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北関東に“乗り得”列車を(6)いわき駅 [鉄分の濃い旅行記録]

最近、<変態鉄>が“撮りたい”“乗りたい”と思うような列車に出会わなくなった。
特にJR東日本管内は...、もう干からびているようなイメージ。

首都圏に事実上、最後まで残っていた“国鉄型”、185系特急型電車もとうとう置換えが
本格化するらしくて。中央本線の“お古”を捻出して東海道本線の電車を置き換える
というのも<変態鉄>から見れば“ちょっとあり得ないこと”なのである。

「国鉄型」は...、既に80年台末、分割民営化直後、JR各社が意欲的に新車を投入して
いた時代の“JR第1世代”の車両たちも置換えが進んでいるのだから...

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【2018年8月10日10時14分】 石川県小松市土居原・土居原ボンネット広場

ということで、<変態鉄>が撮りに行くのも、現役の車両よりも保存車の方が増えて
きたように思うのである。先日、北陸に出かけるときも、ヒコーキを富山では無くて
小松にしたのは、ずっと訪れたかったこの電車を撮るためだった。

ボランティア団体と地元自治体がうまく連携する形で、新しい形での静態保存...
となっているのが“土居原ボンネット広場”、北陸本線の特急「白山」、急行「能登」
クハ489-501号車が保存されている。車内も公開されており、久々に国鉄型特急電車の
車内に入ることができたのだった。

そんなボンネット特急、関東地方で最後まで見られたのが常磐線「ひたち」号だった。
その「ひたち」号の速達便が「スーパーひたち」、JR発足直後、それまでの特急の
イメージを覆すような、驚きをもって受け止められたのが、“タキシードボディ”、
真っ白な車体の651系特急型電車だった。それが、いまは普通電車として...

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