2つの“現役最古の電車”を撮りに(8)ここまで来たなら臨鉄キハも。 [水島臨海鉄道キハ20]
「あれっ!? 水島臨海鉄道の撮影記なのに
どうして、トップ写真が小湊なの??」
と、なぜか今日のトップ写真はコレ。
【2017年1月13日9時44分】 小湊鐵道・上総山田-光風台
実は金曜の朝は小湊鐵道に“出撃”していた。
でも、それなら...、なぜ、<速報版>でないの??
そこはお察しいただきたい。近日中に“リベンジ”に行かねばならない...
そう思ったのだった。それにしても、さんざんな一日だったわけで。
【2016年12月19日8時47分】 水島臨海鉄道水島本線・球場前-倉敷市
さて、12月17日から20日にかけて四国から大阪を巡った話題、
12月19日の「水島臨海鉄道撮影記」の続き。
…… ……
2016年12月19日(月)晴れ
朝6:15、真っ暗な児島駅前を出発した下電バス、3~4名の乗客を乗せて。
しばらくして児島の中心街を抜ければ、広い道路をゆくのだが...
「臨海部の工業地帯」を想像していたら、アップダウンの多い道が続いて。
6時半頃、ようやく沿道の家々のシルエットが見てわかるようになってきて...
ただ、降車予定の「浦田駅前」バス停到着予定は7時ちょうど。
6時半の明るさから考えれば、走行写真を撮るのは難しい状況か!?
【2016年12月19日7時01分】 岡山県倉敷市五軒屋付近
少しずつ明るくなってくるにしたがって、バスの車内も通勤通学の人たちが
増えてきて。7時、ほぼ定刻で浦田駅前バス停に到着。ちょうど、浦田駅を
7:01発の倉敷市ゆきMRTと“同時発車”となったのだが...
あとちょうど20分でキハのやってくる時刻、カメラをセットする時間を
考えれば、それほど余裕はないわけで...
【2016年12月19日7時07分】 水島臨海鉄道水島本線・浦田駅
やはり、陽の短い季節。7時を回っても走行写真を撮るのには、ちょっと
心許ない明るさで。江長歩道橋から浦田駅に停車中の姿を俯瞰することにした。
さて、いよいよキハ編成の時刻。合計5両のキハ。2両編成の「国鉄色」と
青を基調にした「水島色」が各1本、数日ごとに交代でどちらかが運用入り。
でも...
【2016年12月19日7時19分】 水島臨海鉄道水島本線・弥生-浦田
浦田駅の水島方は長い直線区間、弥生駅からの高架を下ってきたキハ、
倉敷市方の先頭に立っていたのは...
この“顔”は予備車のキハ30 100号車!!
JR東日本千葉支社からキハ30・37・38の3形式合わせて5両が譲渡され、
<変態鉄>が大好きなキハ20形を置き換えたのだった。でも、その際に
“予備車の予備車”という立場でやって来たのが両運転台構造のキハ30形。
そう、先日、関東鉄道水海道車両基地で“卒業式”が行われたのと同形式。
ただ、久留里線から転じてきたこの車両、臨鉄で唯一の非冷房車なのである。
通常は、キハ37・38形の「国鉄色」「水島色」編成のどちらかが運用入り、
もう1本が故障時などの予備として待機する。定期検査も交互に行えば、
車輌が足りなくなることはないはずである。
でも、「片方の編成が検査入場中に、もう一方で車輌故障」という場合には
車輌が足りなくなってしまう。そのときのために確保したというのが
キハ30 100号車。普段は、倉敷貨物ターミナルの奥で昼寝をしているが...
車庫に置いたままでは車輌は痛んでしまうのだそうで、冷房が要らない冬期に
限り、編成を組み替えてキハ30 100号車を運用入りさせるのである。
だから、なかなか出会えないわけで...
【2016年12月19日7時16分】 水島臨海鉄道水島本線・浦田駅
この車輌の走行シーンに出くわすのは、これが3度目だろうか。
ちなみに、2両編成のペア、下り方は普段の「国鉄色キハ38形」。
ということで、後追いになろうが何であろうが、もう1往復半3回の撮影機会、
キハ30 100号車の走行シーンを記録できるような撮影地を選ばないと。
急遽、予定を変更。
30分後に戻ってくるキハは浦田駅の南側、野菜畑の間に真新しい住宅が
点在する付近で。
【2016年12月19日7時49分】 水島臨海鉄道水島本線・浦田-弥生(後追い)
南向きにカメラを構えるわけで、太陽が姿を現せば逆光になって...
ピン甘もあって、写真としてはベストにはほど遠い出来映えで。嗚呼。
ということで、上り(倉敷市)方から撮れるポイントを考えないと...
