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5月、阪堺モ161形車を撮りに(7)帝塚山四丁目 <後編>

5月の撮影と言えば...
田園風景をゆくローカル線なら水の張られた田んぼに写る姿も狙い目だが、何と言っても<鯉のぼり鐵>。4月の訪問時は<サクラ鐵>だったが、それよりも遙かにリスクが高いのである。
まず、毎年、同じところに見られるものではない。サクラも古くなって伐採される木も増えているが、でも、昨年、撮れた地点ならば翌年も撮れる可能性が...
一方の鯉のぼりは、小さな子がいる家庭が揚げるものなので、1件あたり数年間。どこのお宅が...など分かるはずも無く。

しかも、<鯉のぼり鐵>の最大の困難は「風」。“鯉のぼりのある風景”を撮るのなら、ちょうど良い風が吹いてくるまで待てば良いが、鉄道写真の場合、お目当ての電車が来た...その瞬間に思い通りの風が吹いていない限り、ただ、掲揚ポールが写っただけの写真に成り下がってしまう。

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【2022年5月1日15時14分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山三丁目-帝塚山四丁目

でも、帝塚山四丁目電停付近のお宅のベランダに鯉のぼりを確認。そうなれば、挑戦せずには居られなかったのである。

帝塚山四丁目電停のホームの手前に立って。

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