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夏の、広島、倉敷へ(9)臨海鉄道の朝 <前編> [水島臨海鉄道キハ20]

<変態鉄>がよく訪れる路線の1つが「水島臨海鉄道水島本線」、倉敷駅に隣接した
倉敷市駅から、水島臨海工業地帯のまっただ中にある三菱自工前駅まで、10 km少々。
前記事でも書いたとおり、この工業地帯への貨物輸送こそが「臨海鉄道」の役割。

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【2018年6月25日7時58分】 水島臨海鉄道水島本線・倉敷市-球場前(後追い)

でも、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線と並んで、水島でも旅客営業が行われている。
全線が倉敷市内にあたるのだが、水島地区も臨海部以外は宅地が広がっており、
沿線には学校もあって、通勤通学客も少なくない。
水島本線では日中も毎時1~2本の旅客列車がディーゼル動車1~2両で運転されている。

平日朝の輸送力列車には、国鉄型キハが充当されるのである。

先代のキハ20形が引退して、キハ37・38形という、「国鉄型」といっても分割民営化を
視野に入れて、国鉄最末期に製作された車両だが...

いまも、キハが走っている路線である。キハは7時半に倉敷市に上がってくるのだが、
でも、その前に撮りたい列車があって...

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