水海道でキハ、キハ、キハ。（１）寒かった朝 [常総線のキハとその仲間たち［関東鉄道］]
24日は、何だかクリスマス・イブとかいう日だったそうで...
自分の職場は新宿にある、といっても所在地は渋谷区。サザンテラスのすぐ近く。
大きなクリスマスイルミネーションを横目に、コートの襟を立て、「ふんっ」と
鼻で笑いつつ、通り過ぎるのだった。
ところで、最近では一人で過ごすクリスマスを「クリぼっち」というらしい。
ここ数年、若い人を中心にクリスマスパーティーを「クリパ」と略しているとか。
そういうのを聞いていると、かつてよく聴いていた曲のタイトルを思い出さずには
いられないのが＜変態鉄＞。桑田佳祐の、あの独特の何とも言えない歌の世界観が
好きなのだが、その中に「クリといつまでも」というのが。
まぁ、何とも...、笑いを禁じ得ない独特の雰囲気、たまに聴きたくなるのだ。
（※ 意見には個人差があります）
多分、自室の棚の中を漁れば、この曲が収録されたアルバムが発掘できそうだが。
さて、今日の話題。
【2014年12月21日11時30分】 関鉄常総線・水海道車両基地
久しぶりに早起きして水海道へ出撃したのは12月21日。
…… ……
「撮り納め☆満喫撮影会」というのが、関鉄のウェブサイトに乗ったのは
12月10日過ぎだった。11月3日の水海道車両基地公開には行けなかった＜変態鉄＞。
22日以降は仕事で塞がっていたが、当日、21日は公休日に重なっていた。
当初は「曇り一時雨」の予報、行くかどうか迷っていたのだが、週間予報は
徐々に好転していった。直前には天気予報は「晴れ」に変わり出撃決定。
それにしても、今回の撮影会、車両基地を訪れるのではなく、水海道駅で整理券を
受け取り、それを受け取った人だけが専用列車で水海道車両基地の撮影会に参加できる...
とのこと。専用列車は11:16、13:16、15:12発の3本、車両基地では1時間程度の
撮影時間があるとのこと、各回とも先着100名までで、整理券の受け取りは
12月21日当日有効の「常総線１日フリーきっぷ」を提示するのが条件。
水海道駅前で当日10時に整理券配布開始、とのこと。
2014年12月21日（日）曇り一時晴れ
まさか、徹夜組は居ないだろうが、それでも整理券が確保できるかどうか
ちょっとだけ不安だった。という訳で6時に起床、秋葉原からTX線で守谷へ。
【2014年12月21日8時24分】 関鉄常総線・守谷駅
2013年までは水海道－下館間を「キハ100形」というディーゼル動車が1日1往復だけ
新型車に混じって運用されていた。この車両、国鉄が「通勤型ディーゼル動車」として
導入したキハ30を譲り受けたもの。1両は関鉄常総線の前身の常総筑波鉄道時代の塗色、
そしてもう1両は国鉄キハ30が纏っていた“首都圏色”に塗られており、
広大な関東平野、独特の山容の筑波山をバックに走る国鉄型キハを何度も撮りに訪れた。
ただ、新型車の増備で2013年にキハ100形が定期運用を離脱すると、
自分は、足が遠のいていた。久しぶりの守谷駅。TX線を降りて、改札を抜ければ、
向かい側が常総線乗り場。自動改札横の有人窓口で「１日フリーきっぷ」（1,500円）を。
ちなみに、守谷－水海道の普通運賃は350円、往復で700円だから、モトはとれない訳で
＜ケチ鉄＞としては...、だが、今回は撮影会の参加料と思えば。
【2014年12月21日8時27分】 関鉄常総線・守谷駅
人工地盤の下に潜る形の常総線守谷駅ホームは、昼間でも薄暗く寒くて...
キハ2303を先頭にした2連の「水海道接続下館ゆき」が待ち遠しかった。
暖房が効きすぎくらいの車内。わずかな乗客を乗せて10分ほどで水海道駅。
到着直前に車窓から見えた水海道車両基地では、キハ350形やDD502が並べられ、
撮影会の準備たけなわといった感じだった。少しずつテンションも上がって...
