信号が消えた日 ~ 最近の井の頭線 ~ [虹色電車の日常[京王井の頭線]]
「上滝朝3」の記事をアップするつもりだったのに...
今日もまた、出撃してしまったのです。そうしたら、こんなのも撮れたのです。
(撮りたかったのはコレではないですけど...)
【2013年3月3日13時23分】 関東鉄道常総線・黒子駅
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 90.0 mm 露出 F11.0 1/400秒 +2/3段補正 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
でも、今日はそこに向かうために乗った、この路線の話題から。
実は、気付かぬうちに激変していたのでした。
【2013年2月27日13時25分】 京王井の頭線・三鷹台-久我山
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 135.0 mm 露出 F7.1 1/1000秒 ISO500
シャッター速度優先AE AIフォーカスAF WBオート
というわけで、今日は、井の頭線の話題。
…… ……
2013年3月3日(日) 晴れのち曇り
朝8時の三鷹台駅前。黄色いヘルメット姿の保線作業員の方が踏切の前に立っていた。
警報機が鳴って、遮断機が下りてくることを確認すると、踏切前の道路中央に
仁王立ちで両手を広げ、踏切の安全を確保していた。
「踏切故障したのかよ~、相変わらずだな、京Oは...」
と、ひとり呆れつつ改札を通ってホームへ。
自分が渋谷ゆきを待つ間に、向かいのホームに吉祥寺ゆきがやってきたが...
“おかしいっ!!”
その電車が停車する様子を見ていて、<鉄>として違和感を感じずにいられなかった。
JRの特急とか新幹線とかの如く、駅のかなり手前で減速し、そろりそろりと停車する。
この停車方法を見て、すべてを知ったのである。
そう、いつの間にか井の頭線も保安装置がATCになっていた。
ホントはもっと複雑だが、ATC(自動列車制御装置)とは、先行列車との間隔や
線路の条件に従って、自動的に、走行可能な運転速度が運転台の速度計脇に表示される。
運転士が無視して、これを超える速度で走ろうとすると、
自動的にブレーキがかかって、減速される。
【2013年3月3日8時15分】 京王井の頭線・明大前駅
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 300.0 mm 露出 F5.6 1/250秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WBオート
そして、ATCが稼動すると、線路脇に立ち並び、先日まで、先行列車との間隔に
応じて許容速度を表示し続けてきた、色灯信号機は不要となる。
見てみると確かに信号は消灯していた。
だから、明大前で下車したとき、記念に撮った1枚がコレ。
もうすぐ信号機の撤去作業が開始されるはず。
蛇足ながら...
京王版ATCの制御パターン、ホームのすぐ前に踏切のある駅では、
相当手前で減速しておいて、超スローで停車することになっているみたい。
ホームをオーバーランして、バックで停車位置に戻るというのは、
井の頭線では、実は日常茶飯事(ちょっとオーバーか...)。
そして、遮断棒の下りきっていない踏切に進入してしまったことがあった。
このためらしいのだが...、
先にATC化された京王線でも、イライラするほどゆっくりとホームに入線してくるのだ。
…… ……
最近の井の頭線ネタをもう1つ。
あの震災から、はや2年。震災前の井の頭線は、日中12分サイクルの運転。
12分あたり「各停2本+急行1本」で、各停のうち1本が永福町で急行待ち、
だから、急行通過駅では12分あたり2回の乗車機会があった。
これが、「震災に伴う減便ダイヤ」として10分サイクルで「各停1本+急行1本」に
なった。このときは仕方ないと思ったが、震災後の電力不足が落ち着くのに合わせて、
この「減便ダイヤ」をそのまま「新・通常ダイヤ」とする“画期的な改正”。
他線が元通りのダイヤになっても、10分間隔、日中でもかなりの混雑となっていた。
2013年2月27日(水) 晴れのち曇り
久々に京王グループの白紙改正に近い大規模ダイヤ改正があったのが先月22日。
京王線系統では、「準特急」を停車駅そのままで名称だけ「特急」に格上げ、
「通勤快速」を昼間に堂々と走らせたいから「区間急行」に改称、
15年近く前に“空気輸送列車”として、<鉄>から失笑の的となっていた
「相模原線特急」が毎時3本ずつ復活...などなど、よくわからない楽しいダイヤ。
でも、井の頭線では日中の運転が10分サイクルから7~8分サイクルに増発。
久々に少し便利なダイヤになったのであった。
【2013年2月27日13時26分】 京王井の頭線・三鷹台-久我山
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 120.0 mm 露出 F7.1 1/1000秒 ISO500
シャッター速度優先AE AIフォーカスAF WBオート
というわけで、ダイヤ改正記念のヘッドマークを掲出した電車を。
いつもの踏切は、自宅から徒歩5分。1時間近く粘ってようやく捕獲できた。
京王線にも、ほぼ同じデザインのマークを掲出した9000系編成があった。
(そちらのマークはホームベース型)
こんなステンレス製の四角い箱なんて、<変態鉄>の「趣味の対象」ではないはずだが
毎日乗っていると、<鉄>として、いつの間にか観察してしまっているのである。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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今日もまた、出撃してしまったのです。そうしたら、こんなのも撮れたのです。
(撮りたかったのはコレではないですけど...)
