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少しだけ秋の気配の小湊鐵道へ(4)

何だか最近、ちょっとシリーズ化している感のある冒頭の1枚。10年前の2014年9月・10月に撮影した写真。

“十年一昔”とは言うものの...
10年前だと36歳のときのことだった筈だが、何だかついこの前のことのように。記憶ははっきりしているものの、これが10年前のことだったというのはHDDの写真データに記録されている日時を見て...だから。この歳になると、1年があっという間に過ぎるというのが率直な思い。

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【2014年9月6日16時31分】 いすみ鉄道・大原駅付近

当時、東京では113・115系は見られなくなっていたが、高崎地区などに行けば珍しいものでもなかった。
この日は、両国駅の列車ホームから115系の団臨で、いすみ鉄道を訪れるというツアーに参加していた。当時、キハ52形はタラコ色、“首都圏色”で。
このツアーのクライマックスは、115系とキハ52・キハ28形急行の“同時発車”。ツアー参加者だけは大原駅構内の鉄道用地に入れてもらえたのだった。

「房総夏ダイヤ」の全盛期を彷彿とさせる115系“遜色急行”「そと房」と木原線のキハが同時発車、それを、オート三輪トラックが見守る...という何とも豪勢な演出。何度も訪れた地点での撮影が中心ではあったが、1人で訪れるときとツアーで行くのでは...、非常に楽しい1日だった。

それから10年、今度は秋田からやって来たタラコ色のキハが、房総半島の西側、小湊鐵道を走るようになって。
10年前、まさか小湊で国鉄型を撮っている、そんなことが起こるとは思っていなかった。

いすみ鉄道のキハ52形はまもなく検査期限を迎えるはずで、来春にも引退ではないかという話も出てきている。でも、房総のキハは途絶えていないということは、<鉄>として、これ以上無い喜び。できるだけ機会を見つけて小湊キハを撮りたいと思っている。

さて、9月6日の小湊鐵道撮影記。絶対に撮りたかった高滝では、“会心の1枚”とも言える画を残せたが、時間的にもう1箇所くらい撮影地を...

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