少しだけ秋の気配の小湊鐵道へ(5=最終回)
鉄道車両の“寿命”というのは...
会計上の減価償却期間が十数年だったはず。特急車や新幹線の一部はこの位を目途に廃車になるケースがあり。大抵は25~30年くらいだろうか。それくらい経つと、技術的にも時代遅れになるだろうし、利用客のニーズなども変わってきて。
そんな中、小湊キハ200形は初期の車輌で既に60年。異例の存在である。原設計が戦前のガソリンエンジンだと言うDMH17系エンジンを積んで、いまも元気に走っている。
ただ、そういう例はあるものの、<変態鉄>好みの車輌というのは年々引退を迎えるものが増えて。そうすると、現役の車輌よりも、むしろ、保存車に関心が...
そんな中、嬉しいのは自分が生まれる前に消えてしまったような車輌が「保存会」などの団体ができて大事に保存されていること。とかく、鉄道趣味と言えば沿線でカメラを構えることとイコールみたいに見られるがボランティアで保存車を支えている皆さんにはアタマが下がる思い。

【2014年10月26日11時57分】 新潟県上越市頸城区・くびきのレールパーク
10月は各地の鉄道事業者のイベントが増えるのと同時に、秋になって気候も良くなり、そういう保存鉄道の公開イベントも多くなる時期で。
10年前、2014年9月に訪れたのは、くびきのレールパーク。朝、特急「はくたか」号で直江津、そこからタクシーで訪れたのだった。
<変態鉄>にとっての注目は「ホジ」だった。もともとは機関車に牽かれる客車として製造され、後に床下にガソリンエンジン(戦後、ディーゼル化)を積んで内燃動力車化された...という車輌。
決して広くない車内には、そのエンジン取り付けに伴い、大きな出っ張りができていたのも...。こういう初期の、ディーゼル動車も、できるだけ見ておきたいと思う<変態鉄>なのである。
さて、そんなわけで9月6日の小湊鐵道撮影記。この日も日中、取ることができたのはキハ40形だけだったが、それにしても、自分と同年代、“アラフィフ世代”のキハである。
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会計上の減価償却期間が十数年だったはず。特急車や新幹線の一部はこの位を目途に廃車になるケースがあり。大抵は25~30年くらいだろうか。それくらい経つと、技術的にも時代遅れになるだろうし、利用客のニーズなども変わってきて。
そんな中、小湊キハ200形は初期の車輌で既に60年。異例の存在である。原設計が戦前のガソリンエンジンだと言うDMH17系エンジンを積んで、いまも元気に走っている。
ただ、そういう例はあるものの、<変態鉄>好みの車輌というのは年々引退を迎えるものが増えて。そうすると、現役の車輌よりも、むしろ、保存車に関心が...
そんな中、嬉しいのは自分が生まれる前に消えてしまったような車輌が「保存会」などの団体ができて大事に保存されていること。とかく、鉄道趣味と言えば沿線でカメラを構えることとイコールみたいに見られるがボランティアで保存車を支えている皆さんにはアタマが下がる思い。
【2014年10月26日11時57分】 新潟県上越市頸城区・くびきのレールパーク
10月は各地の鉄道事業者のイベントが増えるのと同時に、秋になって気候も良くなり、そういう保存鉄道の公開イベントも多くなる時期で。
10年前、2014年9月に訪れたのは、くびきのレールパーク。朝、特急「はくたか」号で直江津、そこからタクシーで訪れたのだった。
<変態鉄>にとっての注目は「ホジ」だった。もともとは機関車に牽かれる客車として製造され、後に床下にガソリンエンジン(戦後、ディーゼル化)を積んで内燃動力車化された...という車輌。
決して広くない車内には、そのエンジン取り付けに伴い、大きな出っ張りができていたのも...。こういう初期の、ディーゼル動車も、できるだけ見ておきたいと思う<変態鉄>なのである。
さて、そんなわけで9月6日の小湊鐵道撮影記。この日も日中、取ることができたのはキハ40形だけだったが、それにしても、自分と同年代、“アラフィフ世代”のキハである。
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