9月でも猛暑の房総へ(5=最終回)懐かしさと目新しさと [いすみ鉄道 国鉄型キハ]
またしても、「乗れば撮れない、撮れば乗れない」、
<撮り鉄>としての宿命的な悩みなのだ。
昼の明るい状況下での撮影も良いが、西に傾いた太陽、その斜光線が列車を
照らし出す瞬間は、単なる鋼鉄の塊に過ぎないはずの列車の姿を「艶やか」に
すら感じさせるのである。
でも、列車の運転ダイヤも日の入り時刻も陽の沈む方角も、撮影者の自由にはならない。
だから、その美しい夕方の光を浴びながらの<乗り鉄>は、<撮り鉄>にとっては
後悔すらしてしまうのである。
車窓を眺めながら、後悔モード全開の<乗り鉄>となった急行4・5号。
でも、高山線での活躍を追い続けた、その車両に2年半ぶりの乗車となった訳で
キハ28 2346号車の車内を、普段通り、“変態的視点”でレポートしたい。
今日はその話題で。
…… ……
2013年9月1日(日) 晴れ
大原を13:52に出た「急行3号」は上総中野に14:54に到着し、折返し15:04発の
「急行4号」となる。
【2013年9月1日14時51分】 いすみ鉄道・上総中野駅
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 300.0 mm 露出 F8.0 1/500秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
木立を抜けて上総中野駅のホームに進入してくるキハ2連。
撮影者にとっては、木の葉の影が列車に落ちて、いわゆる“まんだーら”の状態になる。
キライな情景ではないが、画にするのは難しいのだった。
【2013年9月1日14時52分】 いすみ鉄道・上総中野駅
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 28.0 mm 露出 F14.0 1/500秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
キハ52を先頭に上総中野に到着した急行列車のキハは、この時も小湊鐵道の列車と並ぶ。
再びキハ28 2346に乗車。多くの乗客を乗せて定刻に上総中野を発車したのだが...
この「観光急行」の車内放送や検札、ドア操作などはアテンダントの方が担当する。
午前とはアテンダントさんは交替していたようだ。
30歳台半ばを過ぎた、このオッサンは、“現役のお姉さん”が大好きなのだが、
いすみ鉄道のアテンダントさんたちは“昭和の急行列車”らしく(?)
“昭和の頃、お姉さん(だった)”方を中心としたメンバー。
皆さん、<鉄>をはじめ、どんな乗客に対しても、テキパキと、また、丁寧で親切な対応。
でも、それだけではない。この日の車内放送を担当のアテンダントさん、
自分にとっては“鳥肌モノ”の凄い技をさりげなく披露されていた。恐るべし...
…… ……
【2013年9月1日15時39分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷国吉駅
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 105.0 mm 露出 F8.0 1/250秒 +1段補正 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
冒頭の写真は、国吉駅停車中に撮影したもの。
朱色とクリーム色の国鉄急行色の車体、その前に伸びていくレールと、
構内外れの腕木式信号機。自分が生まれる前の、昭和40年台と言っても通じそうな情景。
<撮り鉄>としての意地を見せた(「見せようと努力したがスベった」が正当)のは
この1枚だけ。あとは、車内で大人しく過ごした。
…… ……
“車内放送マニア”として「乗客が多い」「冷房使用期間」と、車内録音には悪条件が揃っていても、
それでもレコーダのスイッチを入れずには居られなかったのは、前述の事情から。
折返し、大原発「急行5号」の車内放送。
前後チャイムで“アルプスの牧場”のオルゴールが使われるのは、いつも通り。
でも、気動車の放送マイクというのは非常に簡素なつくり。
電話の受話器のような形のマイク、その“送話口”の下にゼンマイがある。
これを巻いて「放」のボタンを押すと、その間だけ車内のスピーカーから
オルゴールが流れる仕組み。このマイク、実は自分も使ったことがあるのだが、
ゼンマイの所にはストッパのようなものがあり、目一杯巻いても1コーラス流せない。
JRでも多くの車掌さんは、そこには全く頓着せずに、テキトーにゼンマイを巻いて
オルゴールを流すから、基本的に“アルプスの牧場”は曲の途中で始まり途中で終わる。
でも、このアテンダントさんの“スゴ技”は、曲の途中で、少しだけ、ゼンマイを
巻き直していること。これでピッタリ、1コーラス分流しているのである。
JRでも、ごく稀に、この“技”を持っている車掌さんに出会うことがあり、
まぁ、一般の人にとって、いや、大半の<鉄>にとっても、どうだって良いことなのだが、
ごく一部の<録り鉄>にとっては、これは感動モノ。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
さらにこのアテンダントさん、優等列車のベテラン車掌さんにも決して引けをとらない
落ち着いた口調のアナウンス、マニア的には非常に価値ある“好放送”を聞くことができた。
(前チャイムはちょっと失敗気味。後のチャイムはキレイに1コーラス流れている)
西大原を過ぎると一面の田園地帯を走り抜ける。
再び、マイクをとったアテンダントさん、この2両のキハの紹介を始めた。
【2013年9月1日16時18分】 いすみ鉄道・大原駅