【2013年3月3日13時23分】 関東鉄道常総線・黒子駅
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 90.0 mm 露出 F11.0 1/400秒 +2/3段補正 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
でも、今日はそこに向かうために乗った、この路線の話題から。
実は、気付かぬうちに激変していたのでした。
【2013年2月27日13時25分】 京王井の頭線・三鷹台-久我山
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 135.0 mm 露出 F7.1 1/1000秒 ISO500
シャッター速度優先AE AIフォーカスAF WBオート
というわけで、今日は、井の頭線の話題。
…… ……
2013年3月3日(日) 晴れのち曇り
朝8時の三鷹台駅前。黄色いヘルメット姿の保線作業員の方が踏切の前に立っていた。
警報機が鳴って、遮断機が下りてくることを確認すると、踏切前の道路中央に
仁王立ちで両手を広げ、踏切の安全を確保していた。
「踏切故障したのかよ~、相変わらずだな、京Oは...」
と、ひとり呆れつつ改札を通ってホームへ。
自分が渋谷ゆきを待つ間に、向かいのホームに吉祥寺ゆきがやってきたが...
“おかしいっ!!”
その電車が停車する様子を見ていて、<鉄>として違和感を感じずにいられなかった。
JRの特急とか新幹線とかの如く、駅のかなり手前で減速し、そろりそろりと停車する。
この停車方法を見て、すべてを知ったのである。
そう、いつの間にか井の頭線も保安装置がATCになっていた。
ホントはもっと複雑だが、ATC(自動列車制御装置)とは、先行列車との間隔や
線路の条件に従って、自動的に、走行可能な運転速度が運転台の速度計脇に表示される。
運転士が無視して、これを超える速度で走ろうとすると、
自動的にブレーキがかかって、減速される。
【2013年3月3日8時15分】 京王井の頭線・明大前駅
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 300.0 mm 露出 F5.6 1/250秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WBオート
そして、ATCが稼動すると、線路脇に立ち並び、先日まで、先行列車との間隔に
応じて許容速度を表示し続けてきた、色灯信号機は不要となる。
見てみると確かに信号は消灯していた。
だから、明大前で下車したとき、記念に撮った1枚がコレ。
もうすぐ信号機の撤去作業が開始されるはず。
蛇足ながら...
京王版ATCの制御パターン、ホームのすぐ前に踏切のある駅では、
相当手前で減速しておいて、超スローで停車することになっているみたい。
ホームをオーバーランして、バックで停車位置に戻るというのは、
井の頭線では、実は日常茶飯事(ちょっとオーバーか...)。
そして、遮断棒の下りきっていない踏切に進入してしまったことがあった。
このためらしいのだが...、
先にATC化された京王線でも、イライラするほどゆっくりとホームに入線してくるのだ。
…… ……
最近の井の頭線ネタをもう1つ。
あの震災から、はや2年。震災前の井の頭線は、日中12分サイクルの運転。
12分あたり「各停2本+急行1本」で、各停のうち1本が永福町で急行待ち、
だから、急行通過駅では12分あたり2回の乗車機会があった。
これが、「震災に伴う減便ダイヤ」として10分サイクルで「各停1本+急行1本」に
なった。このときは仕方ないと思ったが、震災後の電力不足が落ち着くのに合わせて、
この「減便ダイヤ」をそのまま「新・通常ダイヤ」とする“画期的な改正”。
他線が元通りのダイヤになっても、10分間隔、日中でもかなりの混雑となっていた。
2013年2月27日(水) 晴れのち曇り
久々に京王グループの白紙改正に近い大規模ダイヤ改正があったのが先月22日。
京王線系統では、「準特急」を停車駅そのままで名称だけ「特急」に格上げ、
「通勤快速」を昼間に堂々と走らせたいから「区間急行」に改称、
15年近く前に“空気輸送列車”として、<鉄>から失笑の的となっていた
「相模原線特急」が毎時3本ずつ復活...などなど、よくわからない楽しいダイヤ。
でも、井の頭線では日中の運転が10分サイクルから7~8分サイクルに増発。
久々に少し便利なダイヤになったのであった。
【2013年2月27日13時26分】 京王井の頭線・三鷹台-久我山
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 120.0 mm 露出 F7.1 1/1000秒 ISO500
シャッター速度優先AE AIフォーカスAF WBオート
というわけで、ダイヤ改正記念のヘッドマークを掲出した電車を。
いつもの踏切は、自宅から徒歩5分。1時間近く粘ってようやく捕獲できた。
京王線にも、ほぼ同じデザインのマークを掲出した9000系編成があった。
(そちらのマークはホームベース型)
こんなステンレス製の四角い箱なんて、<変態鉄>の「趣味の対象」ではないはずだが
毎日乗っていると、<鉄>として、いつの間にか観察してしまっているのである。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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