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年の瀬の広島と倉敷へ(10)クリスマス電車

本当は古い小型4輪単車の置換えが急務だった...のが理由だろうが、70年代以降、廃止された各地の路面電車を譲受し、ほぼそのままの姿でデビューさせた広島電鉄、先日の記事で古い1日乗車券をご紹介したが、そこにも書かれていたとおり「動く博物館」と呼ばれるまでになったのだった。
そこから、海外の電車も導入すれば...という流れになったようで、後にドイツの2都市からも電車を導入し。ドルトムントからやって来た連接車、70形は、予備車に回ることが多かったようで、すでに廃車となり。1本は商業施設へ移されて活用されているようだが...

外国籍の電車では、同じくドイツからやって来た、ハノーバー電車こと238号車だけが現役で残っており。

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【2021年12月13日14時16分】 広島電鉄宇品線・皆実町六丁目電停付近

こちらは姉妹都市の関係で贈られてきたそうで。(広島がハノーバーに茶室を贈呈した返礼??)
ただ、こちらは非冷房の4輪単車。数年前まで冬場の江波-横川で、毎月1度の特別運行があったが、それも終了したいま、イベントを除くと走行シーンを撮ることができるのは、クリスマス電車に限られる。

そう、この日の午前中、千田車庫でヘッドライトを点けて停車している姿を見ていたのだが、その後は、582号車を追いかけている内に、どこに行ったか分からなくなっていた。

それが...

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