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年の瀬の広島と倉敷へ(1)NH671便

昨日の記事でお伝えしたように(??)、3月9日は<変態鉄>の誕生日だった。ちなみに、3月9日生まれと言えば、カルロスゴーン氏(元自動車メーカー社長)や木梨憲武氏(とんねるず)と同じ。だから、3月9日にベルサイユ宮殿を貸切にして誕生日パーティーを催した人が居たとか居ないとか。ちなみに自分は参加していない。
そんなわけで“自分へのプレゼント”として房総にキハを撮りに行こうと思っていたのだが、やはり、朝起きたら眠くて眠くて...あえなく断念したのだった。そんな44歳のスタート。

さて、“期間限定”に弱いのは<鉄>だって同じ。路面電車として日本最大の路線網を誇るヒロデン、広島電鉄に2両だけ残った神戸市交通局から移籍してきた電車、その広島移籍50周年を記念したイベントが行われ。
その中でも<変態鉄>として注目したのは、緑色濃淡、伝統の神戸市電カラーを守り続ける最後の1両となった582号車。

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【2021年12月13日11時03分】 広島電鉄本線・天満町電停

「リバイバルKOBE」のメインとも言えるイベントは、582号車が、神戸市電最末期にワンマン化された車両に施されたオレンジ帯を復元した姿で運転されることになった。この姿での運転期間は2021年10月14日~12月26日と発表されたが、その期間中の11月に県知事選挙が行われ、582号車はいつも通り「選挙花電車」に起用されることになっていたため、この期間を避けて撮影に行きたかった。
広島というのは意外と遠い。しかも、路面電車の場合は運用が固定されているケースは少なく。路線規模も大きく市内線車両の車庫だって江波と千田に分かれており。市内に張り巡らされた路線網、その中からお目当ての1両を確実に見つけて写し止めるのは極めて難しく。

幸い、広島電鉄の公式 Twitter が運用...というか目撃情報を「#いまどこ神戸市電」のハッシュタグで発信するよう<鉄>に呼びかけてくれたこともあって。
普段なら“最古参車両”として朝ラッシュのピーク時にちょっとだけ動く程度の車両だが、このイベント期間は日中運用にも入ってくれていて、しかも、その情報が頻繁に発信されて。
「たぶん、2日間、撮影期間を撮れば撮れるのでは??」と、あとはスケジュールを...だったが、11月下旬というのは年末に向けて仕事が忙しくなる時期でもあって、なかなかそのチャンスが見つけられなくて。

何とか...

12月になってから仕事を休める日を確保。当初は広島 → 大阪と回って、広島電鉄の「リバイバルKOBE」と阪堺電車のモ161号車、路面電車の古豪2両を撮る予定だったが、その出発直前になって。
倉敷の水島臨海鉄道、先般のクラウドファンディングで塗装変更が決まったキハ37形「新首都圏色」の初運行の日と重なっていることが分かって。急遽、大阪を断念して倉敷に目的地を変更、広島 → 倉敷と巡る3泊4日の旅となったのだった。

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