、客窓などを派手に交換しており...
水タンクの撤去やワンマン設備の設置など、手は加えられていても
“国鉄型”の雰囲気を色濃く残すキハ40形の転入は新鮮かも知れない。
走り出したら、<変態鉄>としても見に行かないわけにはいかず。
それと、もう1つ。
三脚、EOSくん、CF(コンパクトフラッシュ)、カメラバッグ、会社の時計...
はては自宅の湯飲み茶碗まで身の回りのありとあらゆるものが壊れる最近の自分。
昨日、会社で仕事中に「あっ、引っかかった」と思ったら...
腕時計のベルト部分が...
う~ん、大急ぎで会社近くのヨド※※カメラに走ったのだった。
…… ……
服も靴もカバンも...、身につけるモノに全くこだわりのない<変態鉄>、
腕時計はヨド※※カメラの店頭で、980円で売られているモノにしている。
なぜか、毎年1回程度止まってしまうので、その都度、買い換えている。
この日は、980円のものが無かったので、やむなく「1000円」の値札の貼られたものを。
そうしたら...
ポイントカードのポイントを使ったわけでもないのに、なぜか会計は906円。
何だかよく分からないが、トクしたような気分で。
…… ……
さて、それでは、4月9日の撮影記。
富山地鉄を撮るものとして、一度は撮ってみたかったが、でも、なかなか出会えない...
それが「デキホキ工臨」。バラスト、線路の下に敷く砕石を輸送・散布するための
臨時列車である。
でも...
ある団体が、「デキホキ工臨」を貸切として特別に運転してもらい、
それを撮影するという会を行うことを聞きつけ、その末席に加えて貰えることに。
※ この撮影会は、富山地方鉄道が開催したイベントではありません。
このブログ記事に関して、地鉄に問合せを行うことは、
各方面に多大なご迷惑をおかけすることにもなりますので絶対におやめください。
なお、都合により、この撮影記では撮影時刻の記載は省かせていただきます。
2017年4月9日(日)雨時々止む
まだ、夜の暗闇、人通りもほとんどない富山駅前。
早朝、駅前にやって来たのは...
富山地鉄バス「118号車」、聞けば西武バスから移籍してきたクルマで前中2扉車は
ドア幅が広く、車内の通路幅にも余裕があり、三脚や撮影機材を持って
乗り込んでも余裕があった。
さすがのチョイス!!! このバスに乗り込んで、参加者全員で
撮影地に先回り。やって来る「デキホキ」を捉えるという作戦である。
「午後から天候は回復する」という予報に期待をしながらの撮影行。
でも、前日同様、雨は止んだり強まったりを繰り返しながら。撮影条件は
厳しかったが、それでも、その分、光線状態などを悩むことなく撮れたのは
良かったのかも知れない。「晴れたら撮れないシーン」も撮ることができた。
では、まずは地鉄本線の沿線での撮影分から。
富山は<変態鉄>の滞在中に、気象台からちょうどサクラの開花が発表された。
ちなみに富山平野の田植えの時期は5月の大型連休の前後。田んぼを入れて
撮るのには少し早かったかも知れない。
試し撮りの「30かぼちゃ」である。
でも、何だか富山平野らしい情景のような気がして。
続けて「60だいこん」。
架線柱が結構、狭い間隔で並んでいる。バッチリ、タイミングが合えば
その間にデキホキの3両編成を収めることができるのだが、架線柱と列車の
位置関係には最初から最後まで悩み続けたのだった。
ディーゼルばかり撮っていると架線下で撮るのは不慣れなわけで。
天気が悪くても「デキ」のピンク色はよく映えるもので...
…… ……
長丁場の撮影行。途中、何度か休憩があった。
上市駅での休憩シーン。機回し作業を行うため留置線にいたデキホキ編成と
駐車場で休む地鉄バスが並んだところ。
ちょっと意外な方向幕を掲出したり...
撮影会ならではの楽しみ方だが、その後ろにはひっきりなしに電車が発着する訳で。
西武レッドアローの編成が通りかかったところを。
でも、このとき<変態鉄>のアタマの中にあったのは、駅前のファミマに行くこと。
「何を買いに!?」、いや、トイレが借りたかったのである。
そのおかげで、意外なものを見つけたのだが...
