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真夏の、いすみ鉄道キハ撮影記(1-1)空振り <前編>

2011年のキハ52形運行開始以来、数え切れないほど、いすみ鉄道を訪れている<変態鉄>としては、これほど書き出しに困る記事も珍しく。
この冒頭部分、書いては消し、消しては書く...を繰り返して。

ということで、冒頭部分は特に何も書かずに、いきなり、撮影記に入ることにした。
キハ28 2346号車の車歴や何やら、そういう基本的な情報については、わざわざ、<変態鉄>がアレコレ言わなくても、詳細な記事がたくさんあるし...

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【2013年5月3日8時39分】 いすみ鉄道・新田野-上総東

とはいえ、一言だけ言うのなら、前の東京オリンピックの頃に新製され、そこから60年近く現役を続けてきたキハ28 2346号車。キハの中でも還暦近くまで現役を続けたのは、長寿の中の長寿といえるかも知れない。
<変態鉄>が、このキハ28 2346号車とその仲間たちを意識して撮るようになったのは2007年の春から。つまり、その“車生”の四分の一くらいの期間、このキハを撮って、乗って、することができた。富山平野で、そして房総の里山の風景の中で撮ることができたのは、感謝しかない。

だからこそ、今年は、機会がある限り、いすみ鉄道のキハを撮りに行こうと思っていた。
毎週土日にコンスタントに運転されていたものの、仕事の都合やら何やらで後回しにしているうちに追い込まれてしまって...という最悪のパターン。もう典型的な“葬式鉄”の行動様式である。
重い腰を上げたのは、7月最後の日曜の朝。

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