夏から秋へ、房総のキハを撮りに(2)キハ5800...その前に!? [小湊鐵道キハ200と鉄道情景]
この記事がアップされて間もなく、<変態鉄>が始動する予定。いや、というより
始動していないとマズいのである。
【2008年8月16日11時39分】 山陰本線・長門市駅
ちなみに“出撃先”を広島と発表(?)しているが、広島空港というのは広島市街から
遠く離れたところにある。ということで、下り立つ空港は広島空港では無い。
では、いずこ?!
<変態鉄>としては初めての意外な空港である。
ヒントは、「広島へのアクセスが容易」で「ANA便が就航している」ところ。
と、言ってしまえばバレバレなのだが...。まぁ、初訪問のあの路線。
“会える可能性”は低いのだが、このキハもちょっと気になるところ(謎)。
そのあたりは、明日以降、<速報版>でご紹介したい。
なお、明日以降、皆さんのブログへの訪問が滞ることがあるかと思います。
あしからず、ご了承下さい。
さぁ、それでは引き続き、27日の小湊鐵道キハ5800一般公開の話題。
…… ……
2017年8月27日(日)くもり時々晴れ
並んで待つこと1時間、ようやく9時。
【2017年8月27日8時01分】 小湊鉄道・五井機関区
前の方から少しずつ動き始めた。
意外だったのは、すぐ前のテントに「記帳台」が設置されていたこと。
入場に際して名前を書かないといけない...と言って、何かやましいことがあるとか
そういうわけでは決して無いのだが、こういう得イベントでは、ちょっと珍しい。
同じテントでは「記念入場券」の販売。
告知には「1人10枚まで」と書かれていたのだが、やはり(!?)、2つの図柄を
1人各1枚ずつ、2枚までに制限され。もちろん、自分も2枚購入。280円也。
この硬券入場券を手にすると、キハ5800号車の車内見学ができるとのこと。
どうやら、外観写真を撮るだけなら入場券を買わなくても良いみたいなのだが、
でも、記帳台に並んだ人は基本的に全員が入場券の列にも加わり。
キハ5800のイラストが入ったD型硬券2枚は、何と券番がそろっていて。
つまり、皆さん2枚ずつの購入。
さぁ、いよいよ構内へ。
【2017年8月27日8時55分】 小湊鉄道・五井機関区
この構図。いつもは逆に、あのホームから望遠レンズで覗いていた、
そんな五井機関区の構内に入ったのである。ホームに停まっているのは、
第12A列車として、9:04に上総牛久から戻ってきた編成。
そして、目の前に居るのはキハ210号車。
このチョイスがなかなか渋い。正面にいるキハ210号車、他のキハとちょっとだけ
違うのである。そう、「冷房車」というあの懐かしい青いステッカーが無い。
このキハ、非冷房を貫いているのである。(だから、夏場は運用を外れている!?)
では、さっそくキハ5800のところへ...と、行きたいところだが、
そこは<変態鉄>、フツーの<鉄>がキハを囲んでいる頃、このシーンに。
【2017年8月27日8時57分】 小湊鉄道・五井機関区
工場の建屋、詰所、その周囲におかれた資材、ドラム缶や木製電柱など、
この五井機関区、「機関庫および鍛冶小屋」が有形文化財に登録されているが
これらは「保存」ではなく、その全てが“いまなお現役”。
【2017年8月27日8時58分】 小湊鉄道・五井機関区
こんな光景が当たり前のように広がっているのに、感動せずには居られなかった。
この、いかにも「工場っ!!」といった雰囲気が堪らなく好きなのである。
ちなみに、普段もこのスペースは「機関車見学」と申し出れば立ち入りできる。
でも、普段は職員の方や出入りの業者の方の駐車スペースにも使われており、
こういう画はなかなか撮れない。
【2017年8月27日8時57分】 小湊鉄道・五井機関区
そう、以前から機関区内に同線を走った3両の蒸気機関車が保存されている。
“舶来蒸機”もあって、コレもコレで非常に価値が高いのだが、
でも、この日ばかりは完全な“脇役”で。機関車のまわりにはあまり見学者も
来ないみたいで。でも、普段から事務所で許可を取ればいつでも見られる
これらの機関車、ここも職員の駐車スペースになっていて、引いた構図で全景を
撮れるのは、なかなか無い貴重なチャンスだったのだが...。
【2017年8月27日9時00分】 小湊鉄道・五井機関区
こういうのだって、堪らない。機関区の奥には物置代用の貨車がおかれているのは
全国的に“定番”。実は、この五井には他にも希少性のありそうな古典貨車が
留置されており、次はそれらを並べての撮影会...など企画してくれたら、
面白いのだが。(ただ、来場者はコアなマニアだけに限定されそう??)
