菜の花畑でキハを撮る（３）菜の花畑の反対サイドは... [小湊鐵道キハ200と鉄道情景]
今日の話題に入る前に。
先日、郵便局でカバンを忘れた話を書いたような気がするが...
仕事中にコッソリ郵便局に立ち寄ったのも、実は、いわゆる1つの＜鉄＞活動だった。
送り先は、長野県から石川県にかけての新幹線沿線の郵便局。
同封しておいた返信用封筒たちが、昨日、すべて無事に帰ってきてくれた。
でも、その話題は、また、改めて書くことにして...。
昨日の記事に引き続いて、26日の小湊鐵道撮影記。
…… ……
2015年3月26日（木）晴れ
【2015年3月26日8時50分】 千葉県市原市石神付近
9時を回った頃から、大手ツアー会社の名前の書かれた大型観光バスが次々に。
団塊の世代の方だろうか、そんなシニア夫婦の皆さんが大挙して...
＜撮り鉄＞の世界にも、さまざまなルールというか不文律のようなものがある。
多くの撮影者が集まる場所では、まず周囲を見渡して、自分より早く来て
カメラを構えている人がいる場合は、その人に確認をとってからカメラを構える、
列車の通過時刻が迫ってきてからは、カメラの位置は変えない、動かない....
など。お互いにお互いの画面に映らないように配慮して撮ることになっている。
そして、その“ルール”を破ろうとする者がいたときには...
時によっては怒号と罵声が飛び交う、イヤな雰囲気での撮影となるのである。
（そういうのが苦手で、自分はイベント列車の撮影にはあまり行かないのだが...）
でも...、こういうツアー客の皆さんには...
皆さん、極めてフリーダムに動き回って。まぁ、イライラしていても仕方ない。
【2015年3月26日9時34分】 小湊鐵道・上総大久保－養老渓谷
そういうのを避けることもあって、＜変態鉄＞は、昨日の記事に載せた
ヨコ位置で撮ったキハ、これが折り返してくるのを自動車工場裏の空き地から
俯瞰がちに撮ることにしたのだった。
【2015年3月26日9時54分】 小湊鐵道・養老渓谷－上総大久保
多くの人がいるところで俯瞰で撮ると言うのは、ちょっと...
でも、望遠で狙えば、そんなカメラを構えた皆さんをかわすことができたのだ。
少し早めのサクラだろうか、ピンク色の花も左隅に写り込んで、良い感じ。
＜変態鉄＞は、列車を完全に写しこむタイプの、一番オーソドックスな鉄道写真が
好きなのだが、珍しく単行キハの車体を切り取ってみたのだった。
普段とは“芸風”の違う1枚。まぁまぁ、といったところか。
【2015年3月26日9時54分】 小湊鐵道・養老渓谷－上総大久保
咄嗟に三脚からカメラを外して、自分のすぐ前に来るところで、もう1枚。
この場所からのカットは小湊鐵道のウェブサイトで過去に見たことがあったような...
こちらが定番の撮り方だろうか。
【2015年3月26日8時50分】 千葉県市原市石神付近
さぁ、次は...
この時点で、やはり＜鉄＞として気になっていたのは、キハの側面が影になっていたこと。
つまり、反対サイドに回り込めば、側面まで光が回った状態でキハを...
こういうような感じ、未舗装の畦道。両側には一面の菜の花。
ポカポカ陽気の下、カメラをもってこういう所を歩き回るのは普段の＜撮り鉄＞とは
ひと味違った撮影となったのである。
でも...“言うは易く行うは難し”。
反対サイドでカメラを構えると、先ほどの自動車工場裏の撮影者たちの足、
これをかわそうとすると、線路の向こう側でカメラを構える人たちが...。
さて、いよいよ。
【2015年3月26日10時28分】 小湊鐵道・上総大久保－養老渓谷
この付近の線路は緩やかな曲線を描いている。予想に反して、こちらサイドでも、
キハの側面には光が回っていなかった。しかも、若干、露出アンダー??
20分後に折り返してくるキハを同じ構図でリベンジすることにした。
何となく、徐々にこちら側にも光が回ってくるような気がしていたのだ。
とはいえ、わずか20分だが...
絞りも心持ち開けてみたのだった。
自分は写真を撮るとき、ホンの心持ち、適正露出より暗く写した写真が好き。
何というか、硬い調子の方が気持ち良いのである。明るくソフトな感じで撮るのは苦手
というか、普段、あまりやらないのだが。
【2015年3月26日10時51分】 小湊鐵道・養老渓谷－上総大久保
でも、すぐ上の写真と比べると、自分としては、こちらの方がキハの車体だけでなく
菜の花の黄色もこちらの方がキレイに写っているような。
これが自分の中では“納得の1枚”となった。
…… ……
養老渓谷駅に戻るより、ここから2キロ少々歩けば上総大久保駅。
30分もかからない距離だった。しかも、晴れると逆光だが、でも、曇りの日には
良い感じに撮れそうな地点を2つばかり見つけてしまった。
これは、次の機会に撮りに来ないと...
【2015年3月26日12時01分】 小湊鐵道・上総大久保駅
という訳で、1駅歩いて上総大久保駅にやって来たのである。
ホームだけの無人駅だが、周囲は撮影地の宝庫。
サクラにはまだ早かったが、何とか菜の花を撮りたいと思いつつ...（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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先日、郵便局でカバンを忘れた話を書いたような気がするが...
