新春、関西私鉄とキハを撮りに(12)法華口駅
自分が撮る路線というのは大半が単線のローカル線。
そうすると、列車の運転間隔というのは交換可能駅どうしの距離によって制約されるわけで。
例えば、<変態鉄>がよく訪れる小湊鉄道線は上総牛久以遠までの市原市内区間では、列車交換のできない駅の方が限られるが(上総三又駅だけ)、上総牛久以遠には里見駅しか交換可能駅がなく。
だから、上総牛久~上総中野間は概ね1時間間隔が限界で。
その里見駅ではタブレットキャリアに入れられた票券とスタフを駅員さんを介して上下列車で交換するシーンが見られる。

【2016年11月5日10時12分】 小湊鉄道線・里見駅
いわゆる、非自動閉塞式、画になるので趣味者としては嬉しいのだが、このためには駅に運転扱いのできる職員を常駐させる必要が生じて。そのため、駅の無人化が進む小湊鉄道でも里見駅は駅員配置駅。
北条鉄道は全長14 kmほどの短い路線。国鉄からの転換当時、すでに途中駅の列車交換は行わなくなっており。北条町-粟生間を1時間ヘッドで同じ列車が往復し続けるだけになって。
でも、それが朝晩ラッシュ輸送のボトルネックにもなっていたようで。
中間に近い法華口駅に交換設備を設けて、2列車運行を可能にすれば約30分間隔での運転となる。それに向けた検討は長らく行われていたのだとか...
2020年、コロナ禍の最中に法華口駅の交換設備、初の「票券指令閉塞式」での運転が開始され。
その増発分に秋田で余剰になっていたJR東日本のキハ40形を導入したことが、<変態鉄>が北条鉄道に注目するキッカケになったのだった。
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そうすると、列車の運転間隔というのは交換可能駅どうしの距離によって制約されるわけで。
例えば、<変態鉄>がよく訪れる小湊鉄道線は上総牛久以遠までの市原市内区間では、列車交換のできない駅の方が限られるが(上総三又駅だけ)、上総牛久以遠には里見駅しか交換可能駅がなく。
だから、上総牛久~上総中野間は概ね1時間間隔が限界で。
その里見駅ではタブレットキャリアに入れられた票券とスタフを駅員さんを介して上下列車で交換するシーンが見られる。
【2016年11月5日10時12分】 小湊鉄道線・里見駅
いわゆる、非自動閉塞式、画になるので趣味者としては嬉しいのだが、このためには駅に運転扱いのできる職員を常駐させる必要が生じて。そのため、駅の無人化が進む小湊鉄道でも里見駅は駅員配置駅。
北条鉄道は全長14 kmほどの短い路線。国鉄からの転換当時、すでに途中駅の列車交換は行わなくなっており。北条町-粟生間を1時間ヘッドで同じ列車が往復し続けるだけになって。
でも、それが朝晩ラッシュ輸送のボトルネックにもなっていたようで。
中間に近い法華口駅に交換設備を設けて、2列車運行を可能にすれば約30分間隔での運転となる。それに向けた検討は長らく行われていたのだとか...
2020年、コロナ禍の最中に法華口駅の交換設備、初の「票券指令閉塞式」での運転が開始され。
その増発分に秋田で余剰になっていたJR東日本のキハ40形を導入したことが、<変態鉄>が北条鉄道に注目するキッカケになったのだった。
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