梅雨空の下、阪堺電車を（１）ぷろろーぐ

6月中旬、前触れなく。
例年、9月頃に行われることが多かった（ような気がする）阪堺電車モ161形車の撮影会。今年は7月に開催されるようで。
だいたい、いつも＜変態鉄＞が行くことができない土曜日の日中に設定されることが多く、泣く泣く断念するもの...という認識だったのだが、今年は4日連続で実施、しかも平日分は「定員10名」ということで。
これは我孫子道の車庫内で撮るだけでは無く、午前はモ161形車撮影会、そのまま午後から海道畑駅跡での撮影会という欲張りなプランで。

そのスケジュールの中には＜変態鉄＞の仕事の公休日である、7月12日、金曜日も含まれており。
もちろん、募集開始に合わせてこちらを申込み。そして、銀行振込で参加料を...

募集期間は当初よりちょっと延長されたようだが、今回のメインのような感じで、そして、＜変態鉄＞が絶対に参加できない土曜日夕方の「薄暮撮影会」が人気の他は、梅雨空か猛暑の二択のような時期の海道畑駅跡の撮影会は人気がないのだろうか、自分が申し込んだ金曜日の分は最後まで最少催行人数をクリアできるか否かギリギリのラインで。
最後まで不安だったのだが...

7月に入って、ツアーの書面が正式に届いてテンションが上がる...筈のところ、天気予報をチェックするごとに憂鬱な。
それでも、その日はやってくる。海道畑で熱中症にでもなると参加者の皆さんに迷惑をかけることにもなり、そんなことを考えると前夜のうちに大阪入りしてゆっくり休んでから参加するべきだろう...と、仕事をちょっと早めに切り上げる前提で、関空ゆきの最終便を予約して。
ホテルは空港からなるべく近く...、泉佐野駅前のビジホを予約して。

当日は、やはり、雨の予報のまま変わらず。


【2024年7月12日12時10分】　阪堺電気軌道・大和川検車区

残念ながら午前中の我孫子道車庫でのモ161形車撮影会は雨の降る中の開催。
でも、午後には雨も上がって、レインコートを着ての海道畑...という最悪の事態だけは免れたのだった。

「次の姿」が明かされないまま、モ162号車の筑豊電鉄とのコラボ塗装は今回の撮影会が最後...ということだけはアナウンスされており。
「休車」中の僚車２両とともに我孫子道に並ぶ姿を。

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