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2022.10 関西・九州へ(5)もう1回、ぷろろーぐ

さぁ、いよいよ九州へ。

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【2022年10月24日9時15分】 平成筑豊鉄道・金田駅付近

自分は<鉄>の中で珍しい存在かも。同じ路線に何度も何度もでかけては、同じような写真ばかり撮っていて(かつ、腕は全然上がらない)。
そうした中、最近は、初訪問の路線にアレコレ。そのキッカケになったのは...

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読売旅行が中心になって始めた企画だったように。国鉄末期に、いわゆる特定地方交通線として廃線予定になったものを地元が引き受けたところと、新幹線の開業による、いわゆる「並行在来線」として経営分離された路線。
全国で約40社が加盟する「3セク鉄道等協議会」の加盟各社の路線、その指定の駅で「鉄印」を購入して...というもの。

まぁ、つまり、「御朱印帳」のパクりだが...。
何となく...で、いすみ鉄道を訪問したときに購入した「鉄印帳」、やはり、手にしてしまうと、その全国40社を回ってこないと気が済まなくなるもので。2年ほどの間に30近くを回った。
あとは北陸・甲信越と南九州と北東北...難しいエリアを残す状況になっており。北東北は“出撃”目前まで行ったのだが今夏の大雨で一部区間が不通になってしまった路線があり...。2023年中には“全社制覇”を達成したいと思う次第。

九州の“上半分”は、筑豊地方の炭鉱からの石炭輸送のために多くの鉄道路線が。国のエネルギー政策の転換でそれらは一気に赤字路線に。でも、福岡県を中心に人口がそれなりにある地域もあって、第3セクターに転換されて存続できた路線が多く分布しており。
南九州にもいくつかの3セク鉄道があるが、こちらは南阿蘇鉄道、くまがわ鉄道とも大雨被害で部分運休となっており、代行バスで行って「鉄印」を買ってくることは可能だが、やはり、列車に乗ってみたい。できるだけ後回しにしている次第。

でも、ただ単純往復して「鉄印」だけ入手してくるのでは面白くも無く。
車窓を眺め、各路線の特徴を調べてみると、趣味者の観点から現代のローカル鉄道の抱える問題や、また、活性化策がうまくいっているところ、廃線の危機が高まりつつあるところ...
いろいろな違いが見えてくるような気がして。

そんなわけで、ヒコーキのマイル“消化”も含めて、長崎・福岡周辺の3セク鉄道を回るため、早朝の伊丹空港に向かったのだった。

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