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 80.0 mm 露出 F8.0 1/200秒 +2/3段補正 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
放送の通り、キハ28 2346号車は、
【2013年9月1日15時42分】 いすみ鉄道・キハ28 2346車内
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 300.0 mm 露出 F5.6 1/30秒 +2/3段補正 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
1964年(昭和39年)、そう東京五輪の年の製造。新製配置は米子、
でも、当時の国鉄、新製したディーゼル車は千葉鉄道管理局管内に仮配置し、
夏期の海水浴臨時列車に運用、それが済んでから配置区に移す措置がとられていた。
新製直後の1964年には千葉局管内に配置されており、この車両も外房線の臨時列車として、
大原駅に停車していたかも知れない。
【2013年9月1日15時42分】 いすみ鉄道・キハ28 2346車内
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 35.0 mm 露出 F5.0 1/60秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
(JRでの)最終配置は富山。拙ブログでもしつこく取り上げている
富山市による高山本線増発社会実験用に使われ、2011年3月に引退した。
車内には、この運賃表が掲示されたまま。
【2013年9月1日15時40分】 いすみ鉄道・キハ28 2346車内
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 40.0 mm 露出 F7.1 1/100秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
ワンマン化、通勤対応改造でセミクロスシートになった車内も、基本的にそのまま。
シートモケットが国鉄当時の紺色のものに貼り替えられているのは、い鉄転入後。
【2013年9月1日15時42分】 いすみ鉄道・キハ28 2346車内
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 105.0 mm 露出 F5.0 1/40秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
でも、すべてが“昔のまま”とはいかない。
「イタリアン ランチクルーズ トレイン」の運転に合わせてテーブル付きに。
【2013年9月1日15時40分】 いすみ鉄道・キハ28 2346車内
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 40.0 mm 露出 F5.6 1/60秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
「4人ボックス席」は全席が「2人ボックス席」に改装されており、
上り(大原ゆき)は前向き、下り(大多喜・上総中野ゆき)では後ろ向きに
座ることになる。料理がないときには、ちょっと窮屈な印象。
いずれにせよ、2011年3月のあの日、キハ28に乗れるのも最後だと思っていた。
いま、東京から高速バスで2時間の所で定期的に乗れるのも幸せなこと。
…… ……
17時過ぎに大多喜に戻ったキハ。
大原ゆきが発車すると、入庫のための転線作業が行われる。
【2013年9月1日17時05分】 いすみ鉄道・デンタルサポート大多喜駅付近
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 70.0 mm 露出 F5.6 1/100秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
駅の小谷松方のポイントを切り替えて、
【2013年9月1日17時06分】 いすみ鉄道・デンタルサポート大多喜駅付近
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 70.0 mm 露出 F8.0 1/160秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
ゆっくり、ゆっくりと車庫の方に入っていく。
【2013年9月1日17時07分】 いすみ鉄道・デンタルサポート大多喜駅付近
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 190.0 mm 露出 F6.3 1/200秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
この夕方の“ギャラリー”は自分だけ。
大手門のあたりを駆けずり回りながら露出アンダーな写真を連発したのだった。
…… ……
帰りのバス、ここで大失敗をしたことがわかったのが、この日の晩。
ちょっとした事情で終着・羽田空港での下車を急かされたら、車内録音に使った
ICレコーダをバス車内に置き忘れてしまった。
これが、翌日からの北海道ゆきにちょっと影響したのであった。(おわり)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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<撮り鉄>としての宿命的な悩みなのだ。
昼の明るい状況下での撮影も良いが、西に傾いた太陽、その斜光線が列車を
照らし出す瞬間は、単なる鋼鉄の塊に過ぎないはずの列車の姿を「艶やか」に
すら感じさせるのである。
でも、列車の運転ダイヤも日の入り時刻も陽の沈む方角も、撮影者の自由にはならない。