【2014年12月21日8時41分】 関鉄常総線・水海道駅
水海道駅舎を先頭に列ができはじめていた。
【2014年12月21日8時40分】 関鉄常総線・水海道駅
とはいえ、待っていたのは10人くらいだろうか。列に加わった＜変態鉄＞。
10時までは、あと1時間20分。列から数メートル離れると日なたに出ることができた。
カメラバッグだけを置いて、列から離れて日向ぼっこしながらとにかく待ったのだった。
幸い(?)、ひょんなことから拙ブログでも時折登場していただいている、あの方から
メールが来たりして、それに返信したりしている内に、時間は過ぎていって...
【2014年12月21日9時50分】 関鉄常総線・水海道駅前
10時まで、ちょうど10分前になって関鉄職員の方が登場。
時間より少し前に整理券の配布が始まった。午後の2回目以降を希望する方もいるわけで
＜変態鉄＞は、第1回の整理券「8番」を確保。尤も、整理券は1番でも100番でも
効力は同じで、それなら10時を回ってから来ても大丈夫だったわけだが...
【2014年12月21日10時00分】 関鉄常総線・水海道駅
関鉄のこういうイベント、必ず資料を用意してくれるのもありがたいところ。
車両基地内の撮影会場での車両配置や、撮影上の注意をまとめたA4版2枚の資料が
配られた。専用列車の発着に合わせて1番ホーム上でグッズ販売も行われるとのこと。
…… ……
さて、専用列車の発車まで1時間10分、＜変態鉄＞は、とりあえず空腹を何とかするのに
守谷駅まで戻ったのだった。結局、駅内のコンビニで買った菓子パンを
バス乗り場近くのベンチに腰掛けて食べる...という、ちょっと寂しい日曜日の朝食。
11時に間に合うように、10時48分発の水海道ゆき。
キハ5004号車は、昨年納車されたばかりの関鉄の最新車。この増備が旧国鉄キハ30の
キハ100形引退の引き金となった訳でもある。
【2014年12月21日10時57分】 関鉄常総線・水海道駅
そのキハ5004で水海道駅に到着すると、すでに隣のホームにはキハ313＋キハ314が
入線しており、多くのファンがカメラを向けていた。
もちろん、＜変態鉄＞もカメラバックを放り出して、EOSくん片手に構内踏切から
ホーム上から、この車両にカメラを向け続けたのだった。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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自分の職場は新宿にある、といっても所在地は渋谷区。サザンテラスのすぐ近く。
大きなクリスマスイルミネーションを横目に、コートの襟を立て、「ふんっ」と
鼻で笑いつつ、通り過ぎるのだった。
ところで、最近では一人で過ごすクリスマスを「クリぼっち」というらしい。
ここ数年、若い人を中心にクリスマスパーティーを「クリパ」と略しているとか。
そういうのを聞いていると、かつてよく聴いていた曲のタイトルを思い出さずには
いられないのが＜変態鉄＞。桑田佳祐の、あの独特の何とも言えない歌の世界観が
好きなのだが、その中に「クリといつまでも」というのが。
まぁ、何とも...、笑いを禁じ得ない独特の雰囲気、たまに聴きたくなるのだ。
（※ 意見には個人差があります）
多分、自室の棚の中を漁れば、この曲が収録されたアルバムが発掘できそうだが。
さて、今日の話題。
【2014年12月21日11時30分】 関鉄常総線・水海道車両基地
久しぶりに早起きして水海道へ出撃したのは12月21日。
…… ……
「撮り納め☆満喫撮影会」というのが、関鉄のウェブサイトに乗ったのは
12月10日過ぎだった。11月3日の水海道車両基地公開には行けなかった＜変態鉄＞。
22日以降は仕事で塞がっていたが、当日、21日は公休日に重なっていた。
当初は「曇り一時雨」の予報、行くかどうか迷っていたのだが、週間予報は
徐々に好転していった。直前には天気予報は「晴れ」に変わり出撃決定。
それにしても、今回の撮影会、車両基地を訪れるのではなく、水海道駅で整理券を
受け取り、それを受け取った人だけが専用列車で水海道車両基地の撮影会に参加できる...