臨鉄水島本線は12キロ余りの路線、でも、半分以上が高架区間で
撮影可能な地上区間といえば、この浦田駅前後と終点の三菱自工前駅付近、
それと、倉敷市-球場前の3箇所に限られる。
その中から、<変態鉄>が選んだのは球場前駅周辺、臨鉄の撮影地としては
定番中の定番なのである。
急ぎ、浦田駅に戻って、8:02発の倉敷市ゆき。MRTの2両編成は座席が埋まる
程度の混雑率。2両目のMRT305号車はクリスマスの装飾が行われていて。
でも、通勤通学ラッシュ、小心者の<変態鉄>は車内を撮ることができず。
【2016年12月19日8時19分】 水島臨海鉄道水島本線・倉敷市-球場前(後追い)
通い慣れた、何度も撮ったことのある撮影地。自分が乗ってきた列車の折返しの
三菱自工前ゆきから撮影開始。
ヨコ位置にすれば、球場前駅の駅名の由来でもある四十瀬運動公園の野球場の
照明灯が入るのだが...
【2016年12月19日8時39分】 水島臨海鉄道水島本線・倉敷市-球場前(後追い)
何だか周囲がウルサイような感じがして、やはり、タテ位置を選択した。
8時半を回ると、青空が広がって...。
う~ん、良い感じ...というより「いつも通り!!!」
さて、いよいよ...
【2016年12月19日8時47分】 水島臨海鉄道水島本線・球場前-倉敷市
車体側面までキレイに光が回ってくれて“会心の1枚”に近い出来映え。
この朝は、チャンスに弱い<変態鉄>には珍しく、キハ30 100号車の登場という
予想しなかったチャンスをものにすることが出来たのだった。
そして、倉敷市駅に着いたキハは5分ほどで折り返し。球場前駅には1分少々で
戻ってくる。三脚を畳む時間も惜しんで...
【2016年12月12月19日9時01分】 水島臨海鉄道水島本線・球場前-西福井(後追い)
球場前駅の西富井方、ここまで地平区間を進んできた水島本線はここから
西富井駅の先まで高架区間となる。その築堤の最初のところ、カーブにある
小さな踏切も、これまで数え切れないほど撮ったポイント。
そこで、後追い。こちらもスッキリと撮ることができたのだった。
【2016年12月19日9時19分】 水島臨海鉄道水島本線・球場前駅
何だか、この日の<変態鉄>は冴えていたような...
球場前駅に戻る足取りも軽く。なぜか、水島ゆきに乗り込むのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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どうして、トップ写真が小湊なの??」
と、なぜか今日のトップ写真はコレ。
【2017年1月13日9時44分】 小湊鐵道・上総山田-光風台
実は金曜の朝は小湊鐵道に“出撃”していた。
でも、それなら...、なぜ、<速報版>でないの??
そこはお察しいただきたい。近日中に“リベンジ”に行かねばならない...
そう思ったのだった。それにしても、さんざんな一日だったわけで。
【2016年12月19日8時47分】 水島臨海鉄道水島本線・球場前-倉敷市
さて、12月17日から20日にかけて四国から大阪を巡った話題、
12月19日の「水島臨海鉄道撮影記」の続き。
…… ……
2016年12月19日(月)晴れ
朝6:15、真っ暗な児島駅前を出発した下電バス、3~4名の乗客を乗せて。
しばらくして児島の中心街を抜ければ、広い道路をゆくのだが...
「臨海部の工業地帯」を想像していたら、アップダウンの多い道が続いて。
6時半頃、ようやく沿道の家々のシルエットが見てわかるようになってきて...
ただ、降車予定の「浦田駅前」バス停到着予定は7時ちょうど。
6時半の明るさから考えれば、走行写真を撮るのは難しい状況か!?
【2016年12月19日7時01分】 岡山県倉敷市五軒屋付近
少しずつ明るくなってくるにしたがって、バスの車内も通勤通学の人たちが
増えてきて。7時、ほぼ定刻で浦田駅前バス停に到着。ちょうど、浦田駅を
7:01発の倉敷市ゆきMRTと“同時発車”となったのだが...
あとちょうど20分でキハのやってくる時刻、カメラをセットする時間を
考えれば、それほど余裕はないわけで...
【2016年12月19日7時07分】 水島臨海鉄道水島本線・浦田駅
やはり、陽の短い季節。7時を回っても走行写真を撮るのには、ちょっと
心許ない明るさで。江長歩道橋から浦田駅に停車中の姿を俯瞰することにした。
さて、いよいよキハ編成の時刻。合計5両のキハ。2両編成の「国鉄色」と
青を基調にした「水島色」が各1本、数日ごとに交代でどちらかが運用入り。
でも...