…… ……
晴れたら「立山バック」の撮影地として有名な水田地帯。
もちろん、山は雲の中。
この時期、まだ地鉄は「冬ダイヤ」期間。特急「うなづき」号もヘッドマークの
掲出は省略されることになっている。ちなみに、今シーズンは特急「立山」号が
増発されることになり、ヘッドマークも新調したとのことで、それも撮りに
行かないといけない...と思っている<変態鉄>である。
「サイド気味に編成写真」と思っていたのだが、詰めが甘かった。
次の撮影地に移動する間も、ちょっと悔しくてひとり凹んでいた1枚。
もうあとちょっと左に振っていたら、ホキ車の後部にかかっている架線柱を
クリアできたはず。あと、デキのボンネットと背後の送電線の支柱が被らなかった。
構図を調整するだけの時間の余裕はあったものの、そこに考えが至らない
<変態鉄>のダメっぷりが遺憾なく発揮された1枚である。
ちょっとカメラの向きを変えて「東急さん」を。
東京のオシャレな高級住宅街をゆく電車...から、いつの間にか、地鉄電車として
すっかり定着してしまった感が。でも、<変態鉄>としては4ドア・ロングシートは
地鉄では完全に「ハズレ」だと思っている。(※ 意見には個人差があります)
20メートル車2両に比べて少し短い「デキホキ」。
後ろの神社のサクラがすっきりと収まってくれて。この日の写真の中では
“最大の収穫”だったかも知れない。
…… ……
さて、明日はもしかしたら、ちょっと“出撃”するかも知れない。
あくまで朝起きられれば...の話だが。そのときは<速報版>、「ことでん」への
出撃も控えており、大型連休跨ぎの進行となりそうなこのシリーズ、
まだまだ続くのである。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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早朝、まだ真っ暗の富山駅前バス乗り場に集合、夕方まで地鉄沿線を走り回った。
でも、今日の話題に入る前に。
山口県の錦川鉄道、その公式サイトに
「キハ40の搬入と錦町駅周辺の通行規制について」
というリリースが掲載された。思っていたより早く...
5月2日に搬入作業を行うらしい。JR西日本でも多数が活躍中のキハ40形だが、
JR西のものは全て延命工事を施工されて、客窓などを派手に交換しており...
水タンクの撤去やワンマン設備の設置など、手は加えられていても
“国鉄型”の雰囲気を色濃く残すキハ40形の転入は新鮮かも知れない。
走り出したら、<変態鉄>としても見に行かないわけにはいかず。
それと、もう1つ。
三脚、EOSくん、CF(コンパクトフラッシュ)、カメラバッグ、会社の時計...
はては自宅の湯飲み茶碗まで身の回りのありとあらゆるものが壊れる最近の自分。
昨日、会社で仕事中に「あっ、引っかかった」と思ったら...
腕時計のベルト部分が...
う~ん、大急ぎで会社近くのヨド※※カメラに走ったのだった。
…… ……
服も靴もカバンも...、身につけるモノに全くこだわりのない<変態鉄>、
腕時計はヨド※※カメラの店頭で、980円で売られているモノにしている。
なぜか、毎年1回程度止まってしまうので、その都度、買い換えている。
この日は、980円のものが無かったので、やむなく「1000円」の値札の貼られたものを。
そうしたら...
ポイントカードのポイントを使ったわけでもないのに、なぜか会計は906円。
何だかよく分からないが、トクしたような気分で。
…… ……
さて、それでは、4月9日の撮影記。
富山地鉄を撮るものとして、一度は撮ってみたかったが、でも、なかなか出会えない...
それが「デキホキ工臨」。バラスト、線路の下に敷く砕石を輸送・散布するための
臨時列車である。
でも...
ある団体が、「デキホキ工臨」を貸切として特別に運転してもらい、
それを撮影するという会を行うことを聞きつけ、その末席に加えて貰えることに。
※ この撮影会は、富山地方鉄道が開催したイベントではありません。
このブログ記事に関して、地鉄に問合せを行うことは、
各方面に多大なご迷惑をおかけすることにもなりますので絶対におやめください。
なお、都合により、この撮影記では撮影時刻の記載は省かせていただきます。
2017年4月9日(日)雨時々止む
まだ、夜の暗闇、人通りもほとんどない富山駅前。
早朝、駅前にやって来たのは...
