夏空の熊本・宮崎へ(29=最終回)えぴろーぐ
富山では「おわら風の盆」がフィナーレを迎えているはず。朝になると越中八尾駅のホームで踊りながら見送ってくれるのが恒例化していたのだが...
2011年まで増発社会実験のための車両不足を補うため、最後の活躍の場を与えられたのは、キハ58系急行型ディーゼル動車の4両。高山本線は神通川の西岸を南北に走って、やがて、越中八尾を出ると“飛越国境”の山々へと分け入っていく。
JR西日本の区間は富山県内最後の駅・猪谷までだったが、老兵・ゴッパニッパは検修サイドの意見もあって、富山~越中八尾の富山平野を走る区間だけに限定されていたのだが...。
この「おわら風の盆」の時に限っては、猪谷までの山の中にも分け入る区間にも充当されて。
【2010年9月3日8時16分】 高山本線・笹津-楡原
それを目当てに早起きして笹津の鉄橋に向かった<変態鉄>だった。
このときも暑かった。そして、いまよりも更に写真の腕は酷かった。でも、いまよりも必死になってキハを追っていたような気がする。
ちなみに、この「高岡色」編成は<鉄>の間では“ハズレ”とされていたが、写真左側のキハ58 1114号車は最後まで残ったパノラミックウィンドウ車という貴重な存在だった。さらに、右側、最後まで残った4両では一番地味な存在だったキハ28 2346号車は、その後、いすみ鉄道に移り、現在、国吉駅構内で保存されている。
このあと、一番よく撮ることになるなど全く想像ができなかったのだった。
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2011年まで増発社会実験のための車両不足を補うため、最後の活躍の場を与えられたのは、キハ58系急行型ディーゼル動車の4両。高山本線は神通川の西岸を南北に走って、やがて、越中八尾を出ると“飛越国境”の山々へと分け入っていく。
JR西日本の区間は富山県内最後の駅・猪谷までだったが、老兵・ゴッパニッパは検修サイドの意見もあって、富山~越中八尾の富山平野を走る区間だけに限定されていたのだが...。
この「おわら風の盆」の時に限っては、猪谷までの山の中にも分け入る区間にも充当されて。
【2010年9月3日8時16分】 高山本線・笹津-楡原
それを目当てに早起きして笹津の鉄橋に向かった<変態鉄>だった。
このときも暑かった。そして、いまよりも更に写真の腕は酷かった。でも、いまよりも必死になってキハを追っていたような気がする。
ちなみに、この「高岡色」編成は<鉄>の間では“ハズレ”とされていたが、写真左側のキハ58 1114号車は最後まで残ったパノラミックウィンドウ車という貴重な存在だった。さらに、右側、最後まで残った4両では一番地味な存在だったキハ28 2346号車は、その後、いすみ鉄道に移り、現在、国吉駅構内で保存されている。
このあと、一番よく撮ることになるなど全く想像ができなかったのだった。
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