仕事中にコッソリ郵便局に立ち寄ったのも、実は、いわゆる1つの＜鉄＞活動だった。
送り先は、長野県から石川県にかけての新幹線沿線の郵便局。
同封しておいた返信用封筒たちが、昨日、すべて無事に帰ってきてくれた。
でも、その話題は、また、改めて書くことにして...。
昨日の記事に引き続いて、26日の小湊鐵道撮影記。
…… ……
2015年3月26日（木）晴れ
【2015年3月26日8時50分】 千葉県市原市石神付近
9時を回った頃から、大手ツアー会社の名前の書かれた大型観光バスが次々に。
団塊の世代の方だろうか、そんなシニア夫婦の皆さんが大挙して...
＜撮り鉄＞の世界にも、さまざまなルールというか不文律のようなものがある。
多くの撮影者が集まる場所では、まず周囲を見渡して、自分より早く来て
カメラを構えている人がいる場合は、その人に確認をとってからカメラを構える、
列車の通過時刻が迫ってきてからは、カメラの位置は変えない、動かない....
など。お互いにお互いの画面に映らないように配慮して撮ることになっている。
そして、その“ルール”を破ろうとする者がいたときには...
時によっては怒号と罵声が飛び交う、イヤな雰囲気での撮影となるのである。
（そういうのが苦手で、自分はイベント列車の撮影にはあまり行かないのだが...）
でも...、こういうツアー客の皆さんには...
皆さん、極めてフリーダムに動き回って。まぁ、イライラしていても仕方ない。
【2015年3月26日9時34分】 小湊鐵道・上総大久保－養老渓谷
そういうのを避けることもあって、＜変態鉄＞は、昨日の記事に載せた
ヨコ位置で撮ったキハ、これが折り返してくるのを自動車工場裏の空き地から
俯瞰がちに撮ることにしたのだった。
【2015年3月26日9時54分】 小湊鐵道・養老渓谷－上総大久保
多くの人がいるところで俯瞰で撮ると言うのは、ちょっと...
でも、望遠で狙えば、そんなカメラを構えた皆さんをかわすことができたのだ。
少し早めのサクラだろうか、ピンク色の花も左隅に写り込んで、良い感じ。
＜変態鉄＞は、列車を完全に写しこむタイプの、一番オーソドックスな鉄道写真が
好きなのだが、珍しく単行キハの車体を切り取ってみたのだった。
普段とは“芸風”の違う1枚。まぁまぁ、といったところか。
【2015年3月26日9時54分】 小湊鐵道・養老渓谷－上総大久保
咄嗟に三脚からカメラを外して、自分のすぐ前に来るところで、もう1枚。
この場所からのカットは小湊鐵道のウェブサイトで過去に見たことがあったような...
こちらが定番の撮り方だろうか。
【2015年3月26日8時50分】 千葉県市原市石神付近
さぁ、次は...
この時点で、やはり＜鉄＞として気になっていたのは、キハの側面が影になっていたこと。
つまり、反対サイドに回り込めば、側面まで光が回った状態でキハを...
こういうような感じ、未舗装の畦道。両側には一面の菜の花。
ポカポカ陽気の下、カメラをもってこういう所を歩き回るのは普段の＜撮り鉄＞とは
ひと味違った撮影となったのである。
でも...“言うは易く行うは難し”。
反対サイドでカメラを構えると、先ほどの自動車工場裏の撮影者たちの足、
これをかわそうとすると、線路の向こう側でカメラを構える人たちが...。
さて、いよいよ。
【2015年3月26日10時28分】 小湊鐵道・上総大久保－養老渓谷
この付近の線路は緩やかな曲線を描いている。予想に反して、こちらサイドでも、
キハの側面には光が回っていなかった。しかも、若干、露出アンダー??
20分後に折り返してくるキハを同じ構図でリベンジすることにした。
何となく、徐々にこちら側にも光が回ってくるような気がしていたのだ。
とはいえ、わずか20分だが...
絞りも心持ち開けてみたのだった。
自分は写真を撮るとき、ホンの心持ち、適正露出より暗く写した写真が好き。
何というか、硬い調子の方が気持ち良いのである。明るくソフトな感じで撮るのは苦手
というか、普段、あまりやらないのだが。
【2015年3月26日10時51分】 小湊鐵道・養老渓谷－上総大久保
でも、すぐ上の写真と比べると、自分としては、こちらの方がキハの車体だけでなく
菜の花の黄色もこちらの方がキレイに写っているような。
これが自分の中では“納得の1枚”となった。
…… ……
養老渓谷駅に戻るより、ここから2キロ少々歩けば上総大久保駅。
30分もかからない距離だった。しかも、晴れると逆光だが、でも、曇りの日には
良い感じに撮れそうな地点を2つばかり見つけてしまった。
これは、次の機会に撮りに来ないと...
【2015年3月26日12時01分】 小湊鐵道・上総大久保駅
という訳で、1駅歩いて上総大久保駅にやって来たのである。
ホームだけの無人駅だが、周囲は撮影地の宝庫。
サクラにはまだ早かったが、何とか菜の花を撮りたいと思いつつ...（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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菜の花と青空と列車で、
春の季節感が伝わってきます。
季節感が表出できる写真も良いですね。
by ミスター仙台 (2015-03-31 21:16)
ミスター仙台さん
コメントありがとうございます。
「春らしい」と仰っていただけると、撮った者として非常に嬉しいです。
この日は、晴れていたので、うまく菜の花の黄色が引き立ってくれました。
by あるまーき (2015-03-31 23:58)