だから、その美しい夕方の光を浴びながらの<乗り鉄>は、<撮り鉄>にとっては
後悔すらしてしまうのである。
車窓を眺めながら、後悔モード全開の<乗り鉄>となった急行4・5号。
でも、高山線での活躍を追い続けた、その車両に2年半ぶりの乗車となった訳で
キハ28 2346号車の車内を、普段通り、“変態的視点”でレポートしたい。
今日はその話題で。
…… ……
2013年9月1日(日) 晴れ
大原を13:52に出た「急行3号」は上総中野に14:54に到着し、折返し15:04発の
「急行4号」となる。
【2013年9月1日14時51分】 いすみ鉄道・上総中野駅
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 300.0 mm 露出 F8.0 1/500秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
木立を抜けて上総中野駅のホームに進入してくるキハ2連。
撮影者にとっては、木の葉の影が列車に落ちて、いわゆる“まんだーら”の状態になる。
キライな情景ではないが、画にするのは難しいのだった。
【2013年9月1日14時52分】 いすみ鉄道・上総中野駅
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 28.0 mm 露出 F14.0 1/500秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
キハ52を先頭に上総中野に到着した急行列車のキハは、この時も小湊鐵道の列車と並ぶ。
再びキハ28 2346に乗車。多くの乗客を乗せて定刻に上総中野を発車したのだが...
この「観光急行」の車内放送や検札、ドア操作などはアテンダントの方が担当する。
午前とはアテンダントさんは交替していたようだ。
30歳台半ばを過ぎた、このオッサンは、“現役のお姉さん”が大好きなのだが、
いすみ鉄道のアテンダントさんたちは“昭和の急行列車”らしく(?)
“昭和の頃、お姉さん(だった)”方を中心としたメンバー。
皆さん、<鉄>をはじめ、どんな乗客に対しても、テキパキと、また、丁寧で親切な対応。
でも、それだけではない。この日の車内放送を担当のアテンダントさん、
自分にとっては“鳥肌モノ”の凄い技をさりげなく披露されていた。恐るべし...
…… ……
【2013年9月1日15時39分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷国吉駅
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 105.0 mm 露出 F8.0 1/250秒 +1段補正 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
冒頭の写真は、国吉駅停車中に撮影したもの。
朱色とクリーム色の国鉄急行色の車体、その前に伸びていくレールと、
構内外れの腕木式信号機。自分が生まれる前の、昭和40年台と言っても通じそうな情景。
<撮り鉄>としての
この1枚だけ。あとは、車内で大人しく過ごした。
…… ……
“車内放送マニア”として「乗客が多い」「冷房使用期間」と、車内録音には悪条件が揃っていても、
それでもレコーダのスイッチを入れずには居られなかったのは、前述の事情から。
折返し、大原発「急行5号」の車内放送。
前後チャイムで“アルプスの牧場”のオルゴールが使われるのは、いつも通り。
でも、気動車の放送マイクというのは非常に簡素なつくり。
電話の受話器のような形のマイク、その“送話口”の下にゼンマイがある。
これを巻いて「放」のボタンを押すと、その間だけ車内のスピーカーから
オルゴールが流れる仕組み。このマイク、実は自分も使ったことがあるのだが、
ゼンマイの所にはストッパのようなものがあり、目一杯巻いても1コーラス流せない。
JRでも多くの車掌さんは、そこには全く頓着せずに、テキトーにゼンマイを巻いて
オルゴールを流すから、基本的に“アルプスの牧場”は曲の途中で始まり途中で終わる。
でも、このアテンダントさんの“スゴ技”は、曲の途中で、少しだけ、ゼンマイを
巻き直していること。これでピッタリ、1コーラス分流しているのである。
JRでも、ごく稀に、この“技”を持っている車掌さんに出会うことがあり、
まぁ、一般の人にとって、いや、大半の<鉄>にとっても、どうだって良いことなのだが、
ごく一部の<録り鉄>にとっては、これは感動モノ。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
さらにこのアテンダントさん、優等列車のベテラン車掌さんにも決して引けをとらない
落ち着いた口調のアナウンス、マニア的には非常に価値ある“好放送”を聞くことができた。
(前チャイムはちょっと失敗気味。後のチャイムはキレイに1コーラス流れている)
西大原を過ぎると一面の田園地帯を走り抜ける。
再び、マイクをとったアテンダントさん、この2両のキハの紹介を始めた。
【2013年9月1日16時18分】 いすみ鉄道・大原駅
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 80.0 mm 露出 F8.0 1/200秒 +2/3段補正 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
放送の通り、キハ28 2346号車は、
【2013年9月1日15時42分】 いすみ鉄道・キハ28 2346車内
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 300.0 mm 露出 F5.6 1/30秒 +2/3段補正 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