【2017年8月27日9時00分】 小湊鉄道・五井機関区
さぁ、いよいよ機関庫へ。そう、庫内で待っているのはキハ5800号車である。
しかし、それにしても、この機関庫がまた渋いっ!!
【2017年8月27日8時58分】 小湊鉄道・五井機関区
庫そのものは木造2線式。後天的な補強だろうか、周囲には波板が貼られ。
上部には筆文字の「安全」の文字。
さらに注目なのは、機関庫内の照明である。この写真だと小さな点にしか
見えないのだが、庫内の照明は天井から吊された小さな裸電球が2つだけ。
【2017年8月27日9時03分】 小湊鉄道・五井機関区
「明暗差が激しくて写真が撮りづらい」などと、言ってはいけない。
この庫内の雰囲気がまた...う~ん。
ちなみに、五井機関区の一番奥の方に留置されていることが多いキハ5800、
下り方の、こちらの“顔”はあまり見る機会がなかったのだが、よく見ると
クリーム色の塗料の下に見えているのは、錆では無くて、もしかしたら、
焦げ茶色...「国電」だった頃から小湊入りを果たした当時まで、ブドウ色の
塗り潰しだったそうで、その頃の塗膜が顔を出しているのだろうか。
何度か見たことがあった、反対側の顔とはちょっと色味が違っていた。
「入場券を拝見します~。車内には10名ずつくらいで...」
職員の方の声。あまり混雑しないように、タイミングを見計らって、
キハ5800の車内に入れてくれるのだった。(つづく)
…… ……
なお、冒頭にも書いたとおり、明日からは<速報版>の記事をアップする予定です。
小湊キハ5800の話題については、次は9月5日頃を予定しています。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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始動していないとマズいのである。
【2008年8月16日11時39分】 山陰本線・長門市駅
ちなみに“出撃先”を広島と発表(?)しているが、広島空港というのは広島市街から
遠く離れたところにある。ということで、下り立つ空港は広島空港では無い。
では、いずこ?!
<変態鉄>としては初めての意外な空港である。
ヒントは、「広島へのアクセスが容易」で「ANA便が就航している」ところ。
と、言ってしまえばバレバレなのだが...。まぁ、初訪問のあの路線。
“会える可能性”は低いのだが、このキハもちょっと気になるところ(謎)。
そのあたりは、明日以降、<速報版>でご紹介したい。
なお、明日以降、皆さんのブログへの訪問が滞ることがあるかと思います。
あしからず、ご了承下さい。
さぁ、それでは引き続き、27日の小湊鐵道キハ5800一般公開の話題。
…… ……
2017年8月27日(日)くもり時々晴れ
並んで待つこと1時間、ようやく9時。
【2017年8月27日8時01分】 小湊鉄道・五井機関区
前の方から少しずつ動き始めた。
意外だったのは、すぐ前のテントに「記帳台」が設置されていたこと。
入場に際して名前を書かないといけない...と言って、何かやましいことがあるとか
そういうわけでは決して無いのだが、こういう得イベントでは、ちょっと珍しい。
同じテントでは「記念入場券」の販売。
告知には「1人10枚まで」と書かれていたのだが、やはり(!?)、2つの図柄を
1人各1枚ずつ、2枚までに制限され。もちろん、自分も2枚購入。280円也。
この硬券入場券を手にすると、キハ5800号車の車内見学ができるとのこと。
どうやら、外観写真を撮るだけなら入場券を買わなくても良いみたいなのだが、
でも、記帳台に並んだ人は基本的に全員が入場券の列にも加わり。
キハ5800のイラストが入ったD型硬券2枚は、何と券番がそろっていて。
つまり、皆さん2枚ずつの購入。
さぁ、いよいよ構内へ。
【2017年8月27日8時55分】 小湊鉄道・五井機関区
この構図。いつもは逆に、あのホームから望遠レンズで覗いていた、
そんな五井機関区の構内に入ったのである。ホームに停まっているのは、
第12A列車として、9:04に上総牛久から戻ってきた編成。
そして、目の前に居るのはキハ210号車。
このチョイスがなかなか渋い。正面にいるキハ210号車、他のキハとちょっとだけ
違うのである。そう、「冷房車」というあの懐かしい青いステッカーが無い。
このキハ、非冷房を貫いているのである。(だから、夏場は運用を外れている!?)