とのこと。専用列車は11:16、13:16、15:12発の3本、車両基地では1時間程度の
撮影時間があるとのこと、各回とも先着100名までで、整理券の受け取りは
12月21日当日有効の「常総線１日フリーきっぷ」を提示するのが条件。
水海道駅前で当日10時に整理券配布開始、とのこと。
2014年12月21日（日）曇り一時晴れ
まさか、徹夜組は居ないだろうが、それでも整理券が確保できるかどうか
ちょっとだけ不安だった。という訳で6時に起床、秋葉原からTX線で守谷へ。
【2014年12月21日8時24分】 関鉄常総線・守谷駅
2013年までは水海道－下館間を「キハ100形」というディーゼル動車が1日1往復だけ
新型車に混じって運用されていた。この車両、国鉄が「通勤型ディーゼル動車」として
導入したキハ30を譲り受けたもの。1両は関鉄常総線の前身の常総筑波鉄道時代の塗色、
そしてもう1両は国鉄キハ30が纏っていた“首都圏色”に塗られており、
広大な関東平野、独特の山容の筑波山をバックに走る国鉄型キハを何度も撮りに訪れた。
ただ、新型車の増備で2013年にキハ100形が定期運用を離脱すると、
自分は、足が遠のいていた。久しぶりの守谷駅。TX線を降りて、改札を抜ければ、
向かい側が常総線乗り場。自動改札横の有人窓口で「１日フリーきっぷ」（1,500円）を。
ちなみに、守谷－水海道の普通運賃は350円、往復で700円だから、モトはとれない訳で
＜ケチ鉄＞としては...、だが、今回は撮影会の参加料と思えば。
【2014年12月21日8時27分】 関鉄常総線・守谷駅
人工地盤の下に潜る形の常総線守谷駅ホームは、昼間でも薄暗く寒くて...
キハ2303を先頭にした2連の「水海道接続下館ゆき」が待ち遠しかった。
暖房が効きすぎくらいの車内。わずかな乗客を乗せて10分ほどで水海道駅。
到着直前に車窓から見えた水海道車両基地では、キハ350形やDD502が並べられ、
撮影会の準備たけなわといった感じだった。少しずつテンションも上がって...
【2014年12月21日8時41分】 関鉄常総線・水海道駅
水海道駅舎を先頭に列ができはじめていた。
【2014年12月21日8時40分】 関鉄常総線・水海道駅
とはいえ、待っていたのは10人くらいだろうか。列に加わった＜変態鉄＞。
10時までは、あと1時間20分。列から数メートル離れると日なたに出ることができた。
カメラバッグだけを置いて、列から離れて日向ぼっこしながらとにかく待ったのだった。
幸い(?)、ひょんなことから拙ブログでも時折登場していただいている、あの方から
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【2014年12月21日9時50分】 関鉄常総線・水海道駅前
10時まで、ちょうど10分前になって関鉄職員の方が登場。
時間より少し前に整理券の配布が始まった。午後の2回目以降を希望する方もいるわけで
＜変態鉄＞は、第1回の整理券「8番」を確保。尤も、整理券は1番でも100番でも
効力は同じで、それなら10時を回ってから来ても大丈夫だったわけだが...
【2014年12月21日10時00分】 関鉄常総線・水海道駅
関鉄のこういうイベント、必ず資料を用意してくれるのもありがたいところ。
車両基地内の撮影会場での車両配置や、撮影上の注意をまとめたA4版2枚の資料が
配られた。専用列車の発着に合わせて1番ホーム上でグッズ販売も行われるとのこと。
…… ……
さて、専用列車の発車まで1時間10分、＜変態鉄＞は、とりあえず空腹を何とかするのに
守谷駅まで戻ったのだった。結局、駅内のコンビニで買った菓子パンを
バス乗り場近くのベンチに腰掛けて食べる...という、ちょっと寂しい日曜日の朝食。
11時に間に合うように、10時48分発の水海道ゆき。
キハ5004号車は、昨年納車されたばかりの関鉄の最新車。この増備が旧国鉄キハ30の
キハ100形引退の引き金となった訳でもある。
【2014年12月21日10時57分】 関鉄常総線・水海道駅
そのキハ5004で水海道駅に到着すると、すでに隣のホームにはキハ313＋キハ314が
入線しており、多くのファンがカメラを向けていた。
もちろん、＜変態鉄＞もカメラバックを放り出して、EOSくん片手に構内踏切から
ホーム上から、この車両にカメラを向け続けたのだった。（つづく）
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