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8月の富山に「ちてつ」を追って(6)きょうきらんぶ [雷鳥色の電車たち[富山地鉄]]

寺田駅近くの踏切、1時間半くらいの間に、富山地鉄のほとんどの形式の電車。
車体形状も塗色も個性派だらけ、地鉄電車を堪能した...と言いたいところだが
いつ、ゲリラ雷雨に見舞われるか...、気が気でならなかった。

しかも、これだけ頑張ったのに(?)、特急TY4列車は“30かぼちゃ”の運用。う~ん。
寺田駅へ引き返したのだった。雨に降られず「立山号」ヘッドマークを
撮れただけでも満足しないといけないのだが...

そして乗り込んだのは、16:44発の電鉄富山ゆき。やはり、“30かぼちゃ”だった
のだが...

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【2018年8月25日17時01分】 富山地鉄上滝不二越線・稲荷町駅付近

意外だったのは富山市内に入って行くにつれて天候が回復してきたこと。
富山市内には陽射しもあって、地面も濡れていなかったので雨は降らなかったの
だろうか。というわけで、地鉄を撮る者としては、やはり稲荷町を“偵察”して
おかないと...

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8月の富山に「ちてつ」を追って(5)寺田駅で、短く長い時間 <後編> [雷鳥色の電車たち[富山地鉄]]

ここのところ...というか、実は勤務先で2020年の春から、業務のスタイルが
大幅に変わることになっていて。その準備を担当しないといけない立場の自分。
2018年になってからは、他の業務を抑えめにしてもらっているものの、予想通り、
忙しい日々が続いている。もう、あと1年ちょっと、何とか頑張るのみなのだが、
そんな中でも少しずつではあっても趣味活動は継続していきたいと思っている。

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【2015年1月18日9時19分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

10月の出撃が“決定”しているのは、水島臨海鉄道の「鉄道の日」イベント。
例年通り、倉敷市駅の物販からスタートして倉敷貨物ターミナルへ...という流れに
なりそうな。そんなイベント当日のメニューが少しずつ臨鉄の公式サイトに
アップされており。会社から帰って、それをチェックするのも楽しみの1つ。

あとは、懐かしの路面電車を見に、東へ西へと駆け回りたい...と思っているが。
10月は大相撲もないので、<鉄>活動に少しでも注力できるよう頑張りたい所存。

そんなわけで、拙ブログも毎晩記事をアップするだけで目一杯、皆さんのブログも
気になっているのだが、巡回する時間もなかなかとれなくて...申し訳ない限り。

さてさて、そんな拙ブログ、引き続き8月25日の富山地鉄撮影記。
「立山線の沿線撮り」が「本線の(ほぼ)駅撮り」に“変質”してしまったのは、
兎にも角にも、空を覆い尽くそうとしている分厚い灰色の雲のせい。

「特急TY列車が来るまで、何とか、持ちこたえて欲しい!!」
空を見上げて、そう祈るしか無かったのだが...

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8月の富山に「ちてつ」を追って(4)寺田駅で、短く長い時間 <前編> [雷鳥色の電車たち[富山地鉄]]

引き続き、8月25日の富山地鉄撮影記。

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【2018年8月25日15時08分】 富山地鉄本線・寺田駅付近

<変態鉄>が小学生時代を過ごしたのは千代田区隼町というところ。
皇居の半蔵門のすぐ近く、国立劇場とか...、小さい頃住んでいた家は集合住宅の
3階だったが、ベランダへ出ると、はるか向こうに(← こども心にはそう映った)
最高裁判所の所、カーブしている首都高を走るクルマがよく見えた。

そんな都心で育った<変態鉄>だが、小さい頃は、真夏になると、例えば
家の近くで“打ち水”するのは日常のことだったし、周囲の大人たちは夏の午後
「一雨来ると良いですね~」なんて会話を交わしていた。

夏休み中、<変態ガキ鉄>にとっては苦痛以外の何物でも無かったのが、小学校の
プール指導。その帰り道、自宅まで10分ほどの道のりでも、ゴロゴロっと来て
夕立に見舞われることもあった。30年前の思い出。

でも、その“夕立”というコトバ、最近はめっきり聞かなくなった気がする。

「ザッと一雨来たら、涼しくなるのに...」なんて会話、今ではコワくてできない。
午後、積乱雲が広がってきて空が暗くなって、少しヒンヤリした風が吹いたら...

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8月の富山に「ちてつ」を追って(3)やっぱり「ドンドン」!? [雷鳥色の電車たち[富山地鉄]]

どうしても「立山号」のヘッドマークを付けて立山線を走る14760形「だいこん」
電車を撮りたい...、その一心で地鉄立山線を撮りにでかけたのは8月25日のこと。

半月前の、あまりにもショックすぎる“大撃沈”。その“リベンジ”として
出かけたのだが...。ヘッドマークがよく見えるように正面がちに、典型的な
列車写真を撮れる場所として思い描いていたのは「あるぺん村」前の踏切。

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こういう写真が撮れると、そう思ってのことだった。でも...

この写真と、ほぼ同じ位置でカメラを構えたのだが...

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8月の富山に「ちてつ」を追って(2)「サンダーバード」の近くに... [雷鳥色の電車たち[富山地鉄]]

富山地鉄には、ワンマン化されたいまも「特急電車」が走っている。
いや、それ自体はわが地元、京王線も変わらないのだが...
わずか100円、終点まで乗っても200円だが「特急料金」が必要な特急電車である。。

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【2018年8月25日7時47分】 富山地鉄・電鉄富山駅

観光列車運用の場合(と一部形式)以外、夏ダイヤ期間中は大型ヘッドマークを
掲出して走る姿が見られる。「うなづき」「立山」「アルペン特急」と、
「エリア特急 くろべ」、それぞれの列車に専用のヘッドマークが準備され...

