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2023年正月 阪堺電車を撮りに関西へ(6)

3月は、例年、JRグループのダイヤ改正がある関係で<鉄>にとっても「別れの季節」である。
自分が、これまで「あぁ、これで線路端でカメラを向けることも無くなるのだなぁ...」と、<鉄>の道から足を洗うと思ったことは何度かあった。尤も、その都度、1ヶ月も経たないうちに<鉄>活動を再開しているのだが。

自分が経験した“別れ”の中でも忘れられないものの1つが、自分の<鉄>としての“原点”でもあった名鉄岐阜市内線の廃止。生まれてはじめて走っている電車に向かってカメラを構えたのが、1991年夏のこの路線だった。

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【2005年3月頃】 名鉄岐阜市内線(当時)・金宝町-徹明町

その後、新型車両の投入などで活性化が図られるとともに、逆に自分としては“写欲”は...、ただ、旧型車両は全廃になるのではなく予備車的に残されており。クルマ社会と街路の狭い昔ながらの城下町、そして地元の無理解もあって、2005年春、中部国際空港の開港とほぼ時を同じくして姿を消したのだった。

当時も休みの度に新幹線で岐阜の街を訪れて。
1991年当時、市内線(新岐阜駅前?忠節)の中心的な存在だった570形、最末期には早朝だけ運用に入っており。まだ寒かった早朝の岐阜の街を歩き回って。

早いものであれから18年が経って。確か、美濃町線や揖斐線は廃止時と変わらず、線路跡がハッキリ残っている区間もあったような...。もう一度、線路跡を歩いてみたいと思っている。

さて、引き続き、正月の阪堺電車撮影記。住吉鳥居前電停近くでモ161形車を撮ったら...

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