では、さっそくキハ5800のところへ...と、行きたいところだが、
そこは<変態鉄>、フツーの<鉄>がキハを囲んでいる頃、このシーンに。
【2017年8月27日8時57分】 小湊鉄道・五井機関区
工場の建屋、詰所、その周囲におかれた資材、ドラム缶や木製電柱など、
この五井機関区、「機関庫および鍛冶小屋」が有形文化財に登録されているが
これらは「保存」ではなく、その全てが“いまなお現役”。
【2017年8月27日8時58分】 小湊鉄道・五井機関区
こんな光景が当たり前のように広がっているのに、感動せずには居られなかった。
この、いかにも「工場っ!!」といった雰囲気が堪らなく好きなのである。
ちなみに、普段もこのスペースは「機関車見学」と申し出れば立ち入りできる。
でも、普段は職員の方や出入りの業者の方の駐車スペースにも使われており、
こういう画はなかなか撮れない。
【2017年8月27日8時57分】 小湊鉄道・五井機関区
そう、以前から機関区内に同線を走った3両の蒸気機関車が保存されている。
“舶来蒸機”もあって、コレもコレで非常に価値が高いのだが、
でも、この日ばかりは完全な“脇役”で。機関車のまわりにはあまり見学者も
来ないみたいで。でも、普段から事務所で許可を取ればいつでも見られる
これらの機関車、ここも職員の駐車スペースになっていて、引いた構図で全景を
撮れるのは、なかなか無い貴重なチャンスだったのだが...。
【2017年8月27日9時00分】 小湊鉄道・五井機関区
こういうのだって、堪らない。機関区の奥には物置代用の貨車がおかれているのは
全国的に“定番”。実は、この五井には他にも希少性のありそうな古典貨車が
留置されており、次はそれらを並べての撮影会...など企画してくれたら、
面白いのだが。(ただ、来場者はコアなマニアだけに限定されそう??)
【2017年8月27日9時00分】 小湊鉄道・五井機関区
さぁ、いよいよ機関庫へ。そう、庫内で待っているのはキハ5800号車である。
しかし、それにしても、この機関庫がまた渋いっ!!
【2017年8月27日8時58分】 小湊鉄道・五井機関区
庫そのものは木造2線式。後天的な補強だろうか、周囲には波板が貼られ。
上部には筆文字の「安全」の文字。
さらに注目なのは、機関庫内の照明である。この写真だと小さな点にしか
見えないのだが、庫内の照明は天井から吊された小さな裸電球が2つだけ。
【2017年8月27日9時03分】 小湊鉄道・五井機関区
「明暗差が激しくて写真が撮りづらい」などと、言ってはいけない。
この庫内の雰囲気がまた...う~ん。
ちなみに、五井機関区の一番奥の方に留置されていることが多いキハ5800、
下り方の、こちらの“顔”はあまり見る機会がなかったのだが、よく見ると
クリーム色の塗料の下に見えているのは、錆では無くて、もしかしたら、
焦げ茶色...「国電」だった頃から小湊入りを果たした当時まで、ブドウ色の
塗り潰しだったそうで、その頃の塗膜が顔を出しているのだろうか。
何度か見たことがあった、反対側の顔とはちょっと色味が違っていた。
「入場券を拝見します~。車内には10名ずつくらいで...」
職員の方の声。あまり混雑しないように、タイミングを見計らって、
キハ5800の車内に入れてくれるのだった。(つづく)
…… ……
なお、冒頭にも書いたとおり、明日からは<速報版>の記事をアップする予定です。
小湊キハ5800の話題については、次は9月5日頃を予定しています。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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