【2016年12月19日7時19分】 水島臨海鉄道水島本線・弥生-浦田
浦田駅の水島方は長い直線区間、弥生駅からの高架を下ってきたキハ、
倉敷市方の先頭に立っていたのは...
この“顔”は予備車のキハ30 100号車!!
JR東日本千葉支社からキハ30・37・38の3形式合わせて5両が譲渡され、
<変態鉄>が大好きなキハ20形を置き換えたのだった。でも、その際に
“予備車の予備車”という立場でやって来たのが両運転台構造のキハ30形。
そう、先日、関東鉄道水海道車両基地で“卒業式”が行われたのと同形式。
ただ、久留里線から転じてきたこの車両、臨鉄で唯一の非冷房車なのである。
通常は、キハ37・38形の「国鉄色」「水島色」編成のどちらかが運用入り、
もう1本が故障時などの予備として待機する。定期検査も交互に行えば、
車輌が足りなくなることはないはずである。
でも、「片方の編成が検査入場中に、もう一方で車輌故障」という場合には
車輌が足りなくなってしまう。そのときのために確保したというのが
キハ30 100号車。普段は、倉敷貨物ターミナルの奥で昼寝をしているが...
車庫に置いたままでは車輌は痛んでしまうのだそうで、冷房が要らない冬期に
限り、編成を組み替えてキハ30 100号車を運用入りさせるのである。
だから、なかなか出会えないわけで...
【2016年12月19日7時16分】 水島臨海鉄道水島本線・浦田駅
この車輌の走行シーンに出くわすのは、これが3度目だろうか。
ちなみに、2両編成のペア、下り方は普段の「国鉄色キハ38形」。
ということで、後追いになろうが何であろうが、もう1往復半3回の撮影機会、
キハ30 100号車の走行シーンを記録できるような撮影地を選ばないと。
急遽、予定を変更。
30分後に戻ってくるキハは浦田駅の南側、野菜畑の間に真新しい住宅が
点在する付近で。
【2016年12月19日7時49分】 水島臨海鉄道水島本線・浦田-弥生(後追い)
南向きにカメラを構えるわけで、太陽が姿を現せば逆光になって...
ピン甘もあって、写真としてはベストにはほど遠い出来映えで。嗚呼。
ということで、上り(倉敷市)方から撮れるポイントを考えないと...
臨鉄水島本線は12キロ余りの路線、でも、半分以上が高架区間で
撮影可能な地上区間といえば、この浦田駅前後と終点の三菱自工前駅付近、
それと、倉敷市-球場前の3箇所に限られる。
その中から、<変態鉄>が選んだのは球場前駅周辺、臨鉄の撮影地としては
定番中の定番なのである。
急ぎ、浦田駅に戻って、8:02発の倉敷市ゆき。MRTの2両編成は座席が埋まる
程度の混雑率。2両目のMRT305号車はクリスマスの装飾が行われていて。
でも、通勤通学ラッシュ、小心者の<変態鉄>は車内を撮ることができず。
【2016年12月19日8時19分】 水島臨海鉄道水島本線・倉敷市-球場前(後追い)
通い慣れた、何度も撮ったことのある撮影地。自分が乗ってきた列車の折返しの
三菱自工前ゆきから撮影開始。
ヨコ位置にすれば、球場前駅の駅名の由来でもある四十瀬運動公園の野球場の
照明灯が入るのだが...
【2016年12月19日8時39分】 水島臨海鉄道水島本線・倉敷市-球場前(後追い)
何だか周囲がウルサイような感じがして、やはり、タテ位置を選択した。
8時半を回ると、青空が広がって...。
う~ん、良い感じ...というより「いつも通り!!!」
さて、いよいよ...
【2016年12月19日8時47分】 水島臨海鉄道水島本線・球場前-倉敷市
車体側面までキレイに光が回ってくれて“会心の1枚”に近い出来映え。
この朝は、チャンスに弱い<変態鉄>には珍しく、キハ30 100号車の登場という
予想しなかったチャンスをものにすることが出来たのだった。
そして、倉敷市駅に着いたキハは5分ほどで折り返し。球場前駅には1分少々で
戻ってくる。三脚を畳む時間も惜しんで...
【2016年12月12月19日9時01分】 水島臨海鉄道水島本線・球場前-西福井(後追い)
球場前駅の西富井方、ここまで地平区間を進んできた水島本線はここから
西富井駅の先まで高架区間となる。その築堤の最初のところ、カーブにある
小さな踏切も、これまで数え切れないほど撮ったポイント。
そこで、後追い。こちらもスッキリと撮ることができたのだった。
【2016年12月19日9時19分】 水島臨海鉄道水島本線・球場前駅
何だか、この日の<変態鉄>は冴えていたような...
球場前駅に戻る足取りも軽く。なぜか、水島ゆきに乗り込むのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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