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水島臨海鉄道「鉄道の日」フェスタ(1)朝の羽田空港

11月も終わりに近づいて...
そんな中、残念なニュースが1日に2件。そう、ローカル線の廃線に関するニュースが飛び込んできた。
趣味者の立場では残念なニュースであるのには違いないが、もはや、日本全体で毎年60万人以上のペースで人口が減少していく時代。
その少なくなっていく人口も都心部に集中する流れなので、そうなると東北でも、あるいは房総でもローカル線が力尽きる日が来るのは自然な流れでもある。

久留里線は、いま水島臨海鉄道にいる国鉄型キハが元気だった頃に何度か訪れている。久留里線はその多くが君津市域にあるのだが、実は終点の上総亀山からは山...というよりは小高い丘だが...を超えると安房鴨川の街に出ることができる。
実は久留里線に沿った経路でアクアライン高速バス「アクシー号」が頻繁に走っており、もはや、交通の主流はマイカーと高速バス。

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【2023年12月30日9時09分】 久留里線・木更津駅

そして、「千葉県は東京都の隣だから都会」みたいな言い方をされているときがあるが、久留里線や向かい側のいすみ鉄道沿線というのは、かなり速いペースで過疎化と少子化が進む地域でもあって。
ローカル線の最後の頼りだった、沿線の高校生の通学需要も、学校の統廃合が進めば期待できなくなる。そんな状況なのである。
内房線や外房線も、やがては、厳しくなってくるときが来るのでは無いか...と心配している。

と、フツーに書いているが、久留里線も木原線(→ いすみ鉄道)も、開業時から収支は非常に厳しい路線だったというのも事実で。

例えば、宇都宮ではLRTの延伸に関する話題が出てきており。ある意味、新陳代謝というかスクラップ・アンド・ビルド的な...そういうところもあるかも知れないが、今後の推移を見守っていきたいと思う次第。
このあと、堰を切ったかのようにローカル線廃線の話題が出てくるかもしれない。それは、趣味者としてちょっと恐れている部分ではあるのだが。

さて、青森から帰った翌週は、岡山へ“出撃”していた。どうしても、目的は10月27日の水島臨海鉄道「鉄道の日」フェスタ。
昨シーズンは日帰りにせざるを得ず、港東線へのキハ乗り入れの撮影は“不完全燃焼”だった。今年こそ...、まさに「捲土重来」というか。
でも、前日のうちに岡山入りしておきたいと思ったのは、もう1つの“お目当て”が...

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