ちなみに「うなづき」号には“春バージョン”と“秋バージョン”の2つの図柄の
ヘッドマークがあって、この朝、電鉄富山駅に掲げられていたのは、紅葉の宇奈月
“秋バージョン”である。(季節ごとに使い分けている訳では無い)

「どこで撮るか??」

悩んだのだが<徒歩鉄>として容易にアクセス可能な場所、さらに、正面がちに
ヘッドマークが目立つ撮り方が可能になる場所...ということで、考えた撮影地は
「サンダーバード」だった。

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8月の富山に「ちてつ」を追って(1)ぷろろーぐ [雷鳥色の電車たち[富山地鉄]]

すべては...

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【2018年8月25日7時46分】 富山地鉄・電鉄富山駅

このヘッドマークを掲げて立山線を疾走する地鉄特急を撮りたい...ということで。
そう、これを撮りに訪れたのは8月11日の富山。

でも...

なぜか、あとにも先にもこのときだけ。

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【2018年8月11日10時40分】 富山地鉄立山線・釜ヶ淵-沢中山

EOSくんのシャッターが作動しなくなるという謎のトラブル。
これは、ショックだった。あまりにもショックで...

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北陸のディープ<鉄>を巡る旅(19)えぴろーぐ [鉄分の濃い旅行記録]

途中、中断を挟みながら20回近く続けてきたこのシリーズもいよいよ最終回。
“敦賀”といえば北陸地方なのだが、ぬぁんと...

JRになってからの30年間で、北陸本線の“デッドセクション”(交直切替え)は
米原から、長浜を経て、いまでは敦賀まで北上しており。
「敦賀発播州赤穂ゆき」という新快速電車も珍しくない存在。大阪までは
ピッタリ2時間である。敦賀と言えば北陸だから、そのイメージで行けば、
帰りのヒコーキは小松か富山からの便を予約するべきところだったが、敦賀なら
小松に戻るより大阪に出る方が圧倒的に便利なのである。

「青春18きっぷ」の予定だったので、大阪まで新快速で出て伊丹空港へ...
そんなルートにしたのである。

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【2018年8月12日16時13分】 北陸本線・敦賀駅

でも...、夕方の“帰宅時間帯”の快速電車。“18キッパー”と呼ばれる老若男女で
大混雑が予想されたので、少し早めに16時前にはホームに向かったのだった。

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北陸のディープ<鉄>を巡る旅(18)敦賀鉄道資料館 <後編>

やはり、いくつになっても“出撃”となるとコーフンするもの。
木曜日は朝一番で「みどりの窓口」へと向かう予定。といっても“時報打ち”
なんてお願いするような列車では無いはずだが、意外な人気列車である。

そう、10月13日の晩に東京駅を発つ特急寝台「サンライズ出雲」号である。

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【2014年10月12日11時05分】 水島臨海鉄道水島本線・西富井駅

この2014年「鉄道の日」のイベント、台風が接近してくる中での“出撃”だった。
すぐ前の台風で東海道線が不通、急遽、スケジュールを変更して品川始発の
「のぞみ」号で駆けつけたのだった。

それ以来、毎年のように10月の「鉄道の日」は水島臨海鉄道を訪れている。
というわけで、今年も...

8月の旅行記を引っ張りながらも、10月の出撃を考えているのである。
そんな<変態鉄>、8月12日の午後は敦賀に居た。

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北陸のディープ<鉄>を巡る旅(17)敦賀鉄道資料館 <前編>

仕事柄、17時台から18時台というのは非常に忙しい時間帯で。
とは言いつつも、ふとした瞬間に、あの横綱の取り組みが気になって仕方ない
<変態鉄>なのである。何とか、辛勝ながらも3連勝、尤も、中日を過ぎてからの
上位戦が不安...だが、何とか1つでも多くの白星を重ねながら千秋楽まで...
そう願うばかりなのである。

さて、そんな<変態鉄>、10月の“出撃”に向けて準備を開始しているのである。

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【2015年1月18日12時45分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

そう、今年も10月14日の「鉄道の日」は水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナルへと
出撃するのである。去年は、キハ205のお伴はDD50型ディーゼル機関車、
今年はキハ30形、国鉄型キハの2両編成で展示運転が行われるとのことで。

いまから、楽しみなのである。

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【2018年8月12日14時45分】 福井県敦賀市金ケ崎町付近

さて、今夏、見に行ったのは敦賀市に静態保存されているキハ28 3019号車。
これさえ撮れば、今夏の旅の目的は全てなのだが、そこから少し歩くと...

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北陸のディープ<鉄>を巡る旅(16)最後は敦賀。 [保存車・廃線跡]

人間、誰でも何事でも“慣れ”というのは全てが良い結果をもたらす訳では無い。
時に“原点”に立ち返って、自分が身につけてきたもの、逆にそれによって
失ってしまったものがないか、自分自身をよく見つめてみることも大切では無いか

と、そんなことを思うのである。

そんな<変態鉄>、最近、ちょっと失ってしまったかも知れないと思っているのが...

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【2018年8月12日14時39分】 福井県敦賀市金ケ崎町付近

そう「わかさ」なのである。40歳になると...

という出だしは、冗談なのだが。

敦賀と京都府の舞鶴を結んだ急行「わかさ」はJR化後も長らくの間、
キハ58系急行型ディーゼル動車が受け持った急行運用だった。青地に白の小浜線色
で走っていた姿、<変態鉄>もちょっとだけ覚えている。

そういう意味で、国鉄型というのは、どこで見ても違和感がないのが凄いところ。
北陸を巡るなら、絶対にこのキハに会いたいと思っていた。

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