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「青い雲」が撮りたくて(1)いきなりのお出ましに... [ちん電[阪堺電気軌道]]

阪堺電気軌道、通称「ちん電」は、大阪のミナミ、天王寺駅前から“熊野街道”に
寄り添う形で南下し、住吉大社の鳥居の前を横切り、我孫子道を出て大和川を渡って
堺市内へ。堺市内では大通りの中央を走り、石津川にかかる鉄橋を渡って南海電車を
オーバークロスして海側に変われば、終点・浜寺駅前に到着する。

全長約14 kmというのは都電荒川線(← サクラ~とは言わないのが<変態鉄>)に
近いと言えるかも知れない。ただ沿線風景のディープさは、他線の追随を許さず。
それにも増して、<変態鉄>にとっての「阪堺」の魅力は...

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【2018年12月13日9時52分】 阪堺電軌上町線・姫松電停

1928年(昭和3年)に製造されたモ161形が“いまなお現役”。しかも「保存車」と
して残されているのでは無く、こちらはバリバリの現役として定期運用で活躍中。
以前、聞いてみたところ、どの新型電車よりも乗車定員が多いのだとか...
新春の住吉大社初詣輸送、午後からの混雑ピーク時間帯に、その実力を発揮する。

車両構造上、冷房化が困難であり、夏場は貸切を除いて運用を離脱するが
涼しくなる時期を迎えると<変態鉄>も、大阪のことが気になるのである。

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