富山地鉄バス「118号車」、聞けば西武バスから移籍してきたクルマで前中2扉車は
ドア幅が広く、車内の通路幅にも余裕があり、三脚や撮影機材を持って
乗り込んでも余裕があった。
さすがのチョイス!!! このバスに乗り込んで、参加者全員で
撮影地に先回り。やって来る「デキホキ」を捉えるという作戦である。
「午後から天候は回復する」という予報に期待をしながらの撮影行。
でも、前日同様、雨は止んだり強まったりを繰り返しながら。撮影条件は
厳しかったが、それでも、その分、光線状態などを悩むことなく撮れたのは
良かったのかも知れない。「晴れたら撮れないシーン」も撮ることができた。
では、まずは地鉄本線の沿線での撮影分から。
富山は<変態鉄>の滞在中に、気象台からちょうどサクラの開花が発表された。
ちなみに富山平野の田植えの時期は5月の大型連休の前後。田んぼを入れて
撮るのには少し早かったかも知れない。
試し撮りの「30かぼちゃ」である。
でも、何だか富山平野らしい情景のような気がして。
続けて「60だいこん」。
架線柱が結構、狭い間隔で並んでいる。バッチリ、タイミングが合えば
その間にデキホキの3両編成を収めることができるのだが、架線柱と列車の
位置関係には最初から最後まで悩み続けたのだった。
ディーゼルばかり撮っていると架線下で撮るのは不慣れなわけで。
天気が悪くても「デキ」のピンク色はよく映えるもので...
…… ……
長丁場の撮影行。途中、何度か休憩があった。
上市駅での休憩シーン。機回し作業を行うため留置線にいたデキホキ編成と
駐車場で休む地鉄バスが並んだところ。
ちょっと意外な方向幕を掲出したり...
撮影会ならではの楽しみ方だが、その後ろにはひっきりなしに電車が発着する訳で。
西武レッドアローの編成が通りかかったところを。
でも、このとき<変態鉄>のアタマの中にあったのは、駅前のファミマに行くこと。
「何を買いに!?」、いや、トイレが借りたかったのである。
そのおかげで、意外なものを見つけたのだが...
…… ……
晴れたら「立山バック」の撮影地として有名な水田地帯。
もちろん、山は雲の中。
この時期、まだ地鉄は「冬ダイヤ」期間。特急「うなづき」号もヘッドマークの
掲出は省略されることになっている。ちなみに、今シーズンは特急「立山」号が
増発されることになり、ヘッドマークも新調したとのことで、それも撮りに
行かないといけない...と思っている<変態鉄>である。
「サイド気味に編成写真」と思っていたのだが、詰めが甘かった。
次の撮影地に移動する間も、ちょっと悔しくてひとり凹んでいた1枚。
もうあとちょっと左に振っていたら、ホキ車の後部にかかっている架線柱を
クリアできたはず。あと、デキのボンネットと背後の送電線の支柱が被らなかった。
構図を調整するだけの時間の余裕はあったものの、そこに考えが至らない
<変態鉄>のダメっぷりが遺憾なく発揮された1枚である。
ちょっとカメラの向きを変えて「東急さん」を。
東京のオシャレな高級住宅街をゆく電車...から、いつの間にか、地鉄電車として
すっかり定着してしまった感が。でも、<変態鉄>としては4ドア・ロングシートは
地鉄では完全に「ハズレ」だと思っている。(※ 意見には個人差があります)
20メートル車2両に比べて少し短い「デキホキ」。
後ろの神社のサクラがすっきりと収まってくれて。この日の写真の中では
“最大の収穫”だったかも知れない。
…… ……
さて、明日はもしかしたら、ちょっと“出撃”するかも知れない。
あくまで朝起きられれば...の話だが。そのときは<速報版>、「ことでん」への
出撃も控えており、大型連休跨ぎの進行となりそうなこのシリーズ、
まだまだ続くのである。(つづく)
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