あの頃、“下有知”という駅があった。 [スカーレットのトラムたち[名鉄岐阜線]]
いまでは“大手私鉄”と言われる鉄道会社の主要路線の中にも、
路面電車に端を発するものは少なくない。
わが京王線もその1つ。いま、地下線になっている新宿-笹塚間にも、長らく甲州街道を
走る路面併用区間があったという。列車の高速化、長編成化など、発達の過程で、
路面から離れた“専用軌道”への付け替えが進み、やがて、現在のような高速鉄道に
変化していく...、全国各地でそんな私鉄線は数多いのである。
【1999年頃】 名鉄美濃町線・下有知駅付近(当時)
でも、“進化論”ではないが、そんな“時代の流れ”から離れて、
昔ながらの姿を残してきた路線があった。
そういう姿に<変態鉄>が魅せられないはずがない。
それが名鉄美濃町線。全廃は9年前、2005年春。
でも、その全廃を待たずに廃止になった美濃町線の末端区間(美濃-新関)間には、
“魅力的すぎる”鉄道情景が続いていたのである。
廃止を直前に控えた頃に訪れた下有知(しもうち)駅周辺の模様を当時のネガでご紹介したい。
路面電車に端を発するものは少なくない。
わが京王線もその1つ。いま、地下線になっている新宿-笹塚間にも、長らく甲州街道を
走る路面併用区間があったという。列車の高速化、長編成化など、発達の過程で、
路面から離れた“専用軌道”への付け替えが進み、やがて、現在のような高速鉄道に
変化していく...、全国各地でそんな私鉄線は数多いのである。
【1999年頃】 名鉄美濃町線・下有知駅付近(当時)
でも、“進化論”ではないが、そんな“時代の流れ”から離れて、
昔ながらの姿を残してきた路線があった。
そういう姿に<変態鉄>が魅せられないはずがない。
それが名鉄美濃町線。全廃は9年前、2005年春。
でも、その全廃を待たずに廃止になった美濃町線の末端区間(美濃-新関)間には、
“魅力的すぎる”鉄道情景が続いていたのである。
廃止を直前に控えた頃に訪れた下有知(しもうち)駅周辺の模様を当時のネガでご紹介したい。