SSブログ

中京の3セク路線を巡って(14)伊勢鉄道 <後編>

「阪堺電車だって、もともとは近畿日本鉄道天王寺支局だったのでは...」みたいなことを言われると困るのだが...(つまり、戦時統合の話)
たぶん、大手私鉄の中で<変態鉄>が一番、触ったことが少ないのが近鉄。あの豪華な特急列車、臙脂色と白の塗り分けの通勤型電車。いつか、乗ってみたいと思うのだが移動中に何回か乗ったくらい。ほとんど記憶に無い。
今回、訪れた鈴鹿駅も、フツーなら近鉄電車で訪れたのではなかろうか。今回は、「鉄印」がメインだったので、名古屋 → 鈴鹿 → 名古屋とJR東海の快速「みえ」号で単純往復しただけ。鈴鹿駅での滞在時間はちょうど1時間。

141_msi00003698.JPG
【2022年1月8日15時58分】 伊勢鉄道伊勢線・鈴鹿駅

でも、殺風景な高架ホーム、1時間という時間は、ホントに長く感じたのだった。
高架と築堤が続き、確か1箇所しか踏切のない伊勢線、でも、鈴鹿駅の高架ホームで立っていると、時折、踏切機の音が聞こえてくるのである。そして、電車の走行音。それも、絶対に単行の気動車ではない。間違いなく何両かの編成モノの電車。
そう、高架ホームの窓から外を見れば、近鉄電車の線路が近くを通っており。それならば、片道は名古屋-鈴鹿間を近鉄電車にした方が早かったのかも。そんなことを思いながら...

今回は乗ることができなかった伊勢鉄道のローカル用「イセIII型」の姿をホームで撮りながら、快速「みえ」号を待ったのだった。

続きを読む 

nice!(6)