1964年(昭和39年)、そう東京五輪の年の製造。新製配置は米子、
でも、当時の国鉄、新製したディーゼル車は千葉鉄道管理局管内に仮配置し、
夏期の海水浴臨時列車に運用、それが済んでから配置区に移す措置がとられていた。
新製直後の1964年には千葉局管内に配置されており、この車両も外房線の臨時列車として、
大原駅に停車していたかも知れない。
【2013年9月1日15時42分】 いすみ鉄道・キハ28 2346車内
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 35.0 mm 露出 F5.0 1/60秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
(JRでの)最終配置は富山。拙ブログでもしつこく取り上げている
富山市による高山本線増発社会実験用に使われ、2011年3月に引退した。
車内には、この運賃表が掲示されたまま。
【2013年9月1日15時40分】 いすみ鉄道・キハ28 2346車内
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 40.0 mm 露出 F7.1 1/100秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
ワンマン化、通勤対応改造でセミクロスシートになった車内も、基本的にそのまま。
シートモケットが国鉄当時の紺色のものに貼り替えられているのは、い鉄転入後。
【2013年9月1日15時42分】 いすみ鉄道・キハ28 2346車内
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 105.0 mm 露出 F5.0 1/40秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
でも、すべてが“昔のまま”とはいかない。
「イタリアン ランチクルーズ トレイン」の運転に合わせてテーブル付きに。
【2013年9月1日15時40分】 いすみ鉄道・キハ28 2346車内
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 40.0 mm 露出 F5.6 1/60秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
「4人ボックス席」は全席が「2人ボックス席」に改装されており、
上り(大原ゆき)は前向き、下り(大多喜・上総中野ゆき)では後ろ向きに
座ることになる。料理がないときには、ちょっと窮屈な印象。
いずれにせよ、2011年3月のあの日、キハ28に乗れるのも最後だと思っていた。
いま、東京から高速バスで2時間の所で定期的に乗れるのも幸せなこと。
…… ……
17時過ぎに大多喜に戻ったキハ。
大原ゆきが発車すると、入庫のための転線作業が行われる。
【2013年9月1日17時05分】 いすみ鉄道・デンタルサポート大多喜駅付近
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 70.0 mm 露出 F5.6 1/100秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
駅の小谷松方のポイントを切り替えて、
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<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 70.0 mm 露出 F8.0 1/160秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
ゆっくり、ゆっくりと車庫の方に入っていく。
【2013年9月1日17時07分】 いすみ鉄道・デンタルサポート大多喜駅付近
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 190.0 mm 露出 F6.3 1/200秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
この夕方の“ギャラリー”は自分だけ。
大手門のあたりを駆けずり回りながら露出アンダーな写真を連発したのだった。
…… ……
帰りのバス、ここで大失敗をしたことがわかったのが、この日の晩。
ちょっとした事情で終着・羽田空港での下車を急かされたら、車内録音に使った
ICレコーダをバス車内に置き忘れてしまった。
これが、翌日からの北海道ゆきにちょっと影響したのであった。(おわり)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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乗り鉄オンリーなので車窓からの夕陽を楽しんでいます(笑)
by johncomeback (2013-09-11 07:36)
涼しくなって来たので、ゆっくりと、キハ達でも見に行こうかなぁ~
by suzuran6 (2013-09-11 08:22)
コメントありがとうございます。
☆ johncomebackさん
車窓から見る夕陽も良いですね。自分もゆっくり楽しみたいのですが、やはり、「撮りたかった!!」という気持ちになります。どうせ、撮っていても撃沈するのですが...
☆ suzuran6さん
これからの時期、房総はベストシーズンになりますね。
養老渓谷の紅葉(12月初旬)、大原の伊勢エビなど、キハと絡めて、いろいろ行きたいところはあるのですが...
by あるまーき (2013-09-11 10:19)