もう1つの「キハ205」(ひたちなか海浜鉄道 20191208)(4) [鉄分の濃い旅行記録]
~~ お知らせ ~~
このブログは、2020年1月中を目途に更新を終了します。
新ブログ「金失いの道ゆけば Part 2」も、よろしくお願いします。
こちら→ https://gohachinihachi1978.blog.ss-blog.jp/
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昨日は失礼しました。満を持して...とはならないものの、12月8日の
ひたちなか海浜鉄道の話題を。再開することにして...
【2019年12月8日14時53分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
全線が茨城県ひたちなか市内を走る、ひたちなか海浜鉄道湊線。
途中の那珂湊駅は漁港があって、市町村合併で「ひたちなか市」になるまでは
勝田市と那珂湊市。その那珂湊市の中心部だったわけで。
少し離れているので、川の流れを見ることはできないが、勝田駅から那珂湊駅までは
ほぼ那珂川の北岸を東へ進み、那珂湊駅のところで河口に出たら、進路を北に変え、
海水浴場として知られた阿字ヶ浦駅へと至る。
だいたい列車は1時間あたり1~2本。基本的には勝田-阿字ヶ浦間を往復しているが
朝晩にだけ勝田-那珂湊という区間便がある。これらは「土休日運休」と書かれ、
那珂湊への通勤通学輸送の列車だと分かるのだが、この中に1往復だけ「毎日運転」の
区間便がある。
那珂湊 15:51 → 16:06 勝田 16:19 → 16:33 那珂湊
である。車庫があるのは那珂湊駅なので、16時前に出庫して1往復したら、そのまま
入庫という何とも気楽な運用なのである。
この区間便で1往復したら、おしまいという運用が...
…… ……
同社のウェブサイト(→ こちら)に社長さんのブログ「海浜鉄道日誌」が
掲載されていて。その11月11日のエントリーに
「キハ205 ずっと週末は走らせますか」
というのを見つけて。それがキッカケになって、この撮影行を考えた...ということ
なのだが。でも、仕事やら何やら。結局、訪問できたのは12月に入ってから。
冬至に向かって昼の長さが一番短くなっていく時期。16時台の走行写真というのは
(特に東日本では)よほど恵まれた条件でないと厳しいものなのである。
いや、もちろん、<変態鉄>のカメラだって5桁ISOの超高感度撮影にも対応して
いるので「撮ろうと思えば撮れる」はウソでは無いが、でも...
「4桁ISOだってノイズでぐちゃぐちゃな画像になるじゃないかぁ!!!」
不惑を過ぎて、すっかり“旧型人間”になってしまって。ISO800だって“泣く泣く”。
だからこそ「晴れ 降水確率 0%」という万全の予報に意気揚々と“出撃”してきた
はずだったのだが...
2019年12月8日(日)晴れのち曇り
ということで、15時台の出庫までに2本前の列車で...だいたい1時間前に撮影地入り
しておけば大丈夫だろう...と。
まぁ、つまりヒマだったのである。
【2019年12月8日13時58分】 茨城県ひたちなか市湊本町付近
ということで駅前の通りを海の方に800 mくらい歩くと「おさかな市場」に出る。
駐車場の入庫待ちのクルマがいっぱい。市場の手前の交差点付近からは微動だに
しない状況になっていて。こういうとき、身軽なのは<徒歩鉄>である。
【2019年12月8日13時54分】 茨城県ひたちなか市湊本町付近
魚市場といっても業者向けのものは別にあるはずで、こちらは観光客向けの店舗が
中心で。干物やらミリン干しやら...、ちょっと試食したり。
ウロウロしながら。
【2019年12月8日13時55分】 茨城県ひたちなか市湊本町付近
待つのが嫌いな性格の<変態鉄>。並ばずにすぐ入れるお店...食堂に入って。
中にはTV番組のサイン色紙などが所狭しと並んでいるお店だったが...
“焼き魚定食”か“鉄火丼”か迷った末に後者を選択。
でも...、何だろう。完全なまでに“観光客料金”、千数百円を払ってマグロが
5切れほど。食べ終えても後悔しか残らなかった。
気を取り直して、元来た道を駅の方に引き返し。
【2019年12月8日13時07分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
このとき、<変態鉄>の中には大きな不安が...
それは...
そう、先ほどの魚市場の写真にもあるのだが、空には分厚い雲が増え始めてきて。
雲の切れ端が1つ2つ通過して行くという感じでは無い。いつの間にか空一杯に
分厚い灰色の雲が広がってきたのである。
那珂湊駅に戻れば、14:11発の列車がちょうど発車するタイミング。
列車別改札制が徹底されている同駅なのだが...
記念きっぷを買うついでに駅員さんに「ホームで写真を撮っても...」と
頼んでみたら、先に中に入れてくれて。
【2019年12月8日14時19分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
まずは...
【2019年12月8日14時19分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
ホームの勝田側の線路にキハ205号車が留置されていて。
ホーム上の詰所(??)の窓ガラスに映ったキハ205号車。こんな写真からスタートする
あたり、やはり、<変態鉄>なのだが。
【2019年12月8日14時22分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
もちろん、ちゃとした記録写真も撮っている。
奥の線路で留置されているキハ11形とともに。
JR東海、東海交通事業から転入してきたキハ11形は、いまや、ひたちなかの主力車。
90年台はじめ、この車輌が高山本線の新型車だった時代を見ているだけに...
自分も歳をとったものである。
【2019年12月8日14時21分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
同線名物でもある特徴的な駅名看板とキハの姿を。
この数枚の写真でも陽が射して明るいときもあれば、曇って暗いときもあって。
でも、「明るい時間」はだんだん少なくなっていくようにも思われ。
【2019年12月8日14時29分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
粘り強く、その晴れるタイミングを待って。形式写真風のこの1枚。
何とか晴れカットが残せて...。
【2019年12月8日14時53分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
そして、14:53発の勝田ゆきで撮影地に向かうのである。
ちなみにこの写真を撮るべく構えていた、ちょうどそのタイミングでキハ205号車に
運転士さんが乗り込んでエンジンを始動、思いっきり爆煙が上がったのだった。
(つまり、撮り損ねた...ということ)
【2019年12月8日15時00分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・中根駅
湊線の撮影地...といえば、中根駅周辺一択だろうか。(他に知らないだけ)
でも、到着してみると...
空の状況は、もはや絶望的だったのである。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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全線が茨城県ひたちなか市内を走る、ひたちなか海浜鉄道湊線。
途中の那珂湊駅は漁港があって、市町村合併で「ひたちなか市」になるまでは
勝田市と那珂湊市。その那珂湊市の中心部だったわけで。
少し離れているので、川の流れを見ることはできないが、勝田駅から那珂湊駅までは
ほぼ那珂川の北岸を東へ進み、那珂湊駅のところで河口に出たら、進路を北に変え、
海水浴場として知られた阿字ヶ浦駅へと至る。
だいたい列車は1時間あたり1~2本。基本的には勝田-阿字ヶ浦間を往復しているが
朝晩にだけ勝田-那珂湊という区間便がある。これらは「土休日運休」と書かれ、
那珂湊への通勤通学輸送の列車だと分かるのだが、この中に1往復だけ「毎日運転」の
区間便がある。
那珂湊 15:51 → 16:06 勝田 16:19 → 16:33 那珂湊
である。車庫があるのは那珂湊駅なので、16時前に出庫して1往復したら、そのまま
入庫という何とも気楽な運用なのである。
この区間便で1往復したら、おしまいという運用が...
…… ……
同社のウェブサイト(→ こちら)に社長さんのブログ「海浜鉄道日誌」が
掲載されていて。その11月11日のエントリーに
「キハ205 ずっと週末は走らせますか」
というのを見つけて。それがキッカケになって、この撮影行を考えた...ということ
なのだが。でも、仕事やら何やら。結局、訪問できたのは12月に入ってから。
冬至に向かって昼の長さが一番短くなっていく時期。16時台の走行写真というのは
(特に東日本では)よほど恵まれた条件でないと厳しいものなのである。
いや、もちろん、<変態鉄>のカメラだって5桁ISOの超高感度撮影にも対応して
いるので「撮ろうと思えば撮れる」はウソでは無いが、でも...
「4桁ISOだってノイズでぐちゃぐちゃな画像になるじゃないかぁ!!!」
不惑を過ぎて、すっかり“旧型人間”になってしまって。ISO800だって“泣く泣く”。
だからこそ「晴れ 降水確率 0%」という万全の予報に意気揚々と“出撃”してきた
はずだったのだが...
2019年12月8日(日)晴れのち曇り
ということで、15時台の出庫までに2本前の列車で...だいたい1時間前に撮影地入り
しておけば大丈夫だろう...と。
まぁ、つまりヒマだったのである。
【2019年12月8日13時58分】 茨城県ひたちなか市湊本町付近
ということで駅前の通りを海の方に800 mくらい歩くと「おさかな市場」に出る。
駐車場の入庫待ちのクルマがいっぱい。市場の手前の交差点付近からは微動だに
しない状況になっていて。こういうとき、身軽なのは<徒歩鉄>である。
【2019年12月8日13時54分】 茨城県ひたちなか市湊本町付近
魚市場といっても業者向けのものは別にあるはずで、こちらは観光客向けの店舗が
中心で。干物やらミリン干しやら...、ちょっと試食したり。
ウロウロしながら。
【2019年12月8日13時55分】 茨城県ひたちなか市湊本町付近
待つのが嫌いな性格の<変態鉄>。並ばずにすぐ入れるお店...食堂に入って。
中にはTV番組のサイン色紙などが所狭しと並んでいるお店だったが...
“焼き魚定食”か“鉄火丼”か迷った末に後者を選択。
でも...、何だろう。完全なまでに“観光客料金”、千数百円を払ってマグロが
5切れほど。食べ終えても後悔しか残らなかった。
気を取り直して、元来た道を駅の方に引き返し。
【2019年12月8日13時07分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
このとき、<変態鉄>の中には大きな不安が...
それは...
そう、先ほどの魚市場の写真にもあるのだが、空には分厚い雲が増え始めてきて。
雲の切れ端が1つ2つ通過して行くという感じでは無い。いつの間にか空一杯に
分厚い灰色の雲が広がってきたのである。
那珂湊駅に戻れば、14:11発の列車がちょうど発車するタイミング。
列車別改札制が徹底されている同駅なのだが...
記念きっぷを買うついでに駅員さんに「ホームで写真を撮っても...」と
頼んでみたら、先に中に入れてくれて。
【2019年12月8日14時19分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
まずは...
【2019年12月8日14時19分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
ホームの勝田側の線路にキハ205号車が留置されていて。
ホーム上の詰所(??)の窓ガラスに映ったキハ205号車。こんな写真からスタートする
あたり、やはり、<変態鉄>なのだが。
【2019年12月8日14時22分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
もちろん、ちゃとした記録写真も撮っている。
奥の線路で留置されているキハ11形とともに。
JR東海、東海交通事業から転入してきたキハ11形は、いまや、ひたちなかの主力車。
90年台はじめ、この車輌が高山本線の新型車だった時代を見ているだけに...
自分も歳をとったものである。
【2019年12月8日14時21分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
同線名物でもある特徴的な駅名看板とキハの姿を。
この数枚の写真でも陽が射して明るいときもあれば、曇って暗いときもあって。
でも、「明るい時間」はだんだん少なくなっていくようにも思われ。
【2019年12月8日14時29分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
粘り強く、その晴れるタイミングを待って。形式写真風のこの1枚。
何とか晴れカットが残せて...。
【2019年12月8日14時53分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
そして、14:53発の勝田ゆきで撮影地に向かうのである。
ちなみにこの写真を撮るべく構えていた、ちょうどそのタイミングでキハ205号車に
運転士さんが乗り込んでエンジンを始動、思いっきり爆煙が上がったのだった。
(つまり、撮り損ねた...ということ)
【2019年12月8日15時00分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・中根駅
湊線の撮影地...といえば、中根駅周辺一択だろうか。(他に知らないだけ)
でも、到着してみると...
空の状況は、もはや絶望的だったのである